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2008年 07月 31日

激辛汁なし坦々麺

今日のお昼は激辛汁なし坦々麺

花山椒の舌も痺れる辛さがたまりません
何口か食っただけで、頭のてっぺんから汗がどわー
まわりの席では咽る声やうめき声・・・

けど癖になる辛さと旨さ
板橋の四川料理栄児(ろんあーる)を思い出しながら食べる
そう言えばシェフ2人もよく通っていたようだ
まさにあの味

これだけ辛けりゃ自転車1時間こいだ分のエネルギー消費だ
って言っている人がいるけど、そりゃないね

明日の朝のトイレが少し心配
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by s_space_s | 2008-07-31 01:19 | 南極 | Trackback | Comments(3)
2008年 07月 29日

ブリに捉まる

7月22日から25日の予定で大陸の露岩、昭和基地から南へ40kmほどのラングホブデへ行ってきました。
目的は極夜前にルートを設定した続きをルート工作して、前線基地となる雪鳥小屋までのルートを作ること、雪鳥小屋周辺のGPS観測、地震計保守でした。

当初からあまりいい天気は期待できないような予報だったのですが、最終日25日の帰路の途中でブリザードに捉まり、行動不能になりました。
最近の観測隊の方針では海氷上でビバークすることはできるだけ避けることになっています。
ブリザードのときは気温上昇、気圧低下、強風で海氷が割れる危険が高いからです。

A兄リーダーのリーダーシップと基地からのサポートによって、一晩のビヴァークだけで基地に帰ることができました。
いい経験になりました。

1日目
氷山を横目に見ながらルート工作開始。
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海氷は概ね安定、氷厚も1m以上あり、ルート工作は順調に進みました。
長頭山から南に続く山なみ
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雪鳥小屋はこんな感じ。
発電機、石油ストーブ、2段ベッド、暖かい布団、豊富な食料、お酒となんでも揃っている快適な小屋です。
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既にご機嫌みたいです
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仕事の合間に周辺の散策もしました。
このあたりで幾つか見かけた海氷の盛り上がり。
まるでイグルーみたいで不思議でした。
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厳しい厳冬期の風景です
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夏に入れなかったやつで沢のゴルジュは氷って完全遡行できました。
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25日は早めに起きて、ブリの予報は出ていましたが、悪くなる前に昭和基地に着けると判断し小屋を立ち下げて出発しました。
長頭山を見ると雪煙が上がっていました。
これはブリの前兆だったのです。
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あっという間に吹雪の中
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シュプールも旗竿も追えなくなり、行動不能に。
ホワイトアウトになると方向感覚、スピード感覚、平衡感覚すべておかしくなります。
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ルート沿いにある小島オングルガルテンへの上陸も検討しましたが、視程がほとんどないのと、付近に氷山がある可能性があったので諦めて、ルート上で停滞することにしました。
ビバークと決まったら、暖かいものを摂って寝るしかない。
1斗缶に詰めた数日分の車載非常食があるので、食べるものには困りませんでした。
トイレの問題が一番悩ましかったです。
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雪上車内を整理してスペースを作り、非常用に持ってきたシュラフで寝ました。
秒速30mを超える強風に重い雪上車でも軽自動車のように一晩中揺れていました。
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翌朝、周りの海氷をチェックして、クラックや沈降の兆しがなかったのでほっとしました。

お昼に、A兄が視程のある一瞬のチャンスをつかみ移動開始の決断をしました。
地吹雪のときは車高が高いSM40のほうが有利ということで、SM40ナビで進みます。
わしはSM30で後続しましたが、40の牽いている橇の赤旗を追うだけで精一杯。
2時半には日没。
昭和基地近くでさらに視程が悪化。
車外に出てシュプールを探しながら少しずつ前進。
基地からはAガイドらがサポートに出てくれて、ライトで誘導されながら上陸。
装備も雪上車に残したまま、全員ロープに摑まってはぐれないようにしながら転がり込むように昭和基地にたどり着きました。
風上に雪上車の尻を向けたままにしたので雪が吹き込み後から大変でした。
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ほっとして気が抜けたのか、その晩のバーでは酒が回るのが早いこと早いこと・・・
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by s_space_s | 2008-07-29 01:54 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2008年 07月 20日

岩島散歩

N隊員企画の休日の散歩に参加しました。
ブランチを食べてから出発。
9人の参加者のうちテレマークがK隊員とわしの2名。
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海氷上を1.5kmほどのんびり歩き、36mの岩島の中腹までスキーで登りました。
片道約1時間。
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頂上は360度遮るもののないいい眺めです。
来週行く予定のラングホブデも見えました。
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気温はマイナス14~19度。
このぐらいの気温なら、わしのテレマークブーツでもなんとか歩けそうです。
平坦な海氷上はシールを貼らないほうが快適に歩けました。

こんどはもっと遠くまで歩きたいです。
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by s_space_s | 2008-07-20 20:04 | テレマーク | Trackback | Comments(3)
2008年 07月 15日

錫杖岳左方カンテ支点整備

わしが岐阜で一緒に登っているRight&Fastの仲間が、古くなって危険だった左方カンテの支点整備をしてくれた。
ついでに注文の支点も一部整備してくれたらしい。

アルパインとは言っても、半分フリークライミングの岩場のような性格を持つこの岩場なので、地元のクライマーのこうした活動は評価されると思う。
そのうえでこの岩場にも、「残置はしない。良いスタイルで登る。」といった共通認識ができてくればいいなと思う。

日本に帰ったら、久しぶりにいってみたいなぁ。

左方カンテ支点整備の情報
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by s_space_s | 2008-07-15 01:28 | クライミング | Trackback | Comments(5)
2008年 07月 14日

最近観た映画

自転車漕ぎこぎしながら暇なので手当たりしだいに映画を観ています。
マシンの前にDVDプレイヤーとテレビが置いてあるもんで。
つまらん映画も多いので適当に読みとばしてください。

More
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by s_space_s | 2008-07-14 19:20 | 映画 | Trackback | Comments(2)
2008年 07月 14日

極夜が明けた

長いようで短かった極夜が12日で明けました
これからどんどん野外へ出ることができるぞ
とはいっても、気温は8月が1年で一番低い時期です

これは前日、極夜最後の日にTドクとテレマークしたときの写真
フライングで太陽がちらりと見えてます
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昨日は有志でオングル島の北の島、ネスオイヤへ散歩に行きました
北面にいい斜面があったのでこんどの休みあたりに滑りにいってみたい
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海氷の向こうにある丘みたいなのがネスオイヤです
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by s_space_s | 2008-07-14 18:31 | テレマーク | Trackback | Comments(1)
2008年 07月 11日

Hydraulic jump

- Oh might as well jump.Jump! -

ジャンプという言葉を聞くとつい、ヴァンヘイレンを思い浮かべてしまう古い人間です。
余談はさておき、今朝、朝食後に洗面所へ行く途中、宙空のS隊員が、
「今、ハイドローリックジャンプという面白い現象が起きてますよ。」
と教えてくれたので、2階の食堂へ行って窓から大陸方面を見ると、雲のような煙のようなものが、大陸の斜面の上に舞い上がっていました。
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このハイドローリックジャンプという現象は、「冷たく密度の高いカタバ風が南極大陸を降りてきて、沿岸付近で水が跳ねるようにジャンプすること」だそうで、流体力学の術語のようです。
南極の気象の本によると、この現象が起きるため、大陸からほんの4kmほどしか離れていない昭和基地には大陸のカタバ風の影響がほとんどないのだそうです。
海岸に降りてきたとたんに上空に舞い上がってしまうのですね。
参考:子供の科学
上記の資料では昭和基地の北東の卓越風はカタバ風の影響とコメントがありますが、昭和基地あたりの風の強弱の差が激しいことなどを考えると、カタバ風ではなく大陸沿岸を周回している風の影響と考えたほうがいいような気がします。
気象専門の方、教えてください。

今朝は朝焼けの空に、ジャンプした雲の影がよく映って、印象的な眺めでした。
明るい時期だとこれほどはっきり見えないようです。
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by s_space_s | 2008-07-11 17:18 | 南極 | Trackback | Comments(5)
2008年 07月 10日

Dinner Rush

なかなか洒落た映画だった。
イタリアンレストランの厨房と食堂の雰囲気がすごくよく出ている。
けど、まあそれだけの映画のような気もする。

49次隊の中ではかなり評判がよく、Aシェフ、K師匠など、みんな非常に面白いという感想。
インターネットの映画評でも、概ね評価が高い。

この監督は、ミュージックビデオやCM制作ですばらしい業績をのこしている人で、確かに流れる音楽やファッション、カメラワークはスタイリッシュでクール。
登場人物は、いろんなのが出てくるが、ステレオタイプに感じた。
そのほうが分かりやすいから、そう作ってある。

なにも考えず、その雰囲気に浸って気持ちよく時間が過ぎるという点では、いい作品。
できのいいミュージックビデオやCMを観ていると思えばへんな期待もしなくていい。

2001年、アメリカ映画、ボブ・ジラルディ監督
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by s_space_s | 2008-07-10 01:12 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2008年 07月 09日

亀は意外と速く泳ぐ

脱力コメディーでなかなかいかった。
こういう映画好きです。

「意外に」ではなく「意外と」というちょっとルーズな言葉の感覚が面白い。

そこそこ味のラーメンってどんな味?忍耐と涙の味?

設定では反対なのだろうが派手な役のクジャク(蒼井優)より平凡主婦役のスズメ(上野樹里)のほうがインパクト強かった。
蒼井優はこのとき盲腸だったらしいので元気なかったのかな?

ふせえりも好き。
ほもどとんとと~ん♪

2005年、日本映画、三木聡監督
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by s_space_s | 2008-07-09 22:16 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2008年 07月 09日

阿弥陀堂だより

静かないい映画だった。
樋口可南子と寺尾聡の夫婦(孝夫と美智子)はいい感じだったなあ。
91歳の大女優、北林谷栄演ずる阿弥陀堂のおばあちゃんも。
亡くなったおばちゃんのことを思い出してしまって、泣けてしようがなかった。

この夫婦が岩魚釣りに出かけるシーンがあって、美智子さんのほうが釣っているのであるが、2人とも岩の上に腰かけて釣っている。
仕掛けは小さな藪沢なので提灯釣り。
ここで釣れたら「なーんじゃこりゃ」とわしはがっかりするのであるが、ここでは釣れず。
何回かポイントを変えた後で、いかにも岩魚が隠れていそうな大岩の横の淵で、藪に隠れながら出した仕掛けに掛った岩魚。
嬉しさが伝わってくるシーンだった。

その夜、1匹釣れた岩魚を囲炉裏の火でカリカリに焼いて食べている。
お互い美味しそうにうまいところを齧った後に美智子さんがこれで骨酒をしようと言いだす。
これはありなんだよね(輪島浩一風に)。

わしは残った頭とひれ(化粧塩はよく落とす)でよく骨酒をする。
1合ぐらいなら十分うまい味が出る。
美智子さんはすぐ飲んで「おいし~」と感激しておったが、もう少し待つともっと美味しくなるのじゃよ。
これ飲んだら自然の精と酒の精の効用で睡眠薬いらん。

2002年、日本映画、小泉堯史監督
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by s_space_s | 2008-07-09 22:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)