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2008年 11月 28日

ライギョダマシ釣れたど~!

11月26日、今日の当番は気象U隊員でしたが、わしも支援で参加。
夕食後スノーモービル2台でポイントまで行き、まずは穴のメンテナンス。
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その後、機械O隊員手作りのドラムリールに600mあるラインをセットして、せっせせっせと巻き上げる。
なんか前回より重いぞ・・・。
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20本出ている枝針の15本目で氷の穴からライギョがにゅーと顔を出した。
凄まじいファイトと言うにはほど遠いけどのた打つので、逃がしてはならじとエラに指を突っ込んで引きずり上げました。
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釣ったばかりはこんな顔でしたが、すぐに目から凍り始めました。
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毛布に包んで橇に載せ大事に基地に持ち帰りました。

仕掛けをチェックして餌を付け換え、再投入の作業中、我慢しきれなくなったのかアザラシが鼻を出しました。
死にそうな鼻息でした。プハァー!
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基地に着いても半分凍りながらまだ生きていました。
体長93cm、重さ8.8kgでした。
餌はかなり前に付けた魚の切り身。
イセエビ、アナゴ、アユ、ショウワギス、生イカなどもっとグルメな餌が付いている針もあるのに・・・。
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なにはともあれ、K漁協長お疲れさまでした。

漁協活動の記録
 9月 7日 オングル海峡ライギョポイントまで海氷上ルート工作
10月12日 海氷穴あけ。
10月15日 仕掛け投入失敗
10月22日 仕掛け投入成功
以後、週2回仕掛け監視と餌換え

翌日、調理のAシェフが捌いて鍋にしてくれました。
きれいな切り身になりました。
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刺身盛り合わせとアナゴの煮物付き。
ビールが美味い。
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魚、ネギ、白菜、春雨だけのシンプルな鍋。
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肝心の魚の味は甘味があっておいしいと思いました。
金目鯛みたいな感じと思っていただければ近いかも。
U隊員は気に入っていっぱい食べてました。
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けど、脂がこのとおりすごいので、隊員のなかでは評価はいまいちでした。
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脂を落とした焼き物がいいような気がしました。
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by s_space_s | 2008-11-28 23:26 | 釣り | Trackback | Comments(10)
2008年 11月 28日

第1回ペンギンセンサス旅行(3~5日目)

続きです。
1、2日目

3日目 曇
スカルブスネスきざはし浜小屋~イットレホブデホルメン調査~ラングホブデ雪鳥沢小屋

イットレには2か所ルッカリーがあって、1か所は上陸地点からすぐ近くだけど100羽ぐらいと比較的数が多いところ。
もう1か所は、今年の状況ではいないかもしれないけど、かなり歩いて探さなければならないところです。
2班に分かれて調査をしました。
わしは当然歩くほう。U隊員、O観測主任も一緒です。
最初、少し見当違いの場所を探していましたが、海岸線に沿って、地図にマーキングがある場所まで来ても、ペンギンはもちろん、営巣できそうな場所さえありません。

諦めて帰ろうと思ったとき、振り返ると岩棚の上の白と黒の影が目に入りました。
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そこには3羽のペンギンと2個の巣がありました。
小石もほとんどない岩盤ですがちゃんと小石を集めて巣を作っていました。
2羽はペアで、もう1羽はオス。
三角関係ということはないでしょうから、シングルのオスは新しいメスが来るのを待っているのでしょう。
U隊員も言ってたけど、大きなルッカリーより、こういう寂しげなルッカリーが心に残ります。
マイナー志向なのかな?
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上陸地点に戻る途中で何か生き物に見える石を発見
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大きいほうのルッカリーも話を聞くと面白かったみたいです。
ペンギンが多いのに小石が少ないそのルッカリーでは、小石の奪い合いは日常茶飯事。
メンバーが小石を与えると、たくさんのペンギンが寄って来て自分の巣に運んだそうです。
小石を取りに来ても、強いペンギンが来ると、関心がないようなふりをして通り過ぎ、強いのがいなくなると戻ってきて石を持って行く面白い行動をするやつもいたそうです。

他人の巣から小石を失敬するちゃっかり者は他のルッカリーでもよく見ます。
氷のかけらを集めて巣にしているやつもいたそうです。
メスの関心を引くためでしょうか。そりゃ結婚詐欺だろー!

4日目 曇のち晴
ラングホブデ雪鳥沢小屋ベース、水くぐり浦、袋浦、ぬるめ池調査

水くぐり浦は大きなルッカリーで700羽以上のペンギンがいました。
全体を見渡せるところから、カウンターをかちゃかちゃと押して数えます。
少し目を離すと、どこまでがカウント済みなのかわからなくなってしまいます。
最終的には開き直って、目線の移動するスピードとカウンターを押すスピードをなんとなく同調させる感じで数えました。
他のメンバーもだいたいそんな感じだったと思いますが、答え合わせをしてみると、近い数字が出ていて面白かった。
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自然の厳しさ
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陸に近い海氷はすでに緩んで、シャーベット状になっていました。
はまらないよう要注意。
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水くぐり浦ルッカリー全景
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次は袋浦へ雪上車で移動しました。
ここは350羽ほど。

ここで、腕にタグを付けたペンギン発見。
右の大きいメスがそうです。
あとで、U隊員が確認したところによると、13年前に37次隊によって付けられたフリッパーバンドという標識なのだそうです。
ペンギンにしてはかなり長生き。
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この古女房の若い旦那は、隣の風采の上がらないオスの巣から、我が物顔で小石をとっては、かみさんにプレゼントしていました。
隣のオスは諦めきったようすで、わざわざ取りやすいように石を差し出したりして・・・。
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袋浦の調査を終了し、2kmほど離れたぬるめ池へ行きました。
海氷上を歩き湾を横断すれば早いのですが、岬にそって陸を歩いて行ったら、予想よりかなり厳しい地形でアップダウンも多くしんどかった。
途中、甲斐駒を思わせる白い岩のピークがあり、いい景色でした。
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1時間半ほどでぬるめ池に着きました。
ここにはペンギンが来た形跡はありませんでした。
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帰りは海の上を歩いて袋浦の雪上車に戻りました。
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雪鳥沢小屋はきざはし浜小屋よりかなり古くて小さい小屋です。
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夕方、近くのやつで沢の凍った滑滝でそうめん(正確には稲庭うどん)流しをしました。
最初は溝を掘ってお湯で流してみましたが、氷に穴があいてお湯がしみ込んでしまい、うどんがうまく流れません。
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今度は氷の表面を流してみました。
うどんがうまく流れて食べることができました。
「表面流し」とかおやじギャグ言ってるのは誰だ?
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5日目(最終日) 晴
ラングホブデ雪鳥沢小屋~シガーレン、ルンパ、まめ島調査~昭和基地

最終日、小屋を出た直後は大陸から吹き下ろすカタバ風が強く、スノモの橇が凧のようにスノモより先に流れていくので走りにくかった。
右手のどっしりした山がかんむり山。
左手のツインピークはAガイドと登る計画をしている二子山(通称おっぱい山)です。
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晴れた空にハムナ氷瀑(雪上車の右手奥)が映えて美しい景色です。
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シガーレンの新しいルッカリーは時間短縮のためHドクとわしだけでスノモでアプローチして確認しました。
11羽のペンギンが営巣するこじんまりしたきれいなルッカリーでした。
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次はこのあたりで最大のルッカリー、ルンパ。
島の中で3か所にルッカリーが分かれていて、これは一番小さなルンパB、約100羽。
数えているのは、今回の調査責任者Hドク。
南極温倶留診療所のドクター兼南極気象台勤務です。
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ここがルンパC、約1600羽。
とてもカウンターでは数えきれないので、写真カウントでした。
例年だと3000羽ほど集まるそうです。
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今回最後のルッカリー、まめ島、約460羽。
ここで、今回の旅行を通してペンギンの数を記録していた用紙の紛失に気がつきました。
ショックー!あの苦労はなんだったのか?落ち込みました。
時間が押してきていたので、気を取り直しさっと数えて引き揚げました
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昭和基地には夕方5時過ぎに着き、片付けの途中で夕食の時間になってしまいました。

片付けしているときにⅠ隊員が橇の中にわしの記録用紙発見。
うれしかった~。
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by s_space_s | 2008-11-28 01:05 | 南極 | Trackback | Comments(2)
2008年 11月 26日

男だけの世界

ヘミングウェイにも同じ邦題の短編集がある。
"Men Without Women"(1927年)
今回読んだのは五木寛之の短編集で1968年発表のものである。

五木寛之はヘミングウェイ全集の監修、解説などもしているので、この短編集を書くにあたってヘミングウェイの短編集の存在を意識していたのは明らかだ。
ギャンブル的な男の生きざまをハードボイルドに描いて、同じ雰囲気が漂っている感じがした。

夜中に部屋で一人バーボンでもやりながら読むのにいい短編集だった。
昭和基地の書棚にあったのが目にとまって読んでみた。
古本で100円と鉛筆書きがあった。

角川文庫
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by s_space_s | 2008-11-26 23:26 | 読書 | Trackback | Comments(4)
2008年 11月 25日

Go climb an iceberg!

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by s_space_s | 2008-11-25 13:32 | クライミング
2008年 11月 24日

第1回ペンギンセンサス旅行(1、2日目)

11月14日(金)から18日(火)まで、4泊5日でペンギン調査旅行に行ってきました。
天候とメンバーに恵まれ、大変楽しい旅行になりました。
7人のメンバーで雪上車が3台(2名ずつ)。
わしはアイスパイロットという感じで旅行中ずっとスノーモービルで先行し、ルートナビ、危険個所のチェックをしました。

ペンギンの数は例年より少なめでしたが、予定した全ての集団営巣地(ルッカリー)を周り、調査することができました。
調査のメインは個体数を数えることですが、ペンギンの営巣地での生活を観察するのは面白くてペンギンがより身近に感じました。
ルッカリーの環境によってペンギンンの様子も違いました。
今の時期では、巣を作るための小石の量が重要なファクターになっているように感じました。
雛が孵って、親が雛に与えるために餌を捕るようになると、今度は海氷の開き具合が問題になってくるのでしょう。

細かい報告は省略して、何枚か撮った写真をみていただこうと思います。

1日目 曇のち晴
昭和基地~スカルブスネスきざはし浜小屋、すりばち池調査

スカルブスネスまでの中間地点、ラングの長頭山
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スカルブスネスきざはし浜の湾に入ってきたところ。
正面左に夏に登ったすりばち山が見える。
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夕方小屋に着いて、夕食後すりばち池のルッカリー調査に出かけた。
丘の向こうに夕陽に照らされたシェッゲの岩壁が。
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すりばち池は正面のすりばち山の左手の麓にある。
途中の峠の岩場にユキドリの団地があった。
気温はマイナス6度ぐらいでそれほど低くなかったが、風があったので寒かった。
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全面結氷したすりばち池にペンギンの姿はなかった。
夏に見たアザラシのミイラも発見できず。
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池の上を歩いてみた。
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2日目 晴
きざはし浜小屋~ネッケルホルマネ、ルート工作・調査、鳥の巣湾調査、シェッゲ登山

今日は2班に分かれて行動。
わしらはスカルブスネス北西沖にあるネッケルホルマネ島へルート工作しながら調査に行った。
もう1班は小屋から歩いて1時間ほどの鳥の巣湾にあるルッカリーの調査。
このルッカリーは100羽ほどいるのだが、昨年生き残った雛は7羽以下だった。
100羽の成鳥がいれば巣は40はできるだろう。
それで7羽しか生き残れないとは、厳しい世界だ。

シェッゲの南壁を横目で見ながら、調査へ向かう。
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ネッケルホルマネには130羽ほどのペンギンがいた。
向こうに見えるは、またシェッゲ。
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なんで、こんなに気になるのかというと、午後登山する予定だったから。
シェッゲ北面は傾斜は緩いが、ハーフドームのスネークダイク(登ったことないが)を彷彿とさせる大スラブ。
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少し登ると氷山を上から見下ろすようになる。
海氷上にゴマ粒のような雪上車とルートが見える。右のほう。
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中間部のちょっと急な核心部。
長靴の抜群のフリクションで問題ない。
下りのことを考えて、ルートを確認しながら登る。
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シェッゲ頂上。後方にすりばち山。
ユキドリが飛び回っていた。
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登り1時間半、下り1時間弱のちょっとした登山だったが、このピークには是非立ってみたかったので大満足で小屋へ帰る。

きざはし浜小屋は快適な小屋。
みんなかなりご機嫌のよう。
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今回は月桂冠を持ってきた。
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3~5日目に続く
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by s_space_s | 2008-11-24 23:24 | 南極 | Trackback | Comments(3)
2008年 11月 19日

最近観た映画

★海の上のピアニスト
1998年、イタリア映画、ジュゼッペ・トルナトーレ監督
★戦場のピアニスト
2002年、フランス・ドイツ・ポーランド・イギリス合作、ロマン・ポランスキー監督

「戦場」と「船上」というところで2つの作品を混同していた。
邦題のつけ方が紛らわしい。→八つ当たり

「海の上」のほうは英語字幕で観たのでストーリーがちょっと分かりにくかった。
特に1900(主人公はこういう名前)が最後にしゃべるジョークの面白さが理解できなかった。
部屋でビール、焼酎、ワインなど飲みながら観る。
午前0時頃窓から空を観ると、逆さのオリオンとシリウスにうっすららオーロラが架かっているのが見えた。
しばらく眺めてから寝た。

「戦場」のほうは、ユダヤ人迫害の恐ろしさ、悲惨な状況でも音楽は美しいこと、ドイツ人将校の人間性など心に残る作品だった。
「ヒットラー」を観たばかりだったので時代背景がよくわかった。

「海の上」は独学のインスピレーションで弾く天才。
「戦場」は正統派のきちんと教育を受けたクラシックピアニスト。
時代的には近いけど、境遇はかなり違う。
改めてピアノという楽器の完成度と奥深さを感じた。

★ファイナルカット
頭に人工的なメモリーを埋め込むのが、死後のリメモリー(故人の記憶の上映会)のためだけなら本人にとってはあまり意味がないような気がした。
こんな技術が開発されたら、情報産業としてすごい価値が生まれるだろう。
暗い感じの映画だった。
1985年、アメリカ映画、ラリー・G・ブラウン監督

★ヒットラー最後の12日間
あれだけ歴史に残る人物なのだから、最後ぐらいは人間として心に残るエピソードを残すのかと思ったら、最後までぐだぐだのダメおやじの話だった。
2004年、ドイツ・オーストリア・イタリア共同制作、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督

★依頼人
11歳の少年役の俳優(ブラッド・レンフロ)はなかなか魅力的な子だったが、25歳で麻薬中毒のため亡くなったそうだ。残念なことだ。
1994年、アメリカ映画、ジョエル・シューマカー監督

★ダ・ヴィンチ・コード
キリストの女系子孫が存在することがどんな意味をもつのかよく分からないので、その秘密を人命を賭けて守ろうとする者、また、暴こうとする者の動機付けがピンとこなかった。
サスペンスとしては楽しめた。
2006年、アメリカ映画、ロン・ハワード監督

★みんなのいえ
これは分かりやすい映画。
娘婿はなんかむかつくけど、それが監督の狙いなのね。
自転車漕ぎ用。
2001年、日本映画、三谷幸喜監督

★SEVEN
当時としてはなかなか凄い映画だったようだ。
サブリミナル効果を使っている。
1995年、アメリカ映画、デヴィッド・フィンチャー監督

★アイ・アム・サム
これ、前にも観たことがあるような気がする。
どうもショーンペンが好きになれない。
娘は賢くて可愛い。
2001年、アメリカ映画、ジェシー・ネルソン監督

★隠し砦の三悪人
お姫様のキンキン頭に響くセリフが気になったけど、痛快な娯楽時代劇。
題名からもう少し違う話を想像していたが、忠義ものだった。
1958年、日本映画、黒澤明監督

★用心棒
三船敏郎はこういう無頼な役のほうが似合う。
男くさくていいね。チャールス・ブロンソンも同じ匂いがしそう。
1961年、日本映画、黒澤明監督

★鉄人28号
実写版鉄人。子供向け作品。自転車漕ぎ用。
そういえば、漫画の鉄人はリモコンで操縦するロボットなのに、レバーが2つしかなくて、ほとんど正太郎が口で命令していたような気がする。
その点この実写版のリモコンは複雑にできていた。
けど、ロボットのダメージが遠隔操作する操縦者に不要の苦痛を与えるこのシステムはいかがなものか。
2005年、日本映画、冨樫森監督

★野獣死すべし
松田優作凄い。

★東京タワー
おでんくんは好きなので良しとしよう。
関係ない話だが、リリー・フランキーは南極観測隊でセールロンダーネのFAをやってみえるA氏によく似ていると思うのだが、声も似ているような気がする。
やっぱ、骨格とか似ていると声も似てくるのだろうか?
2007年、日本映画、松岡錠司監督、松尾スズキ脚本
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by s_space_s | 2008-11-19 18:34 | 映画 | Trackback | Comments(7)
2008年 11月 14日

明日からペンギンセンサス

11月14日(金)から18日(火)の予定で、南方のスカルブスネスからルンパ方面へ周遊してほとんどのペンギンルッカリーを調査する旅行に出ます。
しばらく昭和基地を留守にします。
メンバーは私を含め7名の大所帯です。

今年は定着氷の氷厚が厚いらしく、現在のところペンギンの移動が少なめのようです。
ペンギンセンサスの様子については、またご報告します。

明日から天気が崩れそうな予報が出ていますが、リーダーとして無理せず、安全第一で調査をしてきます。
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by s_space_s | 2008-11-14 01:38 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2008年 11月 12日

野獣死すべし

松田優作の狂気を感じさせる演技と存在感はすごい。



XYZ飲んでみたい。

この話で伏線張っておいて、最後は夢を見ていたという落ちかと思わせて、狙撃されてみんな現実だったという2重のどんでんがえし。
観なおしてみたらピアニストの服の色が変わっていたのだね。

1980年、日本映画、村川 透監督
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by s_space_s | 2008-11-12 01:34 | 映画 | Trackback | Comments(0)
2008年 11月 11日

冬に逆戻り

晴天が続き除雪も急ピッチで進んで、地面も見え始めていた昭和基地周辺でしたが、8日、9日にかけて襲来した最大瞬間風速42m/sを超えるブリが運んできた雪で、一気に元の冬景色に戻ってしまいました。
3日ほどかかって重機で除雪したところが、元通りになっているのを見て力が抜けました。

除雪チームのリーダー、Iチーフや強力メンバーG隊員、F隊員、K師匠らがS16の作業で不在なので、隊長も作業に加わり基地に残ったメンバーで一から除雪をやり直し始めました。
次のブリがまた来そうな気配があるのでしばらく様子を見る手もあるのですが、ダメもとで出来るときにやっておかないと、除雪がどんどん遅れ50次隊の受け入れにも支障が出てくるのです。

テレマーカーとしては嬉しい雪も設営隊員としては恨めしい雪です。
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by s_space_s | 2008-11-11 18:32 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2008年 11月 10日

当直のお仕事

越冬隊では隊長と調理担当を除いて月に1回(たまに2回)当直がまわってくる。

11月6日(木)に当たったので、どんなことをやるのか主な仕事を書いてみたい。
考えてみれば、当直をやるのもあと2、3回。
いつも手抜きをしているわけではないけれども、感慨深いものがあり、少し丁寧に掃除などしてみた。

まず6時に起きて、6時半から当直に入る。
通常だと、シェフが朝食を作ってくれるので、バイキングの皿を並べたり、飲み物を準備したりといった感じで、シェフの補助をする。
この日はAシェフが観測旅行中だったので、Kシェフが前の晩に準備してくれた料理などを当直だけで出すかたちだった。
自分自身は昨夜、飲み過ぎ食べすぎで朝飯はあまり食えなかった。

朝食後は食器洗いと料理などの片づけ。
食堂の掃除機かけ、モップかけ。

曜日によって掃除箇所は変わり、木曜日は2階のトイレ掃除。
ここは小便器1個だけなので楽。

毎日あって時間がかかるのが風呂掃除と大きいほうのトイレ掃除。
風呂掃除はまず、すのこをブラシで洗い通路に出して干す。
乾きが悪いと木が腐ってくるので、夕方4時までしっかり乾かす。
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すのこを外した風呂
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構造上、水はけが悪いのでゴムの水切りと「水切りヘルパー」を使って水を流す。
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トイレ掃除では大のほうでショットガン使用者が多かったらしく、点々が落としずらかった。
こんな張り紙もしてあるのだが・・・
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これを飲んだら尿道結石が治る・・・わけない。
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ここまで終わって10時過ぎ、ちょっと休憩して、11時前からまた厨房入り。
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Kシェフが手際よく調理する料理を配膳したり調理器具などを洗うのが主な仕事。
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今日の昼食は、チキンソテーのキノコソースかけ、ソーセージとロールキャベツ、漬物、オニオンスープだった。
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昼食後、有志の隊員数名に手伝ってもらい皿洗い。
厨房片付け、ゴミ出しで一段落。

この日は野菜栽培装置の当番も当たっていたので、栽培装置のフィルター清掃、液体肥料作り、レタスの定植、霧吹きなどをやる。
クリスマス用にイチゴの種が播いてあった。楽しみ。

4時に風呂を復旧。
5時前から厨房入り。
厨房で手伝いながら、Kシェフ特製の塩辛をつまみに泡の出る飲み物を何本か飲みながら仕事をする。これが毎回楽しみ。

通常は夕食後にミーティングを行うのだが、鍋の日は食事をゆっくり楽しむために?夕食前にミーティングを済ます。
当直はその司会をする。
中身は連絡事項、隊長のお話、明日の気象情報など。

今日はキムチ鍋。メインの鍋の写真を撮るのを忘れたので、しめの雑炊で御勘弁を。
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日本酒(八海山、菊水無冠帝)も出て(というか当直が好きなの持ってくる)また飲み過ぎてしまった。

夕食後、居住棟輪番制の皿洗い当番数名と皿洗い。
ゴミ出し、ふきん・台拭きの洗濯・漂白、厨房の掃除機かけ、床の水拭き。
その後生ゴミなどを少し離れた焼却炉棟へ運ぶ仕事があるのだが、Aガイドが何かのついでに持って行ってくれて感謝感謝。

これで業務終了。
9時からのバーに寄って、また一杯・・・
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by s_space_s | 2008-11-10 03:07 | 南極 | Trackback | Comments(0)