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2008年 08月 31日

最近観た映画

皆さんお久しぶりです、映画のお話のコーナーです。
いや~映画って本当~にいいもんですね(水野春郎風に)
実を言うと、最近、映画より、本のほうが面白く、映画なんか観てる時間がもったいないので、自転車こぎながら観るだけです。

★フィラデルフィア
トムハンクスはあまり好きな俳優ではないが、これはいい映画だった。偏見や差別意識から始まっても、最後は人間同士が理解しあえるということ。感動した。
1993年、アメリカ映画、ジョナサン・デミ監督、デンゼル・ワシントン他
★血と骨
ビートたけしの化け物じみた怪演が印象に残った映画。凄まじい暴力性と生命力=精力。
モダンチョキチョキズの濱田マリは面白い女優ですね。趣味はフリークライミングらしい。いかにも登れそうな感じ。
2004年、崔洋一監督、梁石日原作
★コンタクト
地球外知的生物からの信号をキャッチするのに人生を賭ける女性科学者のお話。こんな研究している人もいるのですね。カール・セーガンのハードSFが原作なので、科学理論上ではあり得る話なのかも知れないが、多分に作者の宗教観が反映されているので、「コンタクト」の場面はお伽噺として観るべきものであろう。「オッカムの剃刀」。
1997年、アメリカ映画、ロバート・ゼメギス監督、ジョディー・フォスター他
★竜馬暗殺
原田芳雄の存在感はすごい。松田優作が初々しかった。歴史上の人物、坂本竜馬のことはよく知らんが、この映画の中の竜馬が好きだ。中川梨絵の妖しい雰囲気もいい。ちょっと前に観た「ニワトリはハダシだ」にも原田と石橋蓮司が出ていたけど、中川もちょっと顔を出していたんですね。ええじゃないか!
1974年、日本映画、黒木和雄監督
★リンダリンダリンダ
青春映画。わしにもこういう季節があったはずだが・・・。
韓国からの留学生ソンちゃんが女子高生ギャルバンのボーカル。異文化間のコミュニケーションギャップをユーモラスに描く映画はわしの壺に入ることが多いです。
2005年、日本映画。山下敦弘監督
★乱歩地獄
途中までしか観てない。気持ちの悪い映画。オムニバス。
★インサイダー
これもアルパチーノのための映画だな。ラストが決まっている。ラッセル・クロウってこんなに中年太りやったっけ?役作り?たばこ産業相手に不当解雇で訴訟を起こす話。銃メーカー相手だったのは「ニューオリンズ・トライアル」。「フィラデルフィア」も不当解雇裁判という点では同じシチュエーションですね。
1999年、アメリカ映画、マイケル・マン監督
★ザ・シューター(極大射程)
ハードボイルド、アクションものとしてはよくできていて楽しめる。変な邦題が付いていると思ったら、原作はかなり評判が高い作品で邦訳が「極大射程」として出ているからであった。
2006年、アメリカ映画、アントワーン・フークア監督、マーク・ウォールバーグ他
★パーフェクトワールド
泣かせる映画。ケビン・コスナーは本質的には悪い人間ではないのに、育った環境のためなのか反社会的なことをしてしまう脱獄犯ブッチをうまく、哀しく演じていた。最初は人質として連れ出されたのに、最後は自分からついていく少年フィリップも可愛かった。追う方の警察署長レッド(クリント・イーストウッド)と女性犯罪心理学者サリー(ローラ・ダーン)のコンビも、単なる緊張感だけではなく、ユーモアがあって、いい味を出していた。
オープニングのシーンは実はラストカットと繋がっているのだけれど、実に安らかに昼寝をしているような感じ。目もうっすら開けている。これをどう解釈したらよいのか。人によって幅のある見方ができるように作ってあるのかな?
1993年、アメリカ映画、クリント・イーストウッド監督
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by s_space_s | 2008-08-31 05:45 | 映画 | Trackback | Comments(3)
2008年 08月 31日

ネスオイアスキーツアー

今日は6時半に全員食堂に集合し、テレビ会議システムで、極地研究所の家族会に集まった隊員の家族と交信をしました。
全体交信の後、個別の家族交信があり、うちのかみさん、3人の子供と久しぶりに顔を合せました。
みんな元気そうで安心しました。

午後は、昭和基地のある東オングル島の北隣の島、ネスオイアへTドクとテレマークに行ってきました。
気温はマイナス30度前後と非常に寒かったです。
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たった2時間のツアーでしたが、新雪も味わえて、楽しい一時でした。

帰ってから、1時間自転車こぎして、夜は8月生まれの隊員、私も入れて4名のお誕生会を開いていただきました。
牛すじ肉のどて煮とふぐのひれ酒で大満足。

そのほかいつものように御馳走が並んで、感激と満腹の一日でした。
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by s_space_s | 2008-08-31 03:14 | テレマーク | Trackback | Comments(0)
2008年 08月 26日

蜂の巣山スキーツアー

日曜日の午後時間ができたので、U隊員とミニツアーに行ってきました。
気温はマイナス23度を少し下回るぐらい。
新雪の部分は滑りが悪かったけど、ハードクラストの部分は結構滑って気持ちよかったです。
基地からほとんどスキーを履いて歩けました。

蜂の巣山西斜面
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わしも滑るぞー(日輪)
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貝の浜方面の斜面も見に行ってみましたが、傾斜がなさすぎ。
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バックに頭を覗かせているのはラングの長頭山です(小さくてよくわかりませんね)
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蜂の巣山まで戻り、最後は第1夏宿の裏の雪原に滑り込みました。

今週末は5月から8月まで続いた冬日課の最終休日です。
土日ともオングル島近くの島へテレマークツアーを計画しています。
土曜日は極地研究所で家族会議が開かれ、家族とテレビ会議システムで話ができるので楽しみです。
たぶん、「顔が丸くなったね~!」と言われると思います。

冬日課のうちは完全週休2日、朝食が8時、業務時間が9時~17時だったのですが、夏日課では、隔週週休2日、朝食が7時、業務時間が8時~17時になります。
毎日6時ちょっと過ぎに起きて自転車こぎ1時間を日課にしているので、9月からは5時起きです。
いよいよ日が長くなってくれば野外活動も設営作業も大詰めに入り、あっという間に50次隊を迎える時期になるのでしょう。
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by s_space_s | 2008-08-26 18:55 | テレマーク | Trackback | Comments(3)
2008年 08月 25日

GORILAZ- Feel Good



Iチーフにはいつもクールな曲を教えてもらってます。
これは、少し前に南極大学で紹介してもらったやつです。
そういえば、今日で南極大学も最終回。
取りをつとめるKシェフの前座でやらせていただきます。
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by s_space_s | 2008-08-25 18:44 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
2008年 08月 24日

幻日

げんじつと読みます。
少し前になりますが、8月14日のお昼の1時ごろ食堂の窓から撮りました。
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よく見ると、丸い虹のような暈(かさ)が太陽の周りにあり、その円上左右に幻の太陽が見えました。
これは雲のなかの氷晶が規則正しく並んでプリズムのような働きをするときに現れる現象だそうです。
写真を見て気がついたのですが、お昼でもまだ太陽が低いですね。
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by s_space_s | 2008-08-24 22:05 | 南極 | Trackback | Comments(2)
2008年 08月 22日

これな~んだ?

1年以上使うとこうなるんですね
絞るときもあまり力を入れられません
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by s_space_s | 2008-08-22 04:11 | 南極 | Trackback | Comments(4)
2008年 08月 17日

空耳

今日は休日(外はブリ)

6時半に起きて、コーヒーを飲んでからTドクと自転車を漕いだ
古畑任三郎のビデオを観ながら2時間ほど漕いだ
ビデオが流れているうちは気がつかなかったけど
自転車を漕ぐ音に耳を澄ませると

まわっとる
まわっとる
まわっとる
まわっとる
・・・・・
と聞こえる

もうちょっと、ひねってほしかった
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by s_space_s | 2008-08-17 16:05 | あほばなし | Trackback | Comments(3)
2008年 08月 16日

梅は咲いたか他

昭和49年10月発行日本教養全集全18巻の第10巻に収められている丸谷才一、開高健、小松左京の3作家のエッセー集である。

丸谷の「梅は咲いたか」、開高の「眼と皮膚の記憶」、小松左京の「未来への地図」。
解説によれば「おそるべき感度でとらえ、無類の饒舌で語る文明放談」というねらいでまとめられた三人集らしい。

まず、丸谷について。
エッセーで時代を超えた普遍性を感じさせるのは難しいし、話題が中途半端に古いので歴史的な興味もあまり湧かず、丸谷の博識と筆致には感心するものの、読んだ後すぐ内容を忘れてしまう結果となった。
また、後半は海外の推理小説の話題となり、ますますどうでもよくなってしまった。
丸谷の小説は幾つか読んで、その時代背景にかかわらずすごくいいと思ったものだが。

逆に、開高の「眼と皮膚の記憶」は、ベトナム戦争、ナイジェリア内戦、イスラエル戦争などにおいて従軍記者的な活動をした経験やそこから生まれた考えを文章にしたもので、知っていることを書くことと、体験したことを書くことでは、時を経て読んだとき、こんなに違うものかと、驚いた。

開高の小説もいくつか読んだけど、自分にはあまりピンとこないものばかりだった。
アイデアと文体が勝ちすぎていて、リアリティがなく、物語に引き込まれたくてもできないという印象だったような記憶がある。
丸谷の場合とまったく逆だ。

開高の最後の2編は釧路のイトウ、アラスカのサーモン釣りの話で、高校時代から「オーパ!」を月刊PLAYBOYで読んでいたわしの壺に入ったのも事実。
「キング・サーモン村のキング・サーモン・インに泊ってキング・サーモンを釣ること」を自転車こぎながら読んでいて、1匹のサーモンを釣り上げるところで泣いてしまった。
開高自身もあとがきで「”経験”には眼で心に入墨したのだとつぶやきたくなるようなものがある。」と書いている。

実は、まだ小松左京の「未来への地図」はさわりしか読んでない。
小松左京のSFは学生時代に読んだけど、小松左京が未来についてどう考えていたのかは非常に興味がある。
30数年時を経て何か結果が出ているかもしれないし、もっと先の未来について語ってくれるかもしれない。

全集の一巻に纏められた3つのエッセーであるが、読むにあたってかなり違う姿勢を強いられた(と言えば言い過ぎか?)。
その時代でどういうところに発表するかということは、当然、作家の意識にあったと思うけど、年数を経て、それがどのような読まれ方をするのかまで考えてエッセーを書くことはないのかもしれない。

いっぽう小説なら、世代を超えた普遍性を模索しながら書かれているのではないだろうか。

(後日追記)
小松左京「未来への地図」を読んで
丸谷才一のが文学的博学とすれば、小松左京のは科学的博学とでも言おうか。
豊富な話題の中で記憶に残った話題を幾つかメモしておく

「体験的情報論」のこころみ
善光寺の戒壇めぐり。非常によく考えられた演出。言葉でなく体験的に教理をわからせるしくみ。
「馬」よさらば
数億人のハンドルをにぎるドライバーを、道義的刑法的な「潜在的犯罪者」の立場に追い込みつつあるような現在の車のメカニズム自体が、根本的に批判されていい時期ではないでしょうか?(中略)自動車はやがて馬と同じようにトラックやサーキットの中に閉じ込められる運命にあるはずです。
さかさに地図をながめる
世界地図をさかさに眺めていて、あるがままに見ることができたとき、そこに展開する異様な地図。発想の転換。
ミクロンなみの小さな人間
直径1mの地球儀を作るとエベレストなら0.5ミリほどの凸凹
個性的に生きるには
喧嘩の生傷が絶えず、気に入らないと主人にでも噛みつきにくる、赤塚不二夫の「イラ公」なみに態度のでかい凶暴な雄猫。野菜しか食べない猫。ドアを尻尾で2回叩いて「ウオーイ」と人間のような声で呼ぶ猫。猫1匹1匹が個性的。人間はそれよりはるかに本来個性的な存在。現代の「個性的な生き方」というのは、むりをして「個性的になろうと」しないこと。
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by s_space_s | 2008-08-16 04:59 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2008年 08月 15日

お座敷小唄

この懐メロの元歌は、

富士の高嶺に降る雪も
京都先斗町に降る雪も
雪に変わりがあるじゃなし
とけて流れりゃ皆同じ

となっていたらしいのですが、マヒナスターズがレコーディングするときに「雪に変わりがないじゃなし」に変えてしまったのだそうです。
そうすると、なんか意味が変な感じですね。
けど、詞(詩)なんてものは、文法なんかあまり重要ではないと思いますので、全体として意味が理解できて、調子が良ければそれでいい。

なんで、こんな話題を書き出したのかというと、実は、今日この歌詞について考えていることをある時点で気がついたのに、何がきっかけでこんなこと考えているのか、自分でもわからなくなったからです。
物をどこかに置いて、置き忘れるのといっしょなのかな。

ついでに、もうひとつ思い出したことがあります。
高校3年のクラスのバス旅行。
バスの中で歌合戦をしたのですが、クラスの中でもちょっと遊んでいる感じの女子数名がこの曲を大声で歌いだしたのです。

うぶだったわしは、こいつらなんでこんな歌知っとるのやろうと関心(もとい感心)したものでした。
男子から出てくるのは、フォークか歌謡曲、アニメ主題歌みたいなのばかりだったので、大人の世界を感じてしまったのかもしれません。
その中の一人が気になって、ちょっとつき合ったりしましたが・・・

自分にないものに憧れるのは昔から変わっていないようです。
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by s_space_s | 2008-08-15 23:01 | あほばなし | Trackback | Comments(0)
2008年 08月 13日

居酒屋はいむるぶし

酒の話題が多くてすみません。

昨夜はKシェフのリアルバースデー※だったので、バーはKシェフの好きな日本酒メインの居酒屋になりました。
出てきた酒は久保田の万寿、千寿、紅寿、男山などなど。
わしは全種類ふた周りほどいただきました。
出てきた肴は、鮑、フグ皮の紅葉おろしポン酢、エイの鰭、畳イワシなどなど。
こりゃあ贅沢だ。

八海山もあったんやね
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2時頃まで飲みましたが、6時半に目が覚めて映画「リンダリンダリンダ」を観ながら自転車こぎ1時間。
汗かいて酒ぬけた~!(と自分では思っていたが、酒臭かったらしい。)
朝飯食いに食堂に行ってみると、いつになく人数が少ない。
みんなまだ寝ているのかな?

※月に1度、その月生まれの隊員の誕生会をまとめてやるので、なんとなくそちらがメインイベントという感覚になるのか、実際の誕生日はそれと区別するためリアルバースデーと呼ばれている。
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by s_space_s | 2008-08-13 15:35 | 南極 | Trackback | Comments(0)