blog版 がおろ亭

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2011年 11月 01日

落ち鮎

毎朝、自転車で通勤しながら、長良川温泉の旅館街の川沿いを走っています。

いつも見かけるのは、長良川鵜飼の鵜匠六人の一人、山下哲司さんです。
鵜の籠を川の水に浸けて洗ってみえます。
寒い冬の朝でも、この作業をやってみえるのを毎日見ます。
たいへんなお仕事です。
ちなみに、山下さんのお宅の庭には楠の大木があり、それを眺めるのが朝の通勤の楽しみのひとつです。

今日も10個ぐらい籠を川に浸けて洗ってみえました。
その横で、この時期になるとよく見かける投網の漁師さんが座って話をしています。
お二人は今年の鮎漁の出来について話しているのでしょうか。
川のほうを見ると魚が水面を跳ねています。
NSネットの川下りの上陸ポイント上(かみ)の入り江になったとところです。

魚が気になったので降りて行って、山下さんに尋ねると、跳ねているのはアユとのこと。
漁師のおじさんが、浅瀬に溜まっているアユが黒く見えるというので、よく見ると川底に黒い雲のように固まっている影が見えます。
3畳ほどもある塊がゆっくり上に行ったり下に行ったり動いているのが確認できました。
同じような塊が分かれていくつかありました。
そのひとつに今朝カワウが突っ込んだそうです。
危険がいっぱいなのでアユの集団はけっこうナーバスです。

漁師さんはすっと立ったかと思うと忍者みたいに岸に近づきました。
そして持っていたテーナと呼ばれる網を投げました。
この網は投網と違い天井がありません。
細長いカーテン状の網を、群れを囲うように投げ、開いている手前の水面に石を投げ入れます。
驚いたアユは驚いて網に突進し掛ってしまうという寸法です。

網を手繰り寄せると10匹ほどのアユが掛っていました。
黒くなってサビが入ったようなのが多かったけど、中にはぽっちゃりとして奇麗なのも。
黒くなったアユは干物にしたり、フライにしたりするそうです。

長良橋下の瀬を少し下ったあたりにアユの産卵場所があります。
アユたちはそこへ行きたいのでしょうが、橋の上(かみ)に瀬張りがしてあるので、怖がって下れず、大水が出るのを待っているのだと思います。


これから、通勤しながらアユが飛び跳ねているのを見るのも楽しみになります。
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by s_space_s | 2011-11-01 13:50 | 自然 | Trackback | Comments(0)
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