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2016年 04月 25日

まっちゃんと御嶽へ

1週間前、沢登りの大家、まっちゃんから、珍しく(正確にいえば初めて)山スキーのお誘いがあった。
メールには「以前から行ってみたい春山ルート」としか書いてなくて、興味深々。
まっちゃんは、わしが尺ナンゾをスキールートとして注目する以前に、尺ナンゾ経由で摩利支天を陥としている。
それもイグルーを使用する独特のスタイルで小坂方面から林道をスキーで延々歩いて。
そのまっちゃんが何年も温めていたルートなら面白くないわけがない。

この土日はうめさんからアドベンチャーレースのお手伝いを頼まれていた。
申し訳なかったが、1日だけで勘弁してもらった。
オリエンテーリングのポスト設置は、読図のノウハウを駆使する作業で、非常に勉強になるのであるが。
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まっちゃんに連絡してみると、狙いのルートは御嶽の○○。
歴史的にも興味深いところで、さすがという感じであったのだが…。
計画について相談するうちに不安なことがいくつか。
・雪が少ない年のこの時期にスキーが使えるのか。
・十何年ぶりというスキー道具は大丈夫なのか。特に登山靴。
・まっちゃんのスキー技術はどのぐらいなのか。登山靴で滑れるのか。
などなど。

朝3時にまっちゃんの家に迎えに行き、出発。
車の中で話しながら、不安は解消されるどころか、募るばかり。
けど、彼はなんとかなると楽観的なことこのうえない。
馬目さんも「登山研修」に書いていた。
楽観的なのはクライマーの一つの資質なのだと。

濁河登山口に到着して、最初の不安は現実となった。
スキーは使えそうになく、ツボ足で登山道を歩いて継子岳までに計画を変更。

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予定のルートを観察しながら、のんびり登る。
たまにはなにも考えず、黙々と歩くのも悪くない。
まっちゃんはこれから考えているプランがあるらしく、ザックいっぱいに道具を詰めて、おまけに余分な水3L持って負荷をかけている。

乗鞍、笠をバックに楽しそうなまっちゃん

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五ノ池小屋へのトラバース道に入らず、正面の急斜面を直登する。
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ここ滑ったら気持ちいいやろうな~。
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お鉢に出て、そのまま継子に向かう。
さすがに3千m級の山である。
昨夜の雨はここでは雪だったようだ。
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四ノ池には二人のスキーヤーがいた。
きれいなシュプールを見て、うらやましかった。

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四ノ池をぐるっと周り、飛騨頂上へ。
五ノ池小屋の裏でのんびりしながら、摩利支天の斜面をうっとり眺める。
まっちゃんには興味がないようであった。
3Lの水を捨てている彼に、「下りに負荷をかけたほうがいいんじゃないの?」と突っ込んでみた。

彩雲がかかっていた。
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午後になり、かんてこが緩んだ雪面に足をとられながら下山。
登山口で恐ろしい事実が判明。
まっちゃんのプラブーツ(チベッタ)のカフが両足ともバキバキに割れていたのであった。
たぶんスキーをしていたら本体が崩壊していたであろう。
笑い話で済んでよかった。

温泉には入らず、萩原でまっちゃんリクエストの牛丼を食す。
18時岐阜着。

来年のもっと早い時期に再チャレンジしてみたい。
3つ目の不安は残ったままであるが…。

タイム:登山口6:15 継子岳10:15 飛騨頂上11:30~12:00 登山口14:00

まっちゃんの記録




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by s_space_s | 2016-04-25 17:21 | 山登り | Trackback | Comments(2)
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Commented by まっちゃん at 2016-04-30 16:43 x
三つ目は、ボワヴァン程度という認識で二年程熟成させておいて下さい。次年、またお願いします。
Commented by s_space_s at 2016-05-01 10:19
では、あの滝場を攻めるということで。


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