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2010年 10月 30日

釣り餌現地調達手作りざおの釣りに挑戦

NSネットの企画で手作り竿での釣りに長良川へ行ってきました。

竿まで子供たちに作ってもらうといいのですが、今回は小さい子供も多かったので、竿は良さん手作りということで我慢してもらいました。
ところで、このGAMANをMOTTAINAIみたいな自然保護のキーワードにしようとしている人がいると新聞に書いてありました。
両方ともわしの好きな言葉ではあります。
外国向けのメッセージとして広めたいようですが、ロハスみたいにならないよう祈ります。

話が脱線しました。

餌は浅瀬で子供たちが石をひっくり返して捕まえます。
いろんな水棲昆虫が捕れて、観察もできました。
仕掛けもできるだけ自分でセットして釣りにかかります。
生きた昆虫に鉤を刺すのに抵抗のある子供もいました。
ここは割り切ってなるべく活きがよいまま流せるような刺し方を教えます。
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条件が悪く、数匹ヨシノボリが釣れただけでしたか、終盤で子供たちがブラックバスをたて続けにヒット。
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これは斑点がなくスマートなのでスモールマウスバスかと思いましたが、絞めて食べる段になると同じ斑点が現れたのでラージマウスなのでしょう。
魚って不思議です。
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釣った魚はもちろん焼いて食べました。
採った餌も釣った魚もみんな命のあるもの。
観るだけで、触るな殺すなでは本当の自然体験ではないと思います。

バスはアマゴなどと変わらないくらい美味かったです。
わしも外来魚を嫌っているわけではありません。
彼らはただ必死に生きていこうとしているだけなのですから。
けど、今の長良川がこれ以上変わってしまうのは嫌です。

芝生広場に残された並木を観て歩いていたら、ムクノキの実がたくさん落ちていました。
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この広場はもともと竹林と雑木林が手入れされず放置してあったのを、公園に整備したところです。
昔はわしもキクイモを掘ったりクルミを拾いに行ったりしていました。

並木として残してある樹はほとんどエノキです。
最初の頃、オニグルミも数本残してありましたが、枯れてしまいました。
芝生広場でバーベキューをするのも楽しいでしょうが、子供たちにはもっと自然に触れてもらいたいと思います。
かみさんにムクノキの実を食べさせたら、子供の頃を思い出したと言っていました。
自分で採って食べた記憶は大人になってもずっと残るのでしょう。
ちなみに、ムクノキの実は干し柿そっくりでほのかな甘さです。

良さんの報告
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by s_space_s | 2010-10-30 15:39 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 28日

メタボラ

数年前、朝日新聞に連載されていたのを、終盤になって読み出して気になっていた小説。
先日の「柔らかな頬」に続いて桐野夏生2冊目。

「メタボラ」の意味は小説を読んでもまったく分からない。
記憶喪失もののミステリーかと思って読んでいると、ギンジ(記憶喪失)とジェイク(宮古島出身)のロードムービー的なお話になる。
その日食べるものを買うお金もないのに、沖縄という南国が舞台のせいか悲壮感がない。

新聞の連載を読み始めた、工場での派遣労働のあたりから、社会派の臭いがするようになる。
そして、ギンジは忘れていた自分のある性向に気付くのである。

終盤は、それまでの暢気さは一転し暗いほうへ暗いほうへと話は進む。
そして、どうしようもないアンハッピー・エンド。
船のデッキでジェイクの冷たくなっていく手を握るギンジ。
これはまさしく純愛を描いたドラマだ。

桐野夏生著 2007年 朝日新聞社 
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by s_space_s | 2010-10-28 18:38 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 24日

紅葉の白山登山

松山へ出張に行ったときにした白山の話がきっかけで、大学のN先生とMさん、Mの友人のNさんの4人で白山に登ることになった。

(メンバー紹介)
N先生は美術の先生なのだが、白山信仰や関連の神社にも興味をもっておられ、白山の頂上にも行っておかねばというご希望でわしもお伴させていただくことになった。
Mさんは、エコツアーを研究テーマにしていて白山エコカフェなど精力的な活動をしてみえる方。
今回もその取材のための登山である。
Nさんは自然体験活動のファシリテーター。
好奇心旺盛で明るい女性である。

本当は山小屋に泊まってのんびりしたかったけど、皆さんお忙しくて、平瀬道から日帰りで往復することになった。

平成22年10月12日(火)
大学に朝5時に集合。
Mさんの運転で大白川ダムの登山口へ。

8時登山開始。
登り始めはブナの大木が素晴らしい。
赤い蔦はツタウルシ。
見るには美しいが、触るとえらいことになるので注意。
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ヤマブドウ(ピンボケ)
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紅葉にオオシラビソが混じるとアクセントになってとても綺麗。
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大倉尾根避難小屋あたりの紅葉
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シラタマノキ
食べるとミントの味がして、けっこう美味い。
けど、コケモモ食べるとやっぱりコケモモにはかなわんという程度。
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室堂手前から頂上をのぞむ。
ナナカマドも葉が落ちて赤い実だけ。
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Mさんから、頂上直下に白山開山のとき泰澄が21日間隠って行を行った岩穴があることを聞いた。
頂上直下は岩場になっているので、Mさんは苦労して岩穴までたどり着き、1時間だけ滞在したとのこと。
この写真には写っていないが、右手に回り込んだ岩壁の基部に確かに岩穴があるのが、遠目にも確認できた。
機会があったら、わしも是非行ってみたいと思った。

室堂あたりは、クロマメノキの紅葉がすばらしい。
実はもう生っていない。
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N先生は大変お元気で、わしとN先生が先に室堂に着いた。
Mさん、N女史を待ちながら、室堂神社の前でコーヒーなど淹れてのんびりする。

後続のお二人がなかなか上がってこないので、書き置きをして頂上に向かう。
室堂から頂上までは、きれいな石畳になっていた。
他の遊歩道もきれいにする工事が進んでいるようす。
ここまで整備する必要があるかは?

頂上の白山奥宮に参拝してすこしのんびりしてから、泰澄の岩屋に寄ってみることにした。
しかし、ルンゼ状の下降ルートは危なそうだったので、今回は無理をせず、登山道に戻った。
室堂に戻ると、MさんとN女史はビジターセンターの中で休憩してみえた。

下山は思い思いのペースで自然観察などしながら歩く。
わしはナメコ狙いで、きょろきょろしながらゆっくり下る。
ナメコにはまだ早く、ムキタケ、チャナメツムタケ、キナメツムタケ、ナラタケ、ホテイシメジなどが出ていた。

我が家で人気のキノコ、チャナメツムタケ。
味はナメコに似てるが、もう少しワイルド?な味。
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サルナシの食べ頃のものも落ちていた。
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登山口にもN先生とわしが先に着いた。
MさんとN女史を待つあいだ、N先生は白水湖畔ロッジのテラスでビールを飲んでみえた。
わしはシラカンバに似ているがちょっと違う木の林が気になってうろうろ。
これはウダイカンバかな。

ロッジのほうに行ってみると大きな猟犬が走り回って遊んでいた。
オーナーさんが出てきて、犬のことで一言二言、話をする。
わしらと話をしていてオーナーさんのいうには、
「涼しげなお二人ですね。」

普通の登山客って暑苦しそうなのかな?
たぶん力が抜けているという意味なのだろうと受け取った。
N先生もこのコメントにまんざらでもなさそうだった。

暫くして、Mさん、N女史が降りてきた。
早々に車で出発、平瀬温泉にゆっくり浸かってから帰る。

車中で携帯の電源を入れたら大変な知らせが舞い込んでいたのであった。
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by s_space_s | 2010-10-24 21:31 | 山登り | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 24日

収穫の秋

昨年5月に植えたイチジクに実がついた

小ぶりながらちゃんとイチジクの味がする
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こちらはもう大木になりつつあるキウイ
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今年は特にたくさん実がついた

独活の花にはミツバチとスズメバチが交替で密集め

タラの木とサンショウは伸びすぎたのでばっさり剪定して畑で焼いた

ひとつ成績が悪いのがかなり前に植えた柚子

剪定するのも棘が鋭くやっかいもの

「来年生らなかったら切ろう」

そばでこんな相談していたらびっくりして生るかも

かみさんとこんなこといながら草取りなどする休日の朝
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by s_space_s | 2010-10-24 20:26 | 日常 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 16日

ドウの天井1333mと明神山1141m

かなり前になるが、9月20日に板取川の源流、川浦渓谷の支流、箱洞からドウの天井と明神山へ登った。

川浦渓谷はかなり手前で、工事のためゲートが閉められているので、マウンテンバイクもどきのポデローザ3号にお出まし願った。
旧石門横のトンネルはひどいことしたもんだと思うが、使えるものは使うのがわしのポリシーなのさ。(もとい、ポリシーのなさ。)
真っ暗なトンネルで直進しているつもりが、右に寄ってしまったらしく壁に激突してしまった。
右こぶしと肘から流血。
山ノ神のバチがあたったのか。

銚子滝への遊歩道も藪に覆われ、第2橋は落石のため落ちてしまっていた。
簡単に人間が管理できるような場所ではないのだ。

箱洞に入ると、自然に身を委ねる感覚が戻ってきて、楽しく遡行できる。
この流域は禁漁にもかかわらず釣り師が頻繁に入っているとみえて、走る魚影も小魚のみ。
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中流部は小滝が幾つかあるだけで癒し系の谷である。

滑っては湛え、滑っては湛え・・・。
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分かりにくい二又手前に焚き火の跡があった。
後で分かったのだが、この方のキャンプ跡だったらしい。

この二又を過ぎてしばらくすると谷は荒れた感じになり傾斜が増す。
奥の二又を知らないうちに右に入ってしまったらしく、いやらしい滝が連続するようになる。
単独なので、無理は出来ないし、下降のことも考えながら、ルートを慎重に選んで滝を越えていった。

周囲はブナ、ミズナラの大木が残っている。
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比較的歩きやすい藪に突入してしばらく登ると、なんと、りっぱな車道に出てしまった。
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西ヶ洞の源流がどうなっているかも見たかったので、ドウの天井と反対に舗装された林道を歩いていった。
西ヶ洞上流に川浦ダムができたことは知っていた。

高木泰夫氏の「三訂 奥美濃 ―ヤブ山登山のすすめ―」には川浦ダムができた後にドウの天井へ上がった記録が出ていたと思うが、ダム上流のコゼイ谷はまだ昔の面影が残っているような記述であった。
せめてそこだけでもと思って尾根を越えて林道を歩いていくと、そこに広がっていた光景は・・・。
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山々を見守る会のHPに中部電力のやっていることが詳しくレポートされている。
わしらは電気を使うだけで、その行為についてとやかく言える立場でないことは分かっている。
自分も含め人間がやっている行為の愚かさを思い知らされ、落ち込むのであった。

林道を歩いて戻るのもバカらしいので、林道脇の小谷から尾根に上がり、まだブナの残る藪尾根をドウの天井へ向かった。
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思ったより藪が濃くすぐ、そこにあるはずのピークになかなか着かない。
ひょっとして違う尾根に入ってしまったのではないかと不安になり、何度も5万図とコンパスを出す。
こんなときGPSがあれば安心であろうが、奥美濃にGPSは不要だし、この山域の面白さを損なうものだと思う。
南極では活用していたので、その便利さは認めるけれど。

やっと出た、公園のようなドウの天井のピーク。
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林道へ下る「りっぱな」遊歩道を降りていくと、林道手前に立派なヒノキが立っていた。
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根元にビバークでもできそうな洞がある「根上がりヒノキ」
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根上がりヒノキの解説板
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いったい誰に向かって何を伝えようとしているのか。
「畏敬の念を」持っていたらこんなことはできないのではないかしら。

ずっと考えていたのは下降のこと。
登ってきた谷を下るには懸垂が数回必要だ。
そこで思いついたのが、隣の明神山を越え、次のコルから箱洞の二又へ下るルート。

手前のとんがったピークが明神山
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微かな踏み跡が残る尾根には針葉樹林が多い。
幹の感じが松ににているツガ。
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コウヤマキの大木が素晴らしい。
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明神山頂上近くにあった、ヒノキとタカノツメの珍しい合体木。
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奥美濃のなかでも独特な雰囲気を持つ明神山のピーク。
数年前に「美濃のまっちゃん」と明神洞を遡行して来て以来だ。
こういう山なら何度でも来たくなる。
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ここからの下降は容易い。
箱洞右俣の左岸にとても印象に残る黒い滝が掛かっていた。
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この滝のことは日比野さんの百山百渓にも記述が残っている。

滑っては湛え・・・
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滑っては湛え・・・
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川浦谷本流に出て、時間があったので、銚子滝を見物してくる。
すごい水量に圧倒される。
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帰りはヘッドランプを点けてトンネルを抜け、あっという間にゲートへ。
ホームセンターで買って15年以上も乗っているポデローザ3号
この自転車も走れるうちは、なかなか買い換えることができない。
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板取の街道に出る手前で大きな杉に目が止まる。
「畏敬の念を持って大切に接する」とはこういうことを言うのではないか。
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杉原の大杉の案内板
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ゲート5:25 林道終点5:50 箱洞出合6:15 二又7:20 林道9:00 西が洞源流経由 
ドウの天井10:30 明神山経由 箱洞二又13:00 川浦谷出合14:30 ゲート16:00
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by s_space_s | 2010-10-16 12:39 | 山登り | Trackback | Comments(2)
2010年 10月 16日

籾糠山から猿ヶ馬場1875m

10月2日の土曜日、コザエモンさんと天生湿原から籾糠山を経て猿ヶ馬場山へ行って来ました。
キノコも期待しましたが、ハナイグチとナメコが少しだけでまだ早い感じでした。
籾糠までは整備された遊歩道コースで、ブナの原生林が素晴らしい。

カツラ門。大木のカツラが3本並んで、登山道はその間を抜けて行きます。
秋のカツラはメープルシロップのような甘い香りがします。
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籾糠山から大瀬戸谷を隔てた猿ヶ馬場。
かなり遠くに見え、ここからは道がないので、ちょっぴり不安がよぎります。
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大瀬戸谷源流はナメと小滝が連続して歩きやすい谷でした。
いかにも岩魚がいそうな良い谷です。
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谷に降りてから、籾糠山に地図とコンパス、時計を忘れて来たことに気がつきました。
いつも予備のコンパスと地図は持っているので、助かりました。

倒木にスギヒラタケが多い。
美味しいキノコですが、何年か前に中毒の疑いがある事故があったので、控えています。
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頂上周辺はモーレツな笹藪で、コザエモンさんに藪漕ぎをお任せして、のんびり登りました。
新雪のラッセルと一緒で藪漕ぎにもコツがあります。

藪に覆われた猿ヶ馬場山頂上に籾糠から2時間弱で着きました。
オオシラビソに古い看板がつけられていました。
雪がない猿ヶ馬場も悪くないと思いました。
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帰りも同じルートで籾糠山へ戻りました。
忘れ物はもうありませんでした。

籾糠山周辺はブナではなく、オオシラビソ、ウラジロモミ、コメツガなどの針葉樹とダケカンバの林です。
真っ白いダケカンバはシラカンバと見間違えそうなときもあります。
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けど、葉っぱを見ればシラカンバとは違うことが分かります。
ダケカンバのほうが葉脈が多く葉の縁のギザギザ(鋸歯)がはっきりしています。
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日の傾いた天生湿原をのんびり歩いて峠に戻りました。
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初秋の自然を満喫した山歩きでした。

コザエモンさんの記録
楽山荘の加納さんのガイド
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by s_space_s | 2010-10-16 09:43 | 山登り | Trackback | Comments(3)
2010年 10月 10日

そばの匠

9月25日(土)
1週間前に福富の白山神社へ大杉を見に行きました。
そのとき神社の隣に気になる蕎麦のお店を見つけました。
土曜日のお昼、家族を連れて杉を見がてら蕎麦を食べに行きました。

今日は白山神社のお祭りの日で、氏子の方が大勢お参りに来てみえました。
私たちにもお供えの餅を分けてくださいました。
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大杉は今日も立派です。
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境内を出て右手の野原をつっきると蕎麦屋さんの裏に出ます。
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表にまわると今日はやってました。
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先週ちらしをもらったおばちゃんがここの女将さんでした。
中に入ると思っていたより新しく、きれいなお店。
壁には「うえのたかし」さんの独活の花の版画がかけてありました。

かけそば
やわらかめの蕎麦でやさしい味。
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とろろそば
ちょうどいい八割蕎麦のコシ。とろろと出汁の相性が抜群で、お腹も膨れます。
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十割蕎麦
蕎麦本来の味を再確認。
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それぞれ違った味わいで、どれも美味しい。
隠れ家的なお店の雰囲気もよく、遠くからここの蕎麦を食べに来るお客さんもあるようでした。
何度も行きたくなる蕎麦屋さんです。

お店のちらし
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場所はこちら
巨木・蕎麦MAP
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by s_space_s | 2010-10-10 14:42 | うまいもん | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 09日

ボートで長良川下り

ずいぶん前の話になりますが、7月3日、4日で開催された「第7回川と山の自然体験活動の集い」で行った「Eボート川下り」の報告書を今頃やっと提出しましたので、こちらにも掲載させていただきます。

★「Eボート川下り」
実施日:7月3日
ガイド:小野(長良川環境レンジャー)、石際(エヌエスネット)
参加者:7名
スタッフ:山内(ODSSエコツーリズム事業部)、新津(森林文化アカデミー)

《報 告》
前日からの雨が止まず、天気はぐずつき気味。
水量は平水より1mちょっと高いけど、午前中に下見をした感じでは、雨が上がれば実施できそうということで、とりあえず環境レンジャーの事務所で様子を見ることにしました。
お昼ごろまた雨が降り出し、雷の恐れもあったので、この地域で警報が出ていないことを確認したうえで、現場へ向かいました。

参加者の皆さんがあまり乗り気でなければ中止してもいいと思っていたのですが、集合場所の千鳥橋下流へ行ってみると皆さんやる気満々。
参加者は2家族(お母さん2人、子供3人)と岐阜市自然環境課の方が取材を兼ねて2人。
小雨がぱらつく肌寒い天気のなか早速Eボートの準備にかかりました。

次は、PFD(ライフジャケット)を着けて、安全に関するお話をしました。
特にボートから落ちた時の泳ぎ方や注意点、スローバックで助けてもらう方法を見てもらいました。
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いよいよ出発。小野さんにラダーマン(舵取り)をお願いし、石際と新津さんが漕ぎ手に入りました。
山内さんには地上サポートをお願いし、上陸地点の長良・鵜飼広場へ車の回送をしてもらいました。
漕ぎ出すと流れも速く、増水で底が擦ることもないので、快調に下ります。

いつもなら上陸して岩場から飛び込んで遊ぶ古津のワンドもこの天気では飛び込みたいという子供もおらず、ボートから見るだけ。
鵜飼大橋下に上陸し自然観察も行いました。
増水のため普段は水がつかない川原のあたりまでしか入れないので、水棲昆虫は少なかったのですが、石の裏にヨシノボリが卵を産み付けているのを発見しました。
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なんかおる?
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子供たちは腰まで水に浸かりバチャバチャ水を掛け合って元気、元気。
元気な大人も何人か。
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鵜飼大橋から鵜飼広場まではあっという間。納涼台付近から雨に煙る金華山の原生林を見上げると、ここは日本じゃないような気がしました。
最後は、山内さんと、応援の加藤さんに迎えられてゴールしました。
最初はどうなることかと思いましたが、参加された皆さんの笑顔を見て、出来てよかったなぁと思った次第です。
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by s_space_s | 2010-10-09 14:25 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 03日

シーズン最後の釣行

9月最後の土曜日、奥美濃のある沢へ沢登りをかねて釣りに行った。

廃道になった林道は藪に帰りつつある。
気持ちのよい浅瀬を上流へ急ぐ。
やがて両岸が切り立った廊下へ。
出口には泳がないと突破できない小滝があった。
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さすがに泳ぐ気にはなれず、大きく高巻く。
源流にはブナの原生林(二次林かも)が待っていた。
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気温は低く毛鉤の追いは悪い。

ちょっとした落ち込みでゆらりと出てくる影を見た。
すぐには食いつかない。
毛鉤を少し沈め誘いをかけると、水中の魚影が毛鉤を咥えたように見えた。
ぴっと合わせた瞬間竿がしなった。

抵抗する魚をいなしながら、斜めに岸へ引きずり揚げる。
最初はバタンバタンとのたくっていたがすぐにおとなしくなった。
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手のひらスケールで30cmはあるオスのアマゴだった。
やはり食いは浅く、アゴの皮一枚に掛かっていただけ。
もう少し暴れられたら危なかった。
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何匹か追加した後、竿をしまい、沢登りに専念する。
シシウドの花が雲のよう。
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最後までシャワークライミングを楽しみ少しの藪漕ぎでひと気のない三角点へ。
高曇りでまっこと気持ちがよく昼寝したい気分。
重い腰を上げ笹藪を下る。
幾つか滝をクライムダウンして見覚えのある出合に出た。
ブナ林がすばらしい。
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ウスヒラタケ
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気の早いナメコが出ていた。
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釣り師がよく入る谷である。
それでも、森が素晴らしければ、まだまだ豊かなものを与えてくれるのだ。
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by s_space_s | 2010-10-03 21:54 | 釣り | Trackback | Comments(2)
2010年 10月 03日

柔らかな頬

5歳の女の子の柔らかな頬の感触
ある朝、神隠しのように消えてしまったら、どうする?

「メタボラ」を読みたいと思って図書館に行ったら書架になく、代わりに題名を聞いたことのあるこの本を借りてきた。
読み出すとドラマを観ているようで、止められなくなり、一気に読んでしまった。

行方不明になった少女の母親カスミについては、読者によっていろいろ反応が違うようである。
まあ、こういう女がいてもいいかと思った。

わしとしては、気になったのが末期の胃癌に侵されている元刑事内海。
読み終わったあとも心の片隅に引っかかり、気が付くとその最後について考えていたりする。
内海が唯一受け入れることができた音楽は、スティービー・レイ・ボーンのブルース。

内海が最も気に入っているナンバーはTexas Flood
内海が最初に登場する章には「洪水」とタイトルがついている。
ここではLittle Wingも登場する。
アルバムTexas Floodには、こいつは入っていないのでベスト版でも聴いていたのだろうか。
話は脱線するが、ジミヘンのLittle Wingを多くのアーティストがカバーしたがるのは、オリジナルのLittle Wingがもっと聴きたいと思うところでぷつんと終わっているからという話がある。
何かを象徴するようなエピソードではないか。

ジミヘンもSRVも若くして死んでしまった。
死とセットでその生を捉えるのは間違いではないだろう。

もし内海がオリジナルの「テキサス・フラッド」でLennyを聴いていたらどう感じただろうか。



桐野夏生著 1999年 講談社


今日、図書館で「メタボラ」を借りてきてしまった。
blog更新してる時間ねぇ~。
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by s_space_s | 2010-10-03 21:29 | 読書 | Trackback | Comments(0)