カテゴリ:クライミング( 42 )


2017年 01月 18日

(新アイス本没原稿)錫杖岳中央稜P2右岩壁左ルート~本峰東尾根

没になった原稿ですが、もったいないのでここに載せときます。

錫杖岳中央稜P2右岩壁左ルート~本峰東尾根
氷雪壁と雪稜が織りなす美しいクラシックライン
4級 Ⅳ 1泊2日
ガイド
P2右岩壁の氷のルンゼから取付き、上部の雪壁、雪稜をじっくり楽しむ比較的長いルートである。P2右岩壁の核心はチムニーに張り付いたベルグラを際どいダブルアックス2ピッチで抜ける。上部の雪壁は頼りないブッシュにランニングを取りながらじわじわ高度を稼ぐ。
錫杖岳の頂上へ抜けるラインとして北沢大滝~本峰正面ルンゼは最短で合理的なラインとすれば、本ルートは最も美しいラインと言えるであろう。
アプローチ 
槍見温泉からほぼクリヤ谷登山道沿いにラッセル。雪に埋まり雪原となった出合いから錫杖沢を詰める。大滝手前で中央稜側に入るルンゼが取付き。
クライミングノート
(1日目)
P2右岩壁のチムニーは青氷、ベルグラ、トンネル状雪壁などコンディションの変化が激しい。
1ピッチ目
ダブルアックス45mでボルトテラスへ。一部悪い部分あり。
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2ピッチ目
チムニー手前のベルグラのミックスを抜けると後は良く氷り、快適なダブルアックスとなる。 非常に楽しめるピッチ。
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3ピッチ目
溝状の氷雪壁
4ピッチ目
雪壁からP2直下の岩場を登り、上部垂壁は右の悪い雪壁から抜ける。
5ピッチ目
雪壁からキノコ雪のP2の頭へ。確保支点なし。スノーアンカーがあると安心。
6ピッチ目
P1のコルへは雪庇をスコップでルート工作し下降。
7ピッチ目
P1を左から巻き、ルンゼ状雪壁から尾根に出る。
8から11ピッチ目
易しい雪稜にロープを伸ばす。
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グラスリンネ右下に快適なテラスのビバークポイントあり。

(2日目)
グラスリンネは完全な雪壁2ピッチで東尾根上に出る。
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3ピッチ目
小岩峰は左の雪壁をトラバースする。
4ピッチ目
ルンゼ状雪壁からナイフリッジへ。
5ピッチ目
ナイフリッジが非常に不安定のため、左のミックス壁をトラバースし 垂直雪とブッシュ登りで尾根上に出る。
6ピッチ目
本峰のピークを右の易しい斜面から巻き主稜線に出る。
下降ルート
北尾根経由でクリヤ谷下降。
適 期 2月上旬~3月下旬
参考タイム 槍見温泉(3時間)取付き(5時間)P2(3時間)中央稜上端テラス(ビバークポイント)(6時間)頂上(1時間)錫杖沢出合(1時間)槍見温泉
装 備 アイスハーケン5~6本、ロックハーケン各種6枚、カム少々、スコップ
地 図 「笠ヶ岳」
記 録 2003年3月22日、23日、石際淳、加藤毅(岐阜ケルン山岳会)再登


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by s_space_s | 2017-01-18 12:47 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 08日

またまた諏訪山団地の裏山へ

雪がないですね~。
NSネットのネイチャースキーが中止になっちゃったので、ホントは執筆活動をしないといけないのに、コウムラを誘って裏山へ遊びに行ってしまいました。

最初、とかげ岩の正面壁にラインを引きに行きました。
かぶったフェースからのラインは脆すぎたのとムカデが陽気に誘われて出てきていて断念。
少しブッシュ斜面を右上してピナクルのコルからのラインを登りました。
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やったー!
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とかげ岩正面壁 5.6 20m NP

これで自宅からも登ったラインが見えるようになりました。
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場所移動して次はヤグラ岩。
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コウムラには「昼下がりの団地妻」をリードしてもらいました。
こういうルートは見ているほうが緊張します。

次にトカゲ岩から見て面白そうなラインだと思ったヤグラ岩の左カンテラインを登ってみました。
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ピナクルに見えている小ハングはダイレクトに越えると面白い。
ヤグラ岩左方カンテ 5.7 NP 20m
すっきりした良いラインです。
手前味噌ですが、脱ゲレンデクライマーが自分のラインを引くための練習として面白い岩場だと思います。
ムーブの一手一手からカムの設置まですべて岩を確認しないと登れません。
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あとはもっと上にあるツイン・フェースに触ってみたい。




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by s_space_s | 2017-01-08 21:30 | クライミング | Trackback | Comments(3)
2017年 01月 01日

裏山で開拓ごっこ

各務原権現から「猪の道」を少し下ったところの谷の右岸、左岸に両門のようになった岩場があります。
特に左岸にある岩は自宅からもよく見え、子供たちも「トカゲ岩」とか名前を付けていました。
今年の春にコウムラとこのあたりで遊んでもっと下の右岸側にある岩に登ってみました。
両門の岩には時間がなくて触れなかったので、テレマーク倶楽部のビーコン練習会の後に、コザエモンさんとイシハラさんを誘って行ってみました。

ビーコンもたまには練習しないとね。
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まずは谷の右岸のヤグラ岩(仮)。
5mほどの滝壺のある滝のところからすぐ左斜面を登っていきました。
ヤグラ岩にはちょっと手前過ぎでした。
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団地妻の昼下がり 5.7 NP 20m
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結構、傾斜があり、面白いラインです。
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年の瀬ルート 5.5 NP 18m
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上部は体のすっぽり入るチムニーです。
岩のてっぺんから見る諏訪山団地
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次は対岸のトカゲ岩を見に行きました。
この岩は団地から見るより複雑な構成でラインが見えにくい。
まず谷側のランぺから取付いてみました。
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イシハラさんはしょぼいブッシュでランナウトしながら結構悪いリッジを登っていきました。
魚の背びれみたいなリッジです。
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フォローするわし
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トカゲ岩テールリッジ 5.6 25m
次回は団地側の傾斜の強いフェースを登ってみたい。

トカゲ岩から見るヤグラ岩
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簡単な岩でも自分のラインを引くというのは面白い遊びです。
誰かまた付き合ってください。




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by s_space_s | 2017-01-01 22:46 | クライミング | Trackback | Comments(2)
2016年 12月 24日

金華山で岩登り

今日は午前中、登山教室で金華山へ。
意外と暖かく岩戸公園でのんびりできました。
こうむらにも手伝ってもらったので、終わってから一緒にこうむらの設定したラインで遊びました。

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岩戸公園の人工滝のある左手の垂壁です。
ちょっと脆いけど面白いよ。
岩戸公園左フェース、カンテ右クラックルート(こうむら命名)
クラックに入る所が核心。
カンテダイレクトルートちゅうのもあります。
クラックの左側の膨らんだところを登ります。

こうむらが帰った後、一人で登攀具を担いで東坂~頂上~めいそう~馬ノ背~頂上~東坂と歩きました。
この体力ではとても大きな山には行けないなと思いました。




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by s_space_s | 2016-12-24 22:57 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 23日

新版アイスクライミング

廣川健太郎さん編集の新版「アイスクライミング」が送られてきました。
わしは錫杖岳正面ルンゼ、グラスホッパーなど4本のルートを紹介しました。
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廣川さんからサインもいただきました。
廣川さんとは春日井山岳会で入れ違いだったこともありお話したことはありました。
これだけの本を自力編集されるのには脱帽です。
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他の皆さんの書かれたルートを見ると、わしらのルートは取るに足らないものという気もしてきます。
でも、記録をできるだけ残すのは意味のあることだと思いなおし、このような機会をいただけたことを感謝したいと思います。



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by s_space_s | 2016-12-23 21:10 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 11日

高木山の岩場へ行ってきました。

いしはらさんとこうむらを誘って、高木山へ行ってきました。
触ったのとがないルートも何本か登れて、楽しいクライミングでした。

この岩場の開拓をしてみえるやまなかさんにもお会いしました。
南稜4ピッチルートの奥に新しい50mほどのルートができそうです。
南向きで風が当たらないので、冬に遊ぶにはいいところです。

「ディエードルがお好き」を登るわし
むっちゃ気持ちのいいルートです。

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薄かぶりのお薦めルート「赤壁もどき」
こうむら奮闘中。

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猫みたいに静かに簡単そうに登るいしはらさん。
何が違うのか?

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「ルート・イレブン」をリードするわし。
イレブンって?

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TR課題ダーリンフェース2,3で遊びました。
右の3ほうが定光寺っぽい。
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こうむらが用事で帰った後、「一人旅」を登って、「年寄のあがき」をトップロープで触ってみました。
すごいルーフハングのラインで、プロテクションがハーケンなので無理しませんでした。
いしはらさんは当然問題なく完登。
わしも最後ぎりぎりでしたが初見でいけました。
リードはどうかな?

また来よう。





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by s_space_s | 2016-12-11 23:03 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 04日

小春日和

ご近所のまっちゃんとお互い気になっていた壁を登りに行きました。
チムニーがあるというので、まっちゃんが海外遡行同人の仲間に結婚祝いに貰ったビッグブロ投入。
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あくまで、クラシックスタイル。

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2本締めのザックに地下足袋
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取付きへ下るボロ斜面に、木に縛られた不自然なネクタイ発見。
昔のいやな思い出が…。

取付きにあったヒノキの大木(樹齢200年以上だそうです)
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○○の取付きで愛を叫ぶ

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結構、露出感の高いラインでした。
ルート上には残置1本のみ。

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2ピッチ目

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終了点でのんびりしました。
エナガ、ヤマガラが寄ってきました。

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保育園の年少のころ園舎の屋根に登ってしまい、大騒ぎになりました。
登っているときはいい気分だったけど。
叱られるとやっぱ気分が沈みました。
全然成長してません。



家に帰ると嬉しい電話がありました。
車で出かけ、今日の話を笑って聴いてもらいました。
降り出した雨の夕暮れ時、運転しながらいい日だったと思いました。





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by s_space_s | 2016-12-04 21:04 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 23日

Nさんちの岩場リードルート3本

今日は天気がはっきりしない予報だったので、雨が降らなかったら、梅雨から後触ってなかったNさんちの岩場へ行ってみることにしてました。
午前中はすごくいい天気だったので、山(取材)へ行かなかったのは判断ミスかと思いましたが、忘れていた車の12ヶ月点検もできて結果オーライ。

岩場はまだ蚊が多かったけど、よく乾いていてコンディションはGOOD。
伊木などのルート開拓をされているAさんと半年ほど前にラインを設定しボルトを打っていただいた3本のルートをリードすることが出来ました。

まずはウォーミングアップに左端の「鷹の爪」を登りました。
1本目は動きがぎこちなく傾斜もあるのであまり余裕がありませんでした。
壁自体は10mぐらいで10aぐらいかな。(ロープの掛かっているライン)
写真のクラックはまだリードされていません。(たぶん5.9ぐらい)

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次はこの壁の右クラック沿いに登るライン。
1本目があまり調子が良くなかったので無理かなとおもいました。
登ってみると割と体が動き楽しくリードできました。
ムーブが多彩で面白いルートです。
Aさんが「石斛(セッコク)」と命名。
5.10c?

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しばらく休んで、右端の「腰脂(コシアブラ)」もリードしてみると・・・
意外や、登れてしまいました~。
これは5.11b?

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15m、ボルト6本です。

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壁は全体的に薄被りです。

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次は、ヘッドウォールにラインを引きたいなぁ。





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by s_space_s | 2016-10-23 22:07 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 16日

新生錫杖左方カンテのクライミング

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横山ジャンボさん元Right&Fastの田内さんたちの働きかけと実行で、注文や左方カンテの余計な残置が撤去された錫杖前衛フェース。
10年ほど前のLittle Wing開拓以来、いろいろあって訪れたことのなかったこの岩場にイシハラさんと行ってきました。
ルートは支点が整理されほぼNPのルートとなった左方カンテにしました。
登ってみて、ジャンボさんや田内さんの考えは正しかったと確信しました。

奇数イシハラさん、偶数わしのオーダーで取りつきました。
昔なんでもなかった2ピッチ目もプロテクションを考えながら登ると新鮮でした。

3ピッチ目は左に回り込む新ラインで。
こっちのほうが自然で良いラインだと思います。
旧ラインも度胸試しにはいいかも。
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2級の短いピッチはつなげて。
内面登攀が多いので、膝を痛めているわしは気を使いました。
写真は先行パーティーの女の子。
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昔、何でもなかったピッチが冒険的なラインに。
カムがセットできるクラックが少ないうえにフレアしたりして。
右のジェードルにボルトラインが残されていますが、フリーで登るには難しいようでした。
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最後のチムニーのピッチもフリーで楽しく登れました。
自分でラインを読みプロテクションを構築していくこの感じ最高!
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カムはキャメの2番までを2セット+3番で行きましたが、3番まで1セットと小さめのエイリアン数個で十分だと思いました。

2時過ぎには大満足で下山。
槍見温泉の名まえどおり槍穂高の眺めが素晴らしかった。

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無理せずぼちぼち通ってみたいと思いました。

(おまけ)
左方カンテ最終ピッチのフェースにこんな化石みたいなものがあるとイシハラさんが教えてくれました。
石灰岩の中にある何かの化石のように見えます。
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錫杖の岩は分類的には濃飛流紋岩ですが、イシハラさんの見立てではこれは球顆流紋岩というものだそうです。
NHKのブラタモリで同じような岩が紹介されたのだとか。
勉強になったなぁ。







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by s_space_s | 2016-10-16 20:21 | クライミング | Trackback | Comments(0)
2016年 07月 04日

遅ればせながら

登りたいルートができたけど、被りものなので、コンタクト力が足りません。
トレーニングは苦手ですが、当分ぶら下がってみたいと思います。
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土曜日は大学の裏山の城ヶ峰を縦走しました。
百山百渓(4)に紹介されていた日吉谷も覗いてみたかったけど、暑すぎて気力が出ず。
家に帰って冷たいそうめんを啜りました。
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赤白ペイントの巨大高圧線鉄塔

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夜は関市のじゅらくに行っておいしいものをいただきました。
子供のころ遊んでいた裏の田んぼ沿いの塀の向こうを覗いてみました。
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日曜日はこうむらとNさんちの岩場へ行きました。
が、すぐ雨が降ってきて、つるつるのチャート登りでした。
午後は雨が上がったので、7月から始まる登山教室の下見に芥見権現に登りました。
初心者の方向きのコースが見つからず、2回も登ることになりました。
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2回目の頂上でベンチに寝転んでアマツバメを眺めてぼけーとしました。
北西の空が真っ暗になってきて、どしゃ降りになりました。
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全身ずぶ濡れで車に戻り、ワイルドな格好で運転して帰りました。






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by s_space_s | 2016-07-04 12:39 | クライミング | Trackback | Comments(0)