blog版 がおろ亭

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2014年 06月 21日

越前三国港までサイクリング

この土日で、自宅の岐阜市から「落ちたら死ぬ」で話題?の酷道157「温見峠」を越えて越前海岸の古い港町「三国」へサイクリングに行ってきました。
帰りは越前海岸を南下し敦賀から関ヶ原経由で只管走り、自宅まで戻りました。

ルートはこんな感じです。(クリックしてね)
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1日目は約185km、2日目は180kmちょっと走りました。ハンドルがオールランダーなので、脚よりも腕が疲れました。
26インチの太いタイヤから700×38cに交換したので、結構巡航速度が上がりました。
といっても、タイヤはブロックパターンで「ごー」とか言うし、車体が重く、変速機も蛍光灯なみの反応なので、ロードレーサーには抜かれっぱなしでした。(当たり前)

けど、たまに峠越えのサイクリングを楽しむには十分だと思いました。
今度は輪行して遠くへ行ってみたいです。
古い輪行バックもまだあるし。

残念なことにカメラのバッテリーが途中で切れかけて、あまり写真は撮れませんでした。

(1日目)
久しぶりのサイクリングなので、どのくらいのスピードで走れるのか分かりませんでした。
余裕をみて少し早めの5時頃出発。
最初はいつもの通勤経路で、金華山を眺めながら長良川沿いを走ります。
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本巣経由で、国道157号に入ります。
金原の横ずれ活断層の手前にカラーがいっぱい植えてある池がありました。
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根尾の薄墨桜に寄りました。
この桜を見るのは、就職したばかりのころに最後の本格的サイクリングで寄って以来です。
このときも温見峠を越え、大野には出ずに野宿をしながら伊勢峠、九頭竜を経て白鳥経由で岐阜へ帰りました。

幹周目通り10m。巨木です。
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昔は原っぱのような寂しげな処でしたが、立派な公園になっていました。
二代目のエドヒガンザクラが立派に大きくなっていました。
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根尾川は鮎釣りのおっちゃんたちで賑わっていました。
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最後の集落となる能郷のへの分岐を過ぎて、いよいよ冬期通行止めとなる区間に突入。
確かに「落ちたら死ぬ」かもしれませんが、件の看板は見当たりません。
思ったよりあっさりと黒津の堰堤へ着きました。

越波への分岐を過ぎて、しばらく走ると大河原の集落跡、工事関係者の方が出入りしているようでした。
夏の間だけ住んでいる方がみえるのか、畑などが手入れされている感じでした。
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道沿いのウツギの白い花がきれいです。
峠に近づくにつれてピンク色のタニウツギが多くなります。
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マタタビの白斑。
地味で小さい花に虫を惹きつけるためらしい。
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自転車から降りて、うちで握ってもらったおにぎりを食べます。
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角巻谷あたりで雨が本降りになりました。
崖の下に自転車を止めて上だけ合羽を着ました。
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峠道はだんだんきつくなり、高いギア比のポデローザでも非常にきつい。
山菜取りのおじちゃんに声を掛けられたりしながら、なんとか下りないよう峠を目指します。
雨の中10時20分、温見峠にとうちゃこ~。

能郷白山へ登るという岐阜から来たグループの方達と少しお話をして、写真を撮ってもらいました。
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かなり急で濡れているのでスピードを抑えて峠道を下ります。
道が急すぎて、おまけに悪い。
「人生、下り坂最高~!」と言っている余裕はありません。
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旧温見集落に入ると、畑仕事をしている女性がみえました。
毎週名古屋から温見峠を越えて来るそうです。
この方のおじさんおばさんは、夏の間ずっとこちらに住んでみえる。
昭和38年のサンパチ豪雪と昭和40年の豪雨で全世帯離村となった集落ですが、夏の間だけ戻って来る方が今でも数世帯あるようでした。

畑の見回りをしていたおばあさんとも立ち話をしました。
イノシシが小さいジャガイモを食べてしまうと嘆いてみえました。
「ほう、自転車でみえたの。えらいねぇ。」
こちらは遊んでいるだけなので、恐縮するばかりです。

この橋のすぐ上流に何軒か民家が残っています。
白山神社の跡が寂しい感じでした。
遙かなる大野市温見
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アオガエルの卵。
下の溝には、オタマジャクシを狙うイモリが沢山いました。
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真名川ダムのダム湖「麻那姫湖」に着きました。
真名川は麻那姫(まなひめ)の悲しい伝説からそう呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、この麻那姫像は本物の金箔らしいです。
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真名川ダムは高さ127mもあります。
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ダムのすぐ下流に巨大噴水が上がっていました。
ダムの水圧って凄い・・・

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大野市に入ると一転、平坦な道が続くようになります。
なんか北海道をサイクリングしているような気分になります。
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自動車修理工場でたむろしているお兄さんたちに道を尋ねたついでに、蕎麦屋も訊いてみると、すぐ近くにありました。
この蕎麦屋さん、製材工場の敷地内にあって、その名も「欅」
製材工場の社長さんが趣味で蕎麦打ちをやっているとこかと想像しながら入りました。
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玄関には木挽きの古い道具や骨董品などが並べられていて、益々趣味の世界です。
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店をやっているのは感じのいいおばさんとおじさん、定番おろしそばをいただきましたが、非常に美味しかったです。
ここでも、自転車で岐阜から来た話になりました。
店の事情は訊きそびれてしまいました。
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大野から福井まではほぼ平坦で走りやすいのですが、長いトンネルがいくつかあって恐ろしかった。
昔、名古屋から北海道まで自転車で往復したとき、トンネル内でトラックに幅寄せされて死ぬかと思ったことが蘇ってきたりして。
福井から越前海岸へ出る道を国道416号にとったら、疲れも来ているし、山沿いでアップダウンが多くしんどかった。

海岸に出たら、宿まではすぐなのですが、時間があるので三国港まで行ってみることにしました。
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ここが三国サンセットビーチ
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明治15年に造られた三国港突堤、通称エッセル堤が今も役目を果たしています。
先端のほうは時折、波頭が越えて洗われています。
突堤の左側は九頭竜川、右側は日本海です。
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釣りガールが大きなクロソイを釣り上げていました。

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三国は北前船の寄港地で昔から栄えたところだそうで、古い街並みが残っています。
興味深いのが、江戸時代、吉原と並んで評判の高い遊郭街があったというお話です。
遊郭の跡が残っているエリアに行ってみましたが、そちら方面に詳しくないわしは、どの建物がその名残を留めているのかわかりませんでした。

この小さな橋は、遊郭街の入口にある「思案橋」
江戸時代の男たちも?この橋のあたりで、行くか止めとこうか思案したのでしょうか。
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三国から今日の宿まで国道305号を戻りました。
並行して走っている県道との間に緩衝緑地帯があり、遊歩道がつけられているので、走ってみました。
松や背の高い草が生い茂っているので見晴らしはよくありませんが、山の中を走っているようでした。
途中で2匹の子供を連れた大きなキツネと出くわしました。
しばらくにらめっこしていましたが、繁みの中に戻っていきました。

左はラッキョウ畑かな?
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今日のお宿、民宿「荒谷」に着きました。
表から見ると釣具店にしか見えません。
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主に釣り船のお客さんが泊まる宿で、食堂の壁には大物を釣ったお客さんの写真がいっぱい張ってありました。
中には有名人の顔もちらほら。
ご主人は阿部譲二を潮風で締めたらこうなった風のごつい海の男です。

96㎝の真鯛を釣ったら身持ち良いでしょうね。
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今日の客はわしだけ。
一人で夕食をいただきます。
お料理は海の幸中心です。
ビールが美味い!


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後はやることがないので、部屋で寝転がってのんびり。
なんとなくテレビをつけていたらNHKで「55歳からのハローライフ」というドラマをやっていて、観ました。
モーレツ営業マンが早期退職してキャンピングカーで奥さんと旅行したいという夢を持つのですが・・・
かみさんことなど考えているうちに寝てしまいました。

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話が長くなったので、2日目のお話はまた次回。
ごきげんよう。さようなら。





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by s_space_s | 2014-06-21 12:22 | 自転車 | Trackback | Comments(2)
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Commented by YAMA at 2014-06-24 18:59 x
遠路はるばる、お疲れさま~!
酷道157号で温見越えは大変だったでしょう。
パンクせずに越えるのは至難の業(笑)

平野部はロードバイクじゃあないと辛いですね。
さぞビールがおいしかったでしょう(^^)/
事故や怪我なく終わってよかったです。
Commented by s_space_s at 2014-06-25 18:13
温見峠は福井県側のコンクリート舗装のガタガタがきつかったです。
ビールは水かと思うくらいすーっと入っていきました。
お仲間のみっちゃんから立石岬灯台お勧めとお聞きしたのでまたお邪魔したいと思います。
空いてるお部屋がたくさんありますので、こちら方面にもお越しください。


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