2008年 02月 19日

スカルブスネスきざはし浜

ラング行きから1日おいて2月12日~13日、もう少し南方の露岩スカルブスネス「きざはし浜」へ行ってきました。

ここも「きざはし浜」にある小屋の小屋じまいと周囲の状況確認に行きました。
リーダーである南極10回目の主、K先生のおかげで積極的に野外に出させていただいたので、思う存分活動できました。
ここで印象に残ったのは、鳥の巣湾入り口の岬にあるアデリーペンギンのルッカリー(営巣地)と「すりばち山」登山です。

「きざはし浜」は、もし暖かい土地にあったら1級のリゾート地になると思われるほど景色と雰囲気がいいビーチです。
小屋はラングの雪鳥小屋と同じような構成ですが、比較的新しいのでより快適です。
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近くには、クライマーなら涎を垂らしそうな壁がいくつもあります。
これはすぐ近くの横縞山の下部岩壁
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鳥の巣湾のルッカリーは雛が7羽しかいなくて、それも観察に行くたびに数が減っているようです。(2週間ぐらい前には9羽いたらしい)
親鳥は餌を採りに行っているのか留守で、固まった雛のすぐ傍には弱った雛を狙うトウゾクカモメが隙をうかがっていました。
そのうち全滅してしまうルッカリーなのかもしれません。
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「すりばち山」258mは海面より湖面が低い湖「すりばち池」-32mのすぐ傍にある山です。
三方はかなり傾斜の強い岩壁。南尾根は傾斜はそれほどないもののスラブ状で、ルートミスは命取りになる、登って面白い山です。
すりばち池の水は海水よりも塩分濃度が高く、なめると非常にしょっぱいです。
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昔は海だったのか、かなり海から離れているのにアザラシのミイラがありました。
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登ってきた尾根を振り返る。向こうは南極大陸。
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頂上は360度遮るもののない絶景です。その眺めにしばし我を忘れました。
シェッゲの大岩壁も低く見えます
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裏はこんな壁
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2日目は、小屋の大掃除の合間にビーチを散策しました。
白い砂浜が続いていて、ガーネットの粒からできたピンクの砂がアクセントになっています。
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舟底峠から見る舟底池とシェッゲ
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こんなとこなら何ヶ月でも滞在したいと思いました。
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by s_space_s | 2008-02-19 03:11 | 南極 | Trackback | Comments(2)
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Commented by DT at 2008-02-21 09:10 x
ごぶさたです
横縞山の下部岩壁
カムがばち効きしそーですねー

まさか寝てる??
MTBでアプローチですかね(夢想)

数年後には南極クライミングツアーなんかが出てくるんやろなー
Commented by s_space_s at 2008-02-21 18:54
やっぱりクライマーなら食いついてくるとおもいました。
横縞山の岩壁はお察しのとおり少し寝てます。
だいたい、ツウォラミメドウズのフェアビュードームなみの寝具合なので、登ったらすごく快適そうです。


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