2008年 03月 03日

ELEPHANT

レイモンド・カーヴァーの最後の短編集
ペーパーバックの原文で読みました。
わしでも辞書なしで読んで筋が追えて、カーヴァー独特の雰囲気が味わえました。

Boxes
引っ越し癖のある母との別れ。
Whoever Was Using This Bed
夫婦の安楽死観の相違の話かと思ったら最後どんでん返し。
Intimacy
別れた妻を訪ねる話。あんた何しに来たの?最後が切ない。
Menudo
隣人のかみさんとできちゃう話。Menudoってどんな味がするんやろう。
Elephant
象のイメージは、父に肩車された夢から。だめな家族全員から金をせびられる男の話。
Blackbird Pie
長年連れ添ったかみさんに霧の深いある朝突然出て行かれる話
Errand
これだけ家族ではなくロシアの作家チェーホフの最後の日を描いた作品。終わり方がミニマリスト、カーヴァーらしい。

もっと前の短編の突き放したようなエンディングとは違って、どの作品もどこか救いのある終わり方をしているのがこの巨匠の到達した境地だったのかも。
あまり本を持ってきていないので、カーヴァーの詩集Ultramarineと一緒に枕元に置いて何回も読んで楽しんでいます。(正確に言うと眠り薬代わり。)
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by s_space_s | 2008-03-03 03:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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