2008年 10月 30日

ペンギンセンサスルート工作ほぼ完了

11月中旬から始まるペンギンセンサスで調査して周るエリアまでのルート工作がほぼ完了しました。

下の地図の場所を何回かに分けて調査します。
11月中旬は個体数調査、11月下旬~12月上旬に営巣数調査をします。
調査方法は数が少ない所は現場でカウント、多い所は写真を撮影して数えます。
数字は多い年の個体数の概数です。
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10月3日 弁天ルート工作の様子

10月23日 ルンパ方面ルート工作1回目

2本のシュプール。1本はペンギンの移動の跡。
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豆島沖のプレッシャーリッジ付近のアザラシ親子。
今日は赤ちゃんを見せてくれました。
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スノーモービルと氷山と・・・
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ルート工作してたら、ルンパに向かうペンギンが近寄って来た。
アデリーペンギンはかなり移動能力が高く、しばらく抜きつ抜かれつ作業をしていたが、やがて追い抜いて行った。
渡り鳥と同じで、方角を知る能力があるらしい。
生まれた島に戻って行くのかしら。
雪のあるところは腹ばいで足で雪を掻いて進む。ツルツルの裸氷上では足が引っかからないので2本足で歩く。
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ルートのポイント脇に大きなアザラシ穴がありました。
作業中に2回ほど丸い頭を出しました。
鼻息で来たことが判ります。
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今回ルート工作初参加の気象I隊員。
もっぱらインドア派かと思いきや、野外でも力を発揮してくれました。
とてもいい写真を撮る人です。
日焼け防止のマスクがちょっと見、怖い。
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ルンパには30羽ほど集まっていました。
まだ序の口ですね。
すでに石を集めて巣を作っているようでした。
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氷山と太陽の暈
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この日は豆島からルンパ南沖まで工作して終了。

10月28日 ルンパ方面ルート工作2回目

ルンパから更に南下してイットレホブデホルメンまで来ました。
上陸地点にはタイドクラックの割れ目が。
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イットレホブデはかなり大きな台地状の島で、上に上がるとラングの素晴らしい景色が丸見えです。
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イットレホブデの島の一つの「ひさご島」に上陸しました。
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風もなくいい天気だったので外でお弁当を食べました。
Kシェフのお弁当は美味しくて景色もよく楽しい昼食でした。
けど、食べるのがゆっくりのHドクはおかずが凍って途中で食べれなくなりました。
保温水筒の蓋も凍りついて開きませんでした。
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ひさご島のペンギンとラング長頭山
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イットレホブデからラング方面にルートを繋げました。
時間があったのでラングの袋浦、水くぐり浦にもルートを伸ばしました。
水くぐり浦には200羽ほどのペンギンが集まって、求愛行動を始めていました。
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海氷上には数羽の力尽きたペンギンの死骸が。
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アザラシの赤ちゃんもお母さんからはぐれたのか半分雪に埋もれて亡くなっていました。
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帰りはラングルートで。
14羽のグループが移動しているのとすれ違いました。
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昭和基地では50次隊受入れに向けて除雪作業が急ピッチで進んでいます。
南極の短い春を実感する今日この頃です。
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by s_space_s | 2008-10-30 16:17 | 南極 | Trackback | Comments(0)
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