人気ブログランキング | 話題のタグを見る

blog版 がおろ亭

sspaces.exblog.jp
ブログトップ
2011年 10月 05日

危ないゴミ

エヌエスネットの川下りの最終回に行ってきました。
この日は天気も良く、参加者も多く集まっていただき、二艇出すことができました。
良さんの報告

水位は平水よりかなり高く、流れも速かった。
出発前に美並でラフティング・ガイドをやっていたカメさんに、この流れは侮れんと何回も言われたので、若干心配だったのです。
けど、みんな頑張って漕いでくれたので、目的の各上陸地点に漕ぎいれることができました。
久々に使用したグラブナーのボートは操縦性もよく、扱い易かったです。
ただ、シートのチューブを全部ボートにストラップ止めするのは面倒くさいですね。

旧鵜飼広場前から出発し、忠節橋上左岸に上陸して昼食としました。

ここで事故発生。
昼食後、スローバックで遊んでいた子供たちのロープをちょっと掴んだ良さんが悲鳴をあげました。
右手を左手で掴んで何か負傷した様子。
駆けつけて、よく見ると右手中指の第二関節あたりに、折れた針のようなものが刺さっています。
「抜いてくれ」というので、指で摘み、反しがないことを祈りつつゆっくり引き抜くと、かなりの長さの反しのない針が抜けてきました。
危ないゴミ_e0064783_22414053.jpg

抜いたところからは血がつーっと流れだしましたが、圧迫してすぐに止まりました。

ロープを点検して驚きました。
危ないゴミ_e0064783_22415571.jpg

鮎釣りのガリ(引っ掛け漁)の仕掛けが塊になってロープに絡まっていました。
この鉤が良さんの指に刺さったあと折れたのです。
ぞっとするような事故でした。

よく周囲の状況を確認して遊ばせるべきだったと反省しても後の祭り。
みんなで探すと、いろんなところに捨ててあるガリの仕掛けがいっぱい。
危ないゴミ_e0064783_2242165.jpg

ガリ漁が禁止されていない以上、河原から廃棄された釣り針をなくすのは不可能だと思います。
川で野外活動の指導をする者は廃棄された釣り針に十分注意すべきです。
釣り人にも可能な限り回収をお願いしたい。

その後は順調に下降。
女の子たちがふざけて水を掛けてくるのが、寒くてかないませんでした。
危ないゴミ_e0064783_22424047.jpg

動物の足跡探しをするポイントに上陸すると、そこには太陽で暖められた天然の露天風呂(水溜り)が。
みんな浸かってまったりしました。
危ないゴミ_e0064783_22425261.jpg

陸上サポートのカミさんが見つけてくれた絶好の観察ポイントで、タヌキ、ヌートリア、イタチ?などのフット・プリントを観察し、気に入ったやつを各自石膏で型を取ってお土産にしました。

これはタヌキの前足に後ろ足が重なったと思われる足跡。
危ないゴミ_e0064783_2243773.jpg

タヌキはふつう前足とは別の場所に後ろ足を置くことが多いらしいです。

by s_space_s | 2011-10-05 23:09 | 自然 | Comments(0)


<< Every man think...      やっぱり男は肉 >>