blog版 がおろ亭

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2008年 11月 05日

向岩スキーツアー

これもいつかは行ってみたいと思っていて、ようやく実現した計画です。

ご存知の方も多いと思いますが、昭和基地は南極大陸から4kmほど離れた東オングル島内にあります。
大陸に上陸するには、凍ったオングル海峡を渡り、対岸の斜面に取り付かなければなりませんが、海岸部は大陸から押し出された氷の崖になっているところが多く、上陸できるところは限られています。

今回は第10次隊まで内陸への上陸地点として使われていた、向岩へテレマークスキーで行ってみました。
公称では昭和基地から7.6kmとなっています。
上陸後、大陸の斜面を登り、広大な斜面でテレマークも楽しみました。

期日:2008年11月2日
メンバー:南極温倶留滑雪倶楽部4名

9時15分昭和基地発。
最初はさっき出発したばかりのスカーレン隊のシュプールを辿り、大曲から向岩に向かう。
日差しは暑いくらいだが、気温はマイナス15度。顔に風が当たると痛い。
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途中かなり北寄りにアザラシ発見。寄り道する。
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大きなアザラシが1頭寝ていた。
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アザラシ穴もあった。
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ウンコスタイルで写真を撮るTドク
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向岩は見当つけたより左にあった。
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通常の上陸地点は岬のように突き出した露岩のところ。
右手の雪の斜面が登れそうだったのでライドクラックを何本かまたいで上陸する。11時40分。

上陸地点から海氷上にいるメンバーを振り返る
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丘の上には「接岸記念」と書かれた木製の柱が立っていた。
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ここで昼食。おにぎりと味噌汁がうまかった。
海峡の向こうに小さく昭和基地のレドームが見える。
昼食後、大陸の斜面を少し登ってみる。
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台地の上のモレーンまで登ると先日登った長頭山が見えた。
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ここから滑る。
傾斜がなさすぎかと思ったが案外スピードが出てターンできた。
大斜面の滑降は素晴らしい。

医療担当Tドク。テレマークが決まってる。
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通信担当K隊員。積極的な姿勢です。
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気象担当U隊員。豆粒みたいでわかりません。
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FA担当わし。笑いが止まらん。
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もう一回登って違うラインから滑る。
上陸地点の雪の斜面に戻り、海氷上に出る。13時10分。

クラックがあるので慎重に滑り降りる。
無茶するのは誰?
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帰りはまっすぐ見晴らし岩を目指す。
黙々と歩いていたら、ランナーズハイのような何か不思議な感覚にとらわれた。
ラングルートに載ったところで休憩。
持ってきた2本のビールを回し飲みする。
K隊員からもらった羊羹がうまかった。

ここから見晴らし岩に上陸しようと歩き出すと遠くから17羽のペンギン集団が近付いてきた。
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最後の1羽がすぐ近くまで寄って来て「がん」つけて逃げて行ったのには笑った。
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見晴らし上陸後、島内は適当に歩いたが起伏があって海氷上ほど快適ではなかった。
荒金ダムあたりから昭和基地に戻る。15時10分。

すごく楽しく充実したツアーだった。
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by s_space_s | 2008-11-05 21:28 | テレマーク | Trackback | Comments(2)
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Commented by けん at 2008-11-06 12:22 x
最後の一枚、笑いの壺にはまりました。
吉本新喜劇いけのめだかさんが、コテンコテンにやられ後ヨレヨレで立ち上がり「今日はこのぐらいにしといてやるワ」というギャグを思い出します。このペンギン君もかなり笑いのセンス有りですね。
Commented by gaoro at 2008-11-06 20:02 x
わしら4人とも大爆笑でした。
ペンギンには5mより近づいてはいけないのですが、向こうからあれよあれよという間に目の前まで近づいて来たので、ちょっと驚きました。


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