2008年 02月 08日

アフターディナーボルダリング

今回の南極観測隊の目玉プロジェクトの一つ(もう一つはセールロンダーネ山地調査)が、日本スウェーデン大陸トラバースプロジェクト。
ドーム富士基地よりさらに内陸の4000mを超える氷床上で会合したスウェーデン隊から研究者2名が日本隊と一緒に昭和基地に戻ってきました。

そのうちの一人がトヴェさん。天然ぽく見えるイヴァさん(失礼)に比べ学者風で一見とっつきにくそうに見えた彼ですが、バー「中宿ブルー(仮)」で飲んで話してみるとなかなか気さくな人。テレマーク本場のスキー談義に花が咲きました。クライミングもオールラウンドにやるようで、オングル島内にあるボルダーの話をしたら行きたそうな様子。次の日の夕食後に一緒に行くことにしました。

その日はA隊員から下水処理水槽への配管グリストラップの清掃という重要な任務を仰せつかっていたので、時間があまりなく、近くの「塾長ボルダー」にボルダリングマットを担いで行きました。
短い時間でしたが、2人であれこれ課題を出し合い、楽しむことができました。
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登ったどー!
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わしもたいしたクライマーではないけど、クライミングを楽しむのに国境もグレードも関係ないことが証明されました。
トヴぇさんが帰り道に被っていたキャップをくれました。
「これ見たらおれを思い出せるだろ。」
KEBNEKAISEのロゴはスウェーデンの最高峰でキングオブマウンテンという意味だそうです。
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彼は、翌朝早くヘリで昭和基地を出発し、S17から飛行機で帰国の途につきました。

11月から一緒に活動してきたオーロラオーストラリスのアイスパイロット、ジェリーさんも一緒に帰ってしまいました。(彼には来年迎えに来てもらう約束です。)
これからしらせ離岸にかけて昭和基地もだんだん寂しくなります。
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by s_space_s | 2008-02-08 04:38 | 南極 | Trackback | Comments(5)
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Commented by ワルテル at 2008-02-08 14:23 x
とべさん、なんかレイ・ジャーディンみたいな風貌ですね。ルーフクラックとか、フィーニックスみたいなルートを、むなくそ悪くなるような持久力でモリモリと登りそうに見えますがフツーなんですか。
 こちら、昨年末から準備した、室内ボルダー設置の仕事が終わり、請求を出して、きょうはちょっとやれやれな感じです。
Commented by s_space_s at 2008-02-08 18:24
「2人とも」ちゅうところに語弊があったので、訂正しました。
彼は、上体の筋力が強すぎて指を痛めてしまったと言ってました。
クラック登らせたらすごいかもしれませんね。
Commented by todo at 2008-02-09 10:27 x
お忙しくかつ楽しい日々のようですね。東京も最近寒いので日活動的になっていますが、もっと寒い南極で作業している方々がいるのですよねえ。。。えらい。
今日はセルロン隊と日ス隊が帰国されます。無事にお帰りで良かった良かった。
Commented by ワルテル at 2008-02-09 14:19 x
やはり、とべさんもレイさんみたいに強いんですね。
スカンジナビアの各地でフィヨルドの側壁とかぐいぐい登ってるのかなあ。
スエーデンでは岩登りや登山は盛んだとかおっしゃってましたか?
Commented by gaoro at 2008-02-10 16:38 x
todoさま
T隊員に会いましたか?S30で会った時は別人かと思うくらいに精悍な風貌になっていましたが、昭和に入って何日間かで元に戻ったみたいで、出発するときは、いつものT隊員でした。
こちらもまだそんなに寒くないけど、夜がだんだん長くなってきて、5時間くらいは薄暗いです。

ワルテルどん
そこまで社会的?な話題はしたようなしないような。


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