blog版 がおろ亭

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2008年 01月 30日

生物チーム氷雪サンプリング

今日は朝から強い風が吹いて、午前中の作業が中止になったのでのんびりしています。

28日にフィールドアシスタントの仕事で、大陸に行ってきました。
沿岸から15kmほどのS16地点から、沿岸まで雪上車に乗って、生物チームの氷雪サンプリング調査のサポートをしました。
ここに行くのは2回目なので、のんびりしたもんでした。

サンプルに埃や特に微生物、種子、胞子などが混入するといけない(と思う)ので、雪上車ルートの風上で無菌室で着るような白装束に身を固め研究者は作業するのですが、サポートするFAは・・・
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わしは雪上者運転担当
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こんな感じの氷のサンプルを専用のドリルで採取します
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食堂で作ってもらったお弁当が美味しかったです。
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とっつき岬のモレーンでお弁当を食べるA隊員
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やっぱ野外活動は楽しい。
2月には機械隊員と2人でフィールドの2つの小屋を3泊4日でまわってメンテナンスする予定です。
楽しみです。
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by s_space_s | 2008-01-30 16:25 | 南極 | Trackback | Comments(3)
2008年 01月 29日

オイルサーディン

今、第2夏宿の共有スペースでコップ酒飲みながら、賞味期限2004年10月6日の「あけぼのオイルサーディン」をつついています。
越冬ビール(賞味期限切れビール)は不味いと思うけど、この缶詰はなかなかいけます。
けど、オイルサーディンと言うより、こりゃ水煮といったほうが近い。
よく見たら2006年物もあったし。(明日のつまみにしよう)

今日は、また、大陸のS16からとっつき岬に降りて、生物チームの雪氷サンプル採集のサポートをしました。
塵や微生物、胞子、種子がサンプルに混入しないように無菌室で着るような白装束を着て雪上車ルートの50m風上でサンプリングしました。
けど、ルート工作をするFAの着ているものが?

4日後には、飯場の夏宿から個室の居住棟に入ります。
土木建築作業は2月中旬まで続き、48次隊の支援も受けますが、2月1日からは49次隊が昭和基地を運営することになります。
個室の居住棟に入り、日課もいちおう日曜休みになります。
FA、野外主任としての仕事もこれからが本番。

けど、明日はヘリポートのHマークの剝ぎとり作業です。
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by s_space_s | 2008-01-29 05:24 | あほばなし | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 27日

S16からとっつき岬

内陸旅行の基点となるS16中継点から大陸への上陸地点「とっつき岬」のルート確認と地学グループのGPS測定、重力測定のサポートに行ってきました。

1日目は48次隊のFAであるI隊員からの引き継ぎを兼ねて、S16から沿岸のとっつき岬まで大型(10トン)のSM100型雪上車で往復40kmを走りました。
とっつき岬ではGPS観測機の設置を手伝いました。
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宿泊はS16にあるソリ付きの居住棟(通称ドーム夏宿)に泊まりました。
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大陸の地平線に沈む夕日。またすぐ出てくるんだけど・・・
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ドーム夏宿内部
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隣のS17飛行場にあるジャッキアップ小屋。宇宙基地みたい。
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作業の合間の休憩時間
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2日目はわしの運転でとっつき岬往復。
大陸から沿岸に降りる斜面は20度近い急傾斜で青氷の部分も多いです。
とっつき岬はこじんまりしてますが、景色のいいところです。
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アザラシやトウゾクカモメ(通称トウガモ)もいます。
トウガモはゴミをあさったり、ペンギンの雛を襲ったりして嫌われ者です。
けど、灰色の羽根に漆黒の嘴と足をもつ美しい生き物で、わしは結構好きです。
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こんなきれいなオレンジ色のコケも生えています。
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3日目はS17で重力測定のサポートをしました。
マイナス10度近く、風も強い雪原で半日かけて25ヶ所も重力測定をする研究者の根性に脱帽
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最後はやっぱりヘリのお出迎え
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by s_space_s | 2008-01-27 18:48 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 21日

ボツンヌーテン犬山

地学の観測チームに同行して昭和基地から南に約180km白瀬氷河の向こうにある独立峰ボツンヌーテンに行ってきました。
観測が目的なので主峰である中央峰1480mには登れませんでしたが、その南にある犬山1359mに登りその肩にGPS観測点を設置することができました。
空身ならちょっと急な雪壁ぐらいの登山ですが、バッテリーだけで25kg近くある機材を背負ってルート工作するのはしんどかったです。

山麓の巨大ウインドスクープ(氷山などの風上にできる雪の窪み)のなかにベースキャンプを設け2泊しましたが朝方はマイナス15度以下になり夕飯時でも注いだビールがすぐ氷ってくるという南極らしい観測旅行でした。

三角形の山が犬山。左がボツンヌーテン。
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けっこう急な雪壁登って
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最後は楽しい岩登り
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GPS観測点
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ルートを振り返る
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ベースキャンプ
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ヘリで輸送するので夜は豪華。
けど白夜で毎日残業して、食べ始めるのは9時過ぎ。
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壁から落ちてきた巨大ボルダー
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雄大な白瀬氷河
毎年2kmほど流れるらしい。
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クレバスの近くを飛んでみました
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記録
2008年1月18日
昭和基地発13:30 ボツンヌーテンBC14:40 BC発17:30 犬山の肩18:40
GPS観測機器設置 頂上往復 肩発19:30 途中の露岩にGPS設置 BC着21:20


20日
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by s_space_s | 2008-01-21 15:34 | 南極 | Trackback | Comments(6)
2008年 01月 17日

アイスオペレーションあるいは角砂糖に群がる蟻

この写真は何をしているところでしょうか?
そんでもって、あなたは何を連想しますか?
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わしはこんな絵を想像してしまいました。

続き
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by s_space_s | 2008-01-17 05:34 | 南極 | Trackback | Comments(2)
2008年 01月 15日

ションポリ当番

わしらの寝泊まりしている第2夏宿には水が来ていないので、洗面所、風呂は当然ないのですが、トイレもありません。
そのかわり屋外に小便用のポリタンク(通称ションポリ)が3個置いてあります。
大のほうは200mほど離れた第1夏宿へしに行きますが、小のほうはみんなションポリで済ますので、2、3日で満タンになってしまいます。
このあたりのことはボランティア精神に頼むべきところではないので、ションポリ当番というのを決めました。
先日はわしらの部屋の番だったので、半分ほどたまったションポリをリアカーで運んで第1の汚水処理槽に流し込みました。
隊員のなかには「こういうのやってると落ち込む~。」とかいう人がいますが、わしは幼少期特有の肛門固着が抜けない頭なのか、返って楽しくなります(誤解されそう)。
気温が低いので臭いも気にならない程度だし。

わしらの田舎ではまわりの畑に肥え溜めという糞便を貯蓄する桶が埋めてあって、仲間が遊んでいて落ちるといった、臭うような懐かしい思い出もあります。
親父の時代には子供は肥え溜めまで天秤棒で肥えを担がされたそうです。
飛騨の山奥の急斜面に作った畑なので途中に桶を下ろす平たん地がなく畑まで脂汗を垂らしながら担いだそうです。
まるでジジフォスの神話ですね。

話はそれましたが、人間が生きていくには汚物処理は避けられない問題です。
南極でも沿岸露岩域、海氷上調査旅行では、し尿、生活排水は海に排出していいことになっています。
大便については海氷上、陸域での排出は禁止されているのでペール缶トイレなどで持ち帰らなければなりません。
このように場所や状況によって細かく規制があります。
もちろん、昭和基地での汚水は汚水処理装置で浄化後、海に流しています。
毎日、一人でゴミ、廃棄物や汚水の処理を担当しているA隊員には頭が下がります。
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by s_space_s | 2008-01-15 00:54 | 南極 | Trackback | Comments(3)
2008年 01月 14日

氷山見ながらボルダー

泊っている夏宿裏に高さはない(というか低すぎる)が、なかなかのボルダーがあります。
K師匠と、マイナス0.2度(腕時計計測)の風速7~8mくらいの厳しい環境の中、建築作業であちこち痛い体にも関わらず、初ボルダリングを敢行しました。

南緯69度のボルダリングなんて、ちょっと珍しくない?
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おりゃー!登ったどー!
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けど寒い
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わしも登るど~!
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今のところ、いわゆる1手もの以外では一周トラバース課題が最難

2日後に2回目をやりましたが、この日は、風もなく、夜10時でも、夜の千鳥橋ボルダーより暖かかったです。
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他にもいくつか面白そうなボルダーがあるので、当分楽しめそうです。

雪が降ってきたら室内壁リニューアルもあるし。
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by s_space_s | 2008-01-14 06:28 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 11日

ガンダム登場

35次隊が持ち込んだクレーン付きトラック。
このとおりガタガタですが、白と青のツートンカラーとロボットじみた風貌から「ガンダム」と呼ばれてます。
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当然マニュアルなのですが、2速、3速の位置が微妙で慣れないと難しい。
あまり半クラ使うと車両担当隊員からは怒られるけど、ちょっと探るように入れるとうまくいくみたい。
こういう車乗るのは面白いですね。

今日は高架燃料配管の改修工事用の足場組みをしました。
久々に天気もよく作業日和です。
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道路挟んで左右同じような足場を組んだのですが、右のは1階部分をざっと仮組みしてから、まとめて水平出して固定。
2階、3階と進むにしたがい誤差が大きくなりついには筋交も入らなくなって、むりやりパイプで固定してしまいました。
(上の写真の右端に見えてる足場は歪んでいますよね)

次にかかった左は1本入れるごとに垂直と水平を出しながら1階部分を組んだら、2階、3階はまるでプラモを組み立てるようにスムーズに完成。
結果的に短時間、省エネで作ることができました。

教訓:何事も初め(基礎)が肝心。
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by s_space_s | 2008-01-11 20:26 | 南極 | Trackback | Comments(2)
2008年 01月 11日

島内散歩

ずっと行きたかった島内散歩に行ってきました。

1月8日夜9時、いざ出発。メンバーA(兄)隊員、N隊員、I隊員、Aシェフ隊員、わし。
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「中の瀬戸」付近の蜂の巣岩に登るAシェフ隊員。
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西オングル島との海峡「中の瀬戸」。
古い野猿(籠渡し)の跡がある。
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渡れそうもない
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岬からは大陸の絶景が
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「貝の浜」の南極月日貝
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要塞の上で・・・
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沈まぬ太陽
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胎内くぐり横の親子キノコ
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くぐるだけでは満足できません
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時の経つのも忘れ、もう11時過ぎ。やばい宿舎に急げ!
けど、面白いものがあると思わず道草
氷った波
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帰ったらしっかり叱られた。

けど、また行きたい。
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by s_space_s | 2008-01-11 19:52 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 11日

STONES

Warthog
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Apartment
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Face
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Church
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by s_space_s | 2008-01-11 00:35 | 南極 | Trackback | Comments(7)