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2014年 01月 14日

ネイチャースキーで事故

1月11日にエヌエスネットで実施した「親と子のネイチャースキー」に参加した小学校3年生の女の子がスキー中に左足首を捻って怪我をしました。
根尾東谷のキャンピングパーク近くの植林を切り開いた緩やかな斜面で遊んでいての事故でした。
ネイチャースキーではクロカン用の道具を使っており踵は固定されていませんし、靴もやわらかいので捻挫や骨折をするほど大きな力がかかることは稀です。
これまで、転倒して固い雪面に頭を打つとか急斜面を滑落するなどには注意を払っていましたが、柔らかい新雪斜面でのスキー中の転倒についてはこのスキーに付き物ということで、あまりリスクとは捉えていませんでした。

怪我をしたMちゃんはネイチャースキーが初めてでしたが、他の子供と同じように平地をすぐに歩いたり滑ったりできるようになり、楽しく遊んでいるように見えました。
お昼のお弁当を食べてから、事故のあった斜面に移動しました。
何回かこの斜面を滑って遊んでいたとき、Mちゃんが足が痛いと言っていると聞いて様子を見に行ってみると、既にスキーを外して雪の上に座っていました。

左足を捻ったというので、良さんと一緒に靴と靴下を脱がせてみると、腫れや変形は確認できず、我慢をしていたのだと思いますが、あまり痛みを訴えなかったので、捻挫だと判断しました。
幸いキャンプ場から数百メートルのところだったので、現場では処置をせず、キャンプ場まで搬送してから、処置することにしました。
小学校3年生にしてはかなり体格がいい女の子で、徒手でおんぶして搬送を初めて、縛着しなかったことを後悔しました。
休み休みキャンプ場の管理棟まで戻りました。
まず両方の靴と靴下を脱がせて比較し、腫れと変形をチェックし、触診を行いました。
少し腫れが進行していることと、足首の外側のくるぶしあたりが痛いのと脛の外側も痛むことを確認しました。
その後、椅子に足を上げさせ、ビニール袋に入れた雪で冷やしました。
すぐに戻ってくることを説明して現場へ戻り、自分の装備とMちゃんのスキーとストックを回収しました。

管理棟に戻ってきて、痛みなどについて再度確認し、腫れの進行もチェックしました。
悪くはなっていないようだったので、しばらくアイシング(20~30分程度)してからテーピングで固定しました。
Mちゃんは少し楽になったようでした。

その後、安静にするように指示しましたが、足をかばいながらも友達と遊んでおり、捻挫はそれほど酷くはないと思っていました。
集合場所の本巣の道の駅まで戻り、良さんからお母さんに事故の状況とその後の処置についてお伝えし、病院を受診するようにお願いしました。

翌日、良さんから電話があり、Mちゃんは受診の結果、骨折だったことを知りました。(骨折箇所は未確認)
当然、従来からリスク管理には最善の体制で臨んでおりますが、これを教訓に今後下記のような改善が必要だと認識しました。
・参加者への怪我のリスクの説明と注意喚起
・入念な準備体操
・できるだけ安全な転びかたと起き上がりかたの講習
・事故を想定したレスキュー装備の準備
・事故シミュレーション



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by s_space_s | 2014-01-14 12:49 | テレマーク | Trackback | Comments(0)
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