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2014年 07月 15日

大洞谷から笙ヶ岳(ゴルジュとヒルの1日)

いつも拝見しているblog「山へ行きたい!」に近場ですごいゴルジュがある大洞谷が紹介されていました。
Tsutomuさんの記録は5月なので突破が無理というか、する気が起こらなかった滝を登ったら面白いのではないかと思い、まっちゃんといしはらさんを誘って計画しました。
結局、まっちゃんは台風の影響で沢登りどころではなくなって不参加となりました。

大洞谷は情報とおり側壁の発達したすごい地形で、水線通しに遡行するには少し泳いだり、微妙なフリークライミングが必要でした。
雨が降ったり止んだりの天気で、ゴルジュの中で雨が本降りになってきたときはどうしようかと思いました。

天気のせいもあって、ヒルが無数に這い上がってきて、吸い付かれました。
ガスがかかって見通しが悪く、地図とコンパスを駆使して西尾根を辿りました。
少し尾根を間違えると急傾斜の地形で、シカの食害のため手がかりとなるブッシュもなく少し恐ろしかったです。

まず景観が素晴らしく、全ての滝が直登可能で、下降も含め非常に面白い沢登りができるところだと思いました。


【山域】美濃
【場所】養老山地、笙ヶ岳
【日時】2014年7月13日(日)
【コース】大洞谷~笙ヶ岳~西尾根下降
【メンバー】いしはらさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部)
【天気】曇り時々雨
【タイム】林道カーブ地点入渓7:10 林道終点12:00? 笙ヶ岳12:50~13:10 入渓地点15:00 
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取水堰堤を含め4つの堰堤を越える。
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突然現れた凄い廊下。
これが一の門?
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暫く歩いたところで、林道から降りてきた釣り師に遭遇。
朝、入渓の準備をしているときに林道を軽の四駆で登っていった方だった。
この辺りのプールには大物が潜んでいて、釣り師はフィックスを使って急斜面を降りてくるらしい。
釣り師には珍しくガツガツしていない方で、快く先行させていただいた。
暫く、釣っているのを見学してから、遡行再開。

二の門?
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いしはらさんが何か観察していると思ったら・・・
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ナガレヒキガエルの赤ちゃんがいっぱい
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三の門?
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ここの奥には8mほどの弱点がなさそうな滝F1が。
ロープを引いて底の見えない深い淵を泳ぐ。
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ハングしたカンテに取り付いてみる。
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気持ちいかった~!

ちょっと登ると次の二段F2 20m
二段目が、これも一見絶望的。
おまけに雨が本降りになってきた。
まずはカッパを着て、2人で思案する。
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もしかしてだけど、隠れた弱点があるんじゃないの♪
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2段目の上部はツルツルのスラブだが・・・
お?!
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いしはらさんなら登れる。
「ちょっと登ってきてみて~。」
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お願いします!
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実際、よう登ったな~って感じ。
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雨が強くなり、濁りと水滴で水中が見えず、歩きにくい。
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チョックストーンのF3
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ちょっと這い上がるのに苦労した小滝
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三条の美しいF4
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まだまだ廊下は続く
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ブルドーザーが引っかかったチョックストーン滝F5
仕上げに直登するいしはらさん
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林道終点付近は人工物の残骸や工事の爪痕がいっぱいで興ざめ。
笙ヶ岳への登山道と別れると、癒やし渓の雰囲気が漂う。
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原頭部はシカの食害のため毒のあるシダしか残っておらず歩きやすい。

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尾根に出ても、低木はアセビやドウダンツツジしか残っていない。
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頂上で靴を履き替えるのにスパッツを取ったらヒルがいっぱい潜り込んでいた。
チェックするとお腹や背中にもいっぱいくっついている。
ムーミンに出てくるにょろにょろみたいに寄ってくるので、のんびり休憩する気にもなれず、下山する。
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一箇所、隣の急な尾根に迷い込み、いしはらさんのルートファインディングに助けられる。
最後は送電線の巡視路を辿り、林道に降りる。
シカの声を何度も聞く。
車に戻ってもヒルチェックしながらバタバタと着替えして、早々に退散。


1時間ちょっとで家に帰れるので、余裕で夕飯に間に合いました。
かみさんのお誕生週間ということで、パーティー料理を息子が作ってくれました。
白ワインで乾杯。
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近場で充実、大満足の一日でした。






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by s_space_s | 2014-07-15 11:59 | 山登り | Trackback | Comments(2)
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Commented by まっちゃん at 2014-07-15 18:51 x
件の山行記とは、天候の違いで随分と雰囲気が違って見えますね。
ヒルクライム付きで、近郊とは思えぬほどに、じゅ、充実の遡行だった御様子、何よりでした。
一本南の佐谷とはまた渓相が違っています。
また、お誘い願います。
@パーティー料理のメインはパプリカ入りカレーでしょうか?
Commented by kotogroup_sakura at 2014-07-15 20:55
タラのソテー、キノコソースかけでございます。


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