2009年 02月 01日

夏宿生活

29日の引っ越しの朝はまた雪でした。
トラックにブルーシトを掛け手荷物を乗せて移動。
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狭いベッドスペースで合宿気分が盛り上がる。
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ここは食堂。
もう作業もないので、朝昼は各自好きな時にご飯やカップ麺など好きな物を食べます。
自分でちゃんと調理している人もいますが、簡単なたまごかけご飯が人気です。
日本でも今たまごかけご飯が人気らしいですね。
Yahooニュース
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ほとんどの隊員が暇なので寝るか食堂や共有スペースでパソコンするかマンガ読むかしてます。
ついついテーブルに置いてあるお菓子に手が出ます。
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2日目はちょっと体を動かしました。
昼食後に無線を持って単独行動が許可されている境界線をぐるっと一周しました。
見晴らし岩から大陸方面を見ると、ラング長頭山もガスの中。
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Cヘリポートに寄ってヘリの様子も見てきました。
雪に埋まっているようなことはなく、ちょっと安心しました。
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読書する時間はたっぷり。
でもここにある本はほとんどマンガ。
その中で見つけた少ない文庫本のうちの1冊。
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江國香織著「泣く大人」
この人は自分に起こった出来事を美化するのが上手な人だと思いました。
家での食事は果物ばかり、だばこをよく吸い、よく飲みに行き、歯が弱い人間の骨が焼けたあと白く美しいわけがない。
群れたがる男が嫌いというところは共感できました。
巻末の読書感想にカポーティの「叶えられた祈り」が紹介されていました。
文庫も出ているようなので帰国したら読んでみたい。

夕食の後、AAメンバーが島内を散歩したいというので、G隊員と案内しました。
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AAメンバーは11人。
みんな元気です。
胎内くぐりに登って・・・
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はい、ポーズ
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貝の浜へ行く途中にあった池の面白い現象。
水面が下がったのか、雪壁の下につららの下がった空洞ができていた。
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今年は異常に雪が多い。
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貝の浜の貝殻もほとんど雪の下でした。
夏宿に戻ってちょうど1時間ちょっと。
天気が悪く景色はあまりでしたが、みんな喜んでくれました。

寝る前にイギリスの女性作家ヴォイニッチの「あぶ」をウイスキー片手に読み始めましたが、すぐ食堂で飲んでいる仲間につかまり挫折。
この本はかなりのボリュームなので手ごわそうです。
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by s_space_s | 2009-02-01 14:55 | 南極 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ワルテル at 2009-02-01 23:51 x
もう船の上かと思っていました。
まるで町がひとつ引っ越すようなものでしょうから大変ですねー。
でもなんだかがやがやと楽しそう。
今日前尾根に行ってきました。(さだまさしの歌みたいなフレーズだな)雪は2日前の、この時期になんと大雨で溶けちゃってましたが、自分が前尾根で経験した中で最も強い風が吹きつづけて、実際吹き倒されたりしながらの登高で、クタクタになりました。
Commented by gaoro at 2009-02-02 12:04 x
昨日から昭和基地の上空は晴れているのに、50kmほど北に停泊中のAAのあたりでは濃い霧が発生して足止め中です。
このあとまた悪天が予想されているし、持久戦になるかも。
でも、食糧は確保されているし、分厚い本もあるので大丈夫です。


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