blog版 がおろ亭

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2012年 06月 30日

背中丸めて―「小沢昭一的こころ」のこころ

毎朝、トイレに入ってちょっとフンばっているときに、少しずつ読みました。

小沢昭一といえば昔からず~っと続いているラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」。
平日夕方の放送なので、めったに聴くことができませんが、番組は続いているようです。
最近知ったのですがインターネットラジオでも聴けます。
便利な世の中になったもんだ。
小沢昭一的こころ
来週は「看板について考えるのこころだ~。」と叫んでみえました。

この番組を聴いて思い出すのは、勉強もせずビルの建築現場のバイトに明け暮れていた大学時代のことです。
運良く早めに作業が終わった日は、現場からワンボックスに乗って帰る途中で、この番組が聴けた。
仕事が終わった心地よい疲労感と、いつも変わらないお囃子に、なんとも言えず幸せな気分になったものでした。
な~んも考えていないバカな若造でした。
(今も基本的に変わりませんが・・・。)

番組の始めに、「筋書き大倉徹也」というようなアナウンスが毎回入ります。
聴いていると、小沢さんが思いついた話題をアドリブで話しているように聴こえるので、ちょっと不思議な感じがします。
けど、この本の解説で井上保氏が書かれたエピソードを読んで納得しました。
ある日小沢昭一の自宅を訪ねたとき、ラジオ放送と変わらない調子で小沢さんが脚本を読む練習をしていたと言うのです。
重たいところを表に出さない、涼しい顔で熱い風呂に入るような江戸っ子気質の芸人なのだと思います。

もうひとつ、気に入ったエピソード。

小沢さんが若い売り出し中のころ、大物俳優と共演することになって挨拶に行ったそうです。
そこで「春の海」を冠して俳句遊びをしていた大物俳優に、
「春の海 小沢昭一 小モノなり」
と吟じられてしまった。
小沢昭一はこのことを苦々しく思い出すわけです。

しかし、後年になって自分の芸を振り返った話のなかで、

「・・・大体のところ、大勢に順応するのはよそう。ひとが、一般が、なびく方向に逆らっていさえすれば、きっと間違いないだろうときめこんで、やっているだけ。つまりコモノです。
もっとも、このコモノということば、謙遜して言ったり、自虐的に言ったりしてるんではないのです。やや、好きなのです。少なくとも、大モノというのよりは気に入っています。」

と書いています。
筋金入りのコモノ。生涯一コモノ。
この美学よく分かります。

小沢昭一の域まで到達することは無理ですが、わしも方向はそちらを向いていたいと思っています。
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by s_space_s | 2012-06-30 09:27 | 読書 | Comments(0)
2012年 06月 26日

海外遡行同人総会

海外遡行同人の総会がこの土日,駒ヶ根キャンプセンターで開催されました。
まっちゃんファミリーと一緒に今年も行ってきました。

海外遡行というと少数の好事家のもののようなイメージを持たれる方がいるかも知れません。
けど,その世界を覗いてみると,クライミングとしても探検としても,今,最も熱い登山のカテゴリーだと感じました。

今回は台湾,韓国,インドネシア,ハワイの遡行・降渓の記録の報告がありました。
3時頃から始まり7時過ぎまで続く,内容の濃い報告ばかりでした。

オリエンテーションされる茂木さん。その横にまっちゃん。
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特に成瀬さんの報告されたハワイのワイアラエ谷は,動画も見せていただき,雑誌で読むのとは迫力が違いました。
見るからに悪そうな高巻きに突っ込むチャレンジ精神(技術的な裏付けあっての自信?)に感服しました。
たぶん違う谷からでしょうが,次回は頂上に立ちたいというタフさにまた驚き。
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学生の小阪さんたちのインドネシアの谷の報告も興味深いものがありました。
昨年よりも若い参加者が増えていて,今後の活躍が楽しみです。

報告会の後は,例によって,深夜まで続く宴会ゴルジュに突入。

高桑さん,本図さんなどお名前しか知らない諸先輩のお顔も拝見しました。
北大OBの米山さん,名古屋ACCの榎本さん,セクシー登山部の宮城さんなどとお話しでき,楽しいミーティングでした。

この刺激をいい形で自分の活動に繋げていけたらと思う今日この頃です。
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by s_space_s | 2012-06-26 00:04 | 山登り | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 16日

知らんかった

厚生労働省のWEBに公開されている有毒植物情報を見ていて驚いた。
アジサイは有毒だとのこと。
実は、かなり以前に庭に植えてあるあるアジサイの若葉をテンプラにして食べたことがあった。
このときは特に中毒の症状は出なかったと思う。
アジサイが有毒と言うことは知らなかった。
アジサイの仲間の蔓植物、イワガラミが山菜として食用になることを知っていたので、アジサイも食べられると勘違いした。

知らないものを試してみたくなる性分で、改めて考えるとけっこう危ないことをしてきたみたい。
例えば・・・

青年の家の官舎の庭に生えていたスズランをユキザサと間違えテンプラにして食べた。
山菜のアカザと間違えてアカメガシワを味噌汁に入れて食べた。
ウラベニホテイシメジをシメジと間違えて、たくさん採ってきて食べた。

お恥ずかしい話です。
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by s_space_s | 2012-06-16 19:26 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 13日

記憶力の問題?

今日、先日受験したTOEICのスコアが送られてきました。
一夜漬け(正確には1週間漬け)の割にはよく出来ました。

リスニングの短文理解がほぼ8割、リーディングも通して8割以上できたのですが、長文のリスニングが6割台しか理解できなかった。
英会話研修の効果測定なのに,ヒアリングのスコアが下がってしまって,ショボン。
短文なら内容を憶えていられるのに、長くなると設問に答えるころには何を言ってたか忘れてしまう。
要するに記憶力がないのです。
老化現象もあると思いますが、憶え方に問題があるような気もします。

これをカバーするために聴きながら、設問を読んだりしてみましたが、両方集中できず、よけいにだめ。
余裕があれば、会話が始まる前に設問の趣旨を理解した上で、会話を聴くのが一番いいと思いました。
少し工夫すればスコアは上がると思いますが、好きな英語の本を読んだり、英語で誰かと話したりするほうが楽しい。
なので、TOEICに時間と金を使うことは、当分ないと思います。
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by s_space_s | 2012-06-13 23:08 | あほばなし | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 13日

スはスペースのス

レイ・ブラッドベリが去る6月5日に亡くなった。

以前にも書いたが、ブラッドベリの短編集「スは宇宙(スペース)のス」は、わしが中2のとき小遣いで初めて買った文庫本2冊のうちの1冊だった。

筆頭に置かれた作品「さなぎ」を読んだとき、その強烈なイメージに鳥肌がたったことを憶えている。
星空を見上げると、自分も宇宙へ飛んでいけるような気がした。
今は見ようと思っても見れないけど、そのころまではよく空を飛ぶ夢を見ていた。

今朝、もう一回読み返したくなって本棚を探したが、見つからなかった。
それなら古本のペーパーバックでも買って、原文で読んでみるのもいいかも。

ちなみに、このblogのURLは、この短編集の題名からいただいた。
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by s_space_s | 2012-06-13 22:28 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 10日

大日ヶ岳山開き

大日ヶ岳の山開き登山のガイドに行ってきました。

参加者は66名の皆さん。
ダイナランドで集合しマイクロバスでウイングヒルズへ移動。
まずは石徹白の白山中居神社の宮司さんによる山開き神事がありました。

神主の資格を持っているODSSの加トさんによると,祭壇にお供えしてある品々には意味と決まりがあるらしい。
祝詞の内容やお祓いの方法にも興味がありましたが,祈願をしていただく立場なので記録することはできませんでした。

ウイングヒルズではサマースキーが始まっていました。
話の種に一度やってみたいと思いました。
こけたら痛いでしょうね。
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大日には3月と4月にテレマークで来ましたが,新緑の時期にもいいところです。
花には少し早かったけど・・・
アカモノ,イワカガミ,ゴゼンタチバナ,マイヅルソウ,ユキザサ,サンカヨウ,エンレイソウなどを観ることができました。

大日からダイナランドへ下山しました。
スキー場歩きで足が痛くなりましたが、登山は怪我やトラブルもなく終了。

この山開き登山は今回で6年目だそうです。
温泉の無料券などももらえるし,なんと言っても縦走できるのが魅力の企画です。

皆さんも来年どうですか?
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by s_space_s | 2012-06-10 22:47 | 山登り | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 10日

勘違い

動物の生態について、人間目線のかってな解釈をつけて感動の安売りをしている番組がある。
先日は、群れからはぐれた雌ライオンがインパラの子供を自分の子供のように守るという話を放送していた。
わしはこの光景を見て、ライオンが哀れだとは思ったが、この病的な勘違いがなんで感動話になるのか理解できなかった。
このライオンが正気にもどり、インパラの子をがぶりとやって命をつないだという落ちなら、わしも感動したと思う。

人間もライオンも食わねば生きていけない。
たぶんこの雌ライオンは死ぬだろう。
その自然の厳しさにこそ感動すべきであろう。

他にも怪我したペンギンを仲間が助けるという話もあったけど、人間にとって都合よく編集しているようにしか見えなかった。
南極のペンギンルッカリーを見るかぎり、傷ついて弱った者には容赦のない世界である。

ネットで検索してみて、このての話に感動したというコメントがたくさんあったのが意外だった。
本物の自然とは切り離し、動物が主人公の絵本みたいなものとして楽しんでいるのなら、その感想について他人がどうこう言うことでもない。
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by s_space_s | 2012-06-10 21:58 | あほばなし | Trackback | Comments(2)
2012年 06月 04日

奥美濃のある谷で

6月に入り、暖かくなってきたので、毛鉤釣りに出かけた。

昔よく岩魚釣りに入った奥美濃の某谷。
今回は,そのまた支流の小谷である。
ここは,これまた昔、沢登りの下降路として歩いたことがあった。
そのときは,中流域で伐採があった直後で,釣りができる状態ではなかったけど、大きな滝場の上流にもアマゴが居るのは確認していたのであった。

林道に車を止め支流に入ってすぐ8mほどの滝が。
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堰堤を越えたあと竿を出すと型は小さいがアマゴが跳びついてくる。
こんなとこにも釣師の足跡があるのが意外であったが、この感じでは入渓は昨日であろうか。
数匹引っ掛け、暫くで滝場に出た。

どのように下降したのか昔の記憶が全くなかった。
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花崗岩の滝は弱点が少なく,単独ではちょっと無理。
左岸から巻く。

滝の上流にもやはりアマゴは居た。
だんだん型がよくなってくる。
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上のアマゴが出たゴルジュ手前の小さな落ち込み。
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小滝の連続するゴルジュを抜けると、谷は平坦となる。
アマゴの毛鉤釣は一発勝負なのでスリルがあって面白い。
中にはジャンプして食いに来るやつもいる。
源流までゲームを楽しむ。
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こんなのが連続で上がればここまで来た甲斐があるというもの。
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上流二股まで釣り上がり、納竿。
釣果は両手,両足ほど。

小尾根を乗越し、林道が入っているはずの本流に戻る。
本流の林道は延長され、昔じいちゃんと息子2人で岩魚釣りに入ったころの面影はなくなっていた。
少し寂しい。

トチノキの花が満開であった。
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タニウツギの花が満開であった。
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by s_space_s | 2012-06-04 23:55 | 釣り | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 02日

堀川の冷やしたぬき蕎麦

職場の語学研修を受けさせていただいた効果測定で、TOEICテストを受けることになりました。
期限は研修修了後6ヶ月以内。
いやなこと先延ばしの性格からぎりぎりの今日受けました。

先延ばしにしたからといってスコアアップの勉強をするわけでもないのです。
やっと先週の土日から「TOEIC Testプラス・マガジン」という雑誌を買ってきて、一夜漬け(1週間漬け)をしました。
なので、結果は当然?

やらないといけないことを先延ばしにしているのは、気持ちの悪いものです。
心の片隅になにかひっかかっている。
今日は午前中に試験を受け、そのつっかえが取れたので、自分へのご褒美(なんちゅう甘いねん!)に大学近くで古くからやっている堀川という蕎麦屋で昼飯を食べました。
この蕎麦屋は就職した当時既に人気の店だったので、もう30年以上やってることになります。
気取った蕎麦屋ではなく、昼は地元のおじちゃんおばちゃんで一杯になるとこです。
夕方、蕎麦屋のにいちゃんたちが横の堀川で釣りをするのをよく見たなあ。

頼むのは、いつも冷やしたぬき蕎麦。
たしか新入職員だった頃、上司に連れて行ってもらって食べたのが最初です。
南極へ行く前に手術のため初めて大学病院に入院し、退院の日に食べたのもこれでした。
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蕎麦通の人が食べたらどう評価するのか知りませんが、わしにはこれが一番です。

帰ってから、じいちゃん・ばあちゃんのやっている畑で玉葱の収穫を手伝い、一畝分の玉葱をもらいました。
かみさんが裏のご夫婦に手作りしたパン(梅ちゃん食パン)をおすそ分けしたら、各種のビールをいただきました。
人間ドックの結果が郵送され、洞性徐脈などの異常がありましたが、経過観察まで。
まあ年なので体にガタが来るのはしかたがないとして、すぐに病院に行かなくてもいいらしい。
今、かみさんが琴で「上を向いて歩こう」を弾いています。

そんなこんなで、美味い本物のビールを飲んで、のんびりしている夕べです。
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by s_space_s | 2012-06-02 17:59 | うまいもん | Trackback | Comments(0)