blog版 がおろ亭

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2013年 09月 02日

滝の上の岩魚

この土日、台風は温帯低気圧に変わりましたが、すっきりしない天気でした。
土曜日はガイドがキャンセルになったので、家でおとなしくしていました。
日曜日は少し動きたくなり、近くの渓流に毛ばり釣りに行ってきました。

家から車で1時間かからない奥美濃の谷です。
これぐらい近場だとアマゴの谷が多いのですが、この谷の源流には岩魚しかいません。
こんな滝の上流にも源流まで岩魚が生息しています。
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かなり奥まで林道が入っていて、源流部に石垣の跡があったり、昔から山仕事で人が入っていた谷です。
上の写真の滝までは、なんとなくニッコウイワナの混じったヤマトイワナ風なのが釣れました。
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滝を越えて釣れた魚体を見ると、明らかに下流の岩魚と違う特色がありました。
大きな白い斑紋から、ニッコウイワナの特徴が強く残った個体だと思われます。
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岩魚が越えることのできない大滝上の岩魚のほとんどは、山仕事の人か漁協関係者によって放流されたものだと思います。
多分、近年になって源流に放流された岩魚は入手が容易な養殖ものが利用された。
なので、滝下にはネイティブに近い個体がいて、源流には養殖ものみたいな個体がいるという逆転現象が現れたのでしょう。
それを源流の貴重な岩魚だと有難がっているのは釣り師の勘違いかもしれません。

漁協によっては、岩魚の遺伝的特性には全然関心がないと公言しているところもあります。
(岐阜県内でも鮎で有名なある漁協の代表者の話を実際に聞きました。)
もともと自然に居なかった場所に放流された岩魚は外来種と同じという考え方もあります。
ある地域では急速に岩魚の生息範囲が拡大しているというレポートも読みました。
岩魚のハプロタイプは多くあるし、それを純血として保つべき理由も自分自身きちんと説明できないのです。

近場で岩魚が釣れるのは有難い環境なので、あまり考えんとこうと思います。
とことん考えないのが悪い癖です。



道すがらマタタビの虫こぶをたくさん拾いました。
干して、マタタビ酒を作ります。
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by s_space_s | 2013-09-02 20:26 | 釣り | Trackback | Comments(0)
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