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2014年 06月 30日

Player Piano

「アメリカの鱒釣り」を読んだついてに、ビートニクスの作品をもう一冊読んでみました。
学生時代にSFが好きで、海外のSF作品として古本屋で買ったけど、最初のほうで興味がなくなり読むのをやめてしまった「プレイヤーズ・ピアノ」。
自宅の本棚のSFコーナー?にずっとあったのはなんとなく気になっていました。
ジャック・ケルアック、リチャード・ブローティガンと読んできて、カート・ヴォネガットもビートニクスだと何処かで知りました。
なので、もう一度、本棚から引っ張り出してきて読む気になったのです。
読んでみたら、すごく面白くて、一気に読んでしまいました。

機械ができる仕事はすべて機械がやるようになった未来社会。
多くの人々は社会保障により、衣食住には困らないけど、やりがいのある仕事を奪われ無為な生活を送っています。
その社会の支配層は、IQと学歴でランク付けされた一部のリーダー達。
その中でもサラブレッド的エリートである工場長のポール・プロチュース博士はこの社会に漠然とした違和感を持っていました。

エリートたちが年に1回、ある島に合宿して行うメドウズ大会は、いま企業がやっている自己啓発研修を彷彿とさせます。
現在、社会的なリーダー達が何を考えているかよく知りません。
声高に唱えられているグローバル化の議論などみると、本質はほとんど変わっていないような気がします。
ゆがんだ世界ができるきっかけは世界大戦であったというのも、暗示的です。

夫の出世を望み、その見込みがなくなると夫を裏切った妻アニータとの夫婦関係もこの小説の大きなテーマです。
いつの時代も夫婦の関係は難しいものです。

カート・ヴォネガット・ジュニア著、 浅倉 久志訳  ハヤカワ文庫SF

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by s_space_s | 2014-06-30 12:30 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 24日

アメリカの鱒釣り

アメリカの鱒釣り」をだいぶ前に読んでしまったので、今トイレに置いて用を足しながら楽しんでいます。
この、なんとも説明しがたい詩情のようなものは、どのページを「ぺろ~ん」とめくって読みだしても感じることができるので、トイレにうってつけです。

今朝はシャワートイレのスイッチを入れたところでリモコンの電池が切れ、どうすることもできず暫く洗われるがままになってしまいました。
かみさんを呼んで訊いたら、最近電池を変えたばかりだと言います。
家にはバッテリーチェッカーがないので、リモコンから電池を出して、子供のころに工作で使った豆電球で電池の残りを調べてみました。
2本のうち1本が死んでいました。

電池を取り換えて、試験に水を流すスイッチを押してみました。
「大」のほうを押してしまい、もったいないことをしました。
普段は「大」のときでも「小」を手動で流しています。
「大」なのに少ない水しか流さないと、下水処理のとき何か問題が起るでしょうか。
昭和基地の下水処理場では、処理後にばっき漕内に浮かんでたまるスカムを手で汲み取っていました。
29人の隊員で、1週間に何10㎏もの汚泥がたまりました。
今、たまにティッシュを捨てるとこがなくて?流すことがありますが、こういうのは溶けないでスカムになってしまうのでしょう。

このあいだ、SCUMという単語を使ったとき、みんなに意味が通じませんでした。
わしの発音と説明が悪かったのでしょう。

「アメリカの鱒釣り」に出てくる「ワースウィック温泉」には、'bright orange scum'(オレンジ色の湯ノ花?)と 'green slime'(緑色のどろどろ)がいっぱいです。
それから、"When you lose your money, learn to lose."(金の切れ目が縁の切れ目)とか歌いながら、この温泉に流れ込んでしまい死んだ魚たち。
その温泉にかみさんと浸かりながら、むらむらと来た「私」
" I remember her standing there by the car. "(裸です。)
すんでのところで引っこ抜き、温泉のなかに発射された精液が、流れ星のように糸を引いて渦巻く
そこに死んだ魚が流れてきて・・・

目に浮かぶようです。





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by s_space_s | 2014-06-24 22:28 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 23日

風流夢譚

新聞の話題になっていたので興味を持ち、深沢七郎の「風流夢譚」を読みました。
深沢といえば映画にもなった「楢山節考」しか知りませんでした。

題名どおり夢の話ですが、夢のなかみは悪夢です。
悪夢の現実感(矛盾してます?)が非常によく表現されているお話で、それから覚めたカタルシスは理解できます。
けど、夢を見ている間、時計が動いていてくれたから感激するというのはよく分かりません。
深沢の意図が何であったか、この小説単体では知る由もありませんでした。




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by s_space_s | 2014-06-23 22:37 | 読書
2014年 06月 23日

越前三国港までサイクリング(2日目)

サイクリング2日目のお話です。
1日目のお話はこちら。

ルートは越前海岸の民宿「荒谷」から海岸線を南下し関ヶ原を越えて岐阜へ戻ります。
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(2日目)
無理を言って6時に朝飯を準備していただきました。
朝から三杯ご飯を食べてエネルギーチャージ。
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7時少し前に出発。

三里浜
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鷹巣海水浴場
シーズンオフの今、海の家にひと気はありません。
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走っていて大きな松が目に留まりました。
景観重要樹木(初めて聞きました)に指定されている「能登家の松」でした。
すぐ横に住んでみえるお婆ちゃんにこの木の話を伺いました。
このお婆ちゃんのお祖母ちゃんは終戦後まで生きてみえたということですが、小さいころには子供でも登って遊べるくらいの松だったそうです。
今では根回り3mぐらいはある大木で、国道の向かい側まで届く枝ぶりです。
大人でもとても登れません。
松は大きくなるのが早いと言ってみえました。
あと、松葉の掃除は大変なようです。
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柱状節理の岩場。
ミニ東尋坊みたいです。
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このあたりには、サザエアワビ密漁禁止の看板がよく出ています。
許すな!密○」と赤字で大きく書いてあるのも沢山あって、なんとなく密漁禁止の看板かと思っていました。
けど、ちゃんと読んでみたら「密航」と書いてあるのでした。

弁慶の洗濯板
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呼鳥門。かつてはこの下を国道が走っていました。
今は崩落の危険があるので通行止めになっています。
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表からは近づけませんが、旧道の洞門が開いていたので、裏から回ってみました。
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このあたりの岩場は一見、八ヶ岳の大同心あたりの岩質に似ています。
説明板によると礫岩などの堆積岩だそうです。
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越前岬灯台という看板が出ていました。
灯台マニア?のわしとしては行かずばなるまい。
ところが、この道の傾斜がスキー場の中級者コースなみ。
何度も降りて押す誘惑にかられましたが、蛇行走行しながらやっと登り切りました。
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灯台を過ぎても、急坂は続きます。
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下りのルートがまた急なこと。
向かいに見える岩場は鳥糞岩といって、冬に営巣する海鳥の糞で壁が白くなるところです。
今の時期はうっすら白い程度でした。
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越前海岸も南下して若狭湾沿いを走るようになると、荒々しさは薄れ、景色も穏やかになります。
しおかぜラインは平坦で走りやすい。
海の上を高架で走る部分もあります。
ここで、カメラがバッテリー切れになりました。
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敦賀に着いて、まず港にいってみました。
特に見たいものもないし、お腹も空いたので、市内へ向かいます。
ウロウロしていたら、由緒ある氣比神宮の前を通ったのでお詣りしました。
この時だけ一時的にバッテリー復活。
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国道沿いにあった「あすか食堂」に入りました。
カウンターでおっちゃん数名が泡の出る飲み物を飲んでいるのを見て、我慢できずわしも頼んでしまいました。
当たり前ですが、乾いた砂に水が浸みこむように入っていきました。
店のお姉さんと日本が負けるサッカーを見ながらゆっくり飯を食ったあと、しぶしぶ暑い国道に戻ります。

誘惑に負けた代償は大きいだろうと覚悟していた割に調子よく、滋賀に抜ける国道8号線のだらだら峠も何となく越し、関ヶ原も何となく越し、特に休憩するでもなく、大垣まで戻ってきました。
国道21号線を走るのが嫌で、途中から北上して瑞穂市内を横切って行こうとしたのが判断ミス。
信号が多くて走るリズムがつかめず、疲れた足と腕に堪えました。

河渡橋を渡り、左岸の自動車通行止めの堤防道路を気持ちよく走って、懐かしい金華山の麓へ。
あとは通勤経路で5時ごろ家に着きました。
ポデローザにシャワーをかけてやってから、自分もシャワーを浴びて、ふぅ〜。

かみさんは旅行中で、坊主が餃子炒飯を作ってくれました。
今日もビールがうまい!




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by s_space_s | 2014-06-23 12:53 | 自転車 | Trackback | Comments(4)
2014年 06月 21日

越前三国港までサイクリング

この土日で、自宅の岐阜市から「落ちたら死ぬ」で話題?の酷道157「温見峠」を越えて越前海岸の古い港町「三国」へサイクリングに行ってきました。
帰りは越前海岸を南下し敦賀から関ヶ原経由で只管走り、自宅まで戻りました。

ルートはこんな感じです。(クリックしてね)
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1日目は約185km、2日目は180kmちょっと走りました。ハンドルがオールランダーなので、脚よりも腕が疲れました。
26インチの太いタイヤから700×38cに交換したので、結構巡航速度が上がりました。
といっても、タイヤはブロックパターンで「ごー」とか言うし、車体が重く、変速機も蛍光灯なみの反応なので、ロードレーサーには抜かれっぱなしでした。(当たり前)

けど、たまに峠越えのサイクリングを楽しむには十分だと思いました。
今度は輪行して遠くへ行ってみたいです。
古い輪行バックもまだあるし。

残念なことにカメラのバッテリーが途中で切れかけて、あまり写真は撮れませんでした。

(1日目)
久しぶりのサイクリングなので、どのくらいのスピードで走れるのか分かりませんでした。
余裕をみて少し早めの5時頃出発。
最初はいつもの通勤経路で、金華山を眺めながら長良川沿いを走ります。
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本巣経由で、国道157号に入ります。
金原の横ずれ活断層の手前にカラーがいっぱい植えてある池がありました。
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根尾の薄墨桜に寄りました。
この桜を見るのは、就職したばかりのころに最後の本格的サイクリングで寄って以来です。
このときも温見峠を越え、大野には出ずに野宿をしながら伊勢峠、九頭竜を経て白鳥経由で岐阜へ帰りました。

幹周目通り10m。巨木です。
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昔は原っぱのような寂しげな処でしたが、立派な公園になっていました。
二代目のエドヒガンザクラが立派に大きくなっていました。
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根尾川は鮎釣りのおっちゃんたちで賑わっていました。
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最後の集落となる能郷のへの分岐を過ぎて、いよいよ冬期通行止めとなる区間に突入。
確かに「落ちたら死ぬ」かもしれませんが、件の看板は見当たりません。
思ったよりあっさりと黒津の堰堤へ着きました。

越波への分岐を過ぎて、しばらく走ると大河原の集落跡、工事関係者の方が出入りしているようでした。
夏の間だけ住んでいる方がみえるのか、畑などが手入れされている感じでした。
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道沿いのウツギの白い花がきれいです。
峠に近づくにつれてピンク色のタニウツギが多くなります。
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マタタビの白斑。
地味で小さい花に虫を惹きつけるためらしい。
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自転車から降りて、うちで握ってもらったおにぎりを食べます。
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角巻谷あたりで雨が本降りになりました。
崖の下に自転車を止めて上だけ合羽を着ました。
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峠道はだんだんきつくなり、高いギア比のポデローザでも非常にきつい。
山菜取りのおじちゃんに声を掛けられたりしながら、なんとか下りないよう峠を目指します。
雨の中10時20分、温見峠にとうちゃこ~。

能郷白山へ登るという岐阜から来たグループの方達と少しお話をして、写真を撮ってもらいました。
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かなり急で濡れているのでスピードを抑えて峠道を下ります。
道が急すぎて、おまけに悪い。
「人生、下り坂最高~!」と言っている余裕はありません。
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旧温見集落に入ると、畑仕事をしている女性がみえました。
毎週名古屋から温見峠を越えて来るそうです。
この方のおじさんおばさんは、夏の間ずっとこちらに住んでみえる。
昭和38年のサンパチ豪雪と昭和40年の豪雨で全世帯離村となった集落ですが、夏の間だけ戻って来る方が今でも数世帯あるようでした。

畑の見回りをしていたおばあさんとも立ち話をしました。
イノシシが小さいジャガイモを食べてしまうと嘆いてみえました。
「ほう、自転車でみえたの。えらいねぇ。」
こちらは遊んでいるだけなので、恐縮するばかりです。

この橋のすぐ上流に何軒か民家が残っています。
白山神社の跡が寂しい感じでした。
遙かなる大野市温見
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アオガエルの卵。
下の溝には、オタマジャクシを狙うイモリが沢山いました。
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真名川ダムのダム湖「麻那姫湖」に着きました。
真名川は麻那姫(まなひめ)の悲しい伝説からそう呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、この麻那姫像は本物の金箔らしいです。
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真名川ダムは高さ127mもあります。
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ダムのすぐ下流に巨大噴水が上がっていました。
ダムの水圧って凄い・・・

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大野市に入ると一転、平坦な道が続くようになります。
なんか北海道をサイクリングしているような気分になります。
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自動車修理工場でたむろしているお兄さんたちに道を尋ねたついでに、蕎麦屋も訊いてみると、すぐ近くにありました。
この蕎麦屋さん、製材工場の敷地内にあって、その名も「欅」
製材工場の社長さんが趣味で蕎麦打ちをやっているとこかと想像しながら入りました。
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玄関には木挽きの古い道具や骨董品などが並べられていて、益々趣味の世界です。
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店をやっているのは感じのいいおばさんとおじさん、定番おろしそばをいただきましたが、非常に美味しかったです。
ここでも、自転車で岐阜から来た話になりました。
店の事情は訊きそびれてしまいました。
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大野から福井まではほぼ平坦で走りやすいのですが、長いトンネルがいくつかあって恐ろしかった。
昔、名古屋から北海道まで自転車で往復したとき、トンネル内でトラックに幅寄せされて死ぬかと思ったことが蘇ってきたりして。
福井から越前海岸へ出る道を国道416号にとったら、疲れも来ているし、山沿いでアップダウンが多くしんどかった。

海岸に出たら、宿まではすぐなのですが、時間があるので三国港まで行ってみることにしました。
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ここが三国サンセットビーチ
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明治15年に造られた三国港突堤、通称エッセル堤が今も役目を果たしています。
先端のほうは時折、波頭が越えて洗われています。
突堤の左側は九頭竜川、右側は日本海です。
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釣りガールが大きなクロソイを釣り上げていました。

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三国は北前船の寄港地で昔から栄えたところだそうで、古い街並みが残っています。
興味深いのが、江戸時代、吉原と並んで評判の高い遊郭街があったというお話です。
遊郭の跡が残っているエリアに行ってみましたが、そちら方面に詳しくないわしは、どの建物がその名残を留めているのかわかりませんでした。

この小さな橋は、遊郭街の入口にある「思案橋」
江戸時代の男たちも?この橋のあたりで、行くか止めとこうか思案したのでしょうか。
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三国から今日の宿まで国道305号を戻りました。
並行して走っている県道との間に緩衝緑地帯があり、遊歩道がつけられているので、走ってみました。
松や背の高い草が生い茂っているので見晴らしはよくありませんが、山の中を走っているようでした。
途中で2匹の子供を連れた大きなキツネと出くわしました。
しばらくにらめっこしていましたが、繁みの中に戻っていきました。

左はラッキョウ畑かな?
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今日のお宿、民宿「荒谷」に着きました。
表から見ると釣具店にしか見えません。
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主に釣り船のお客さんが泊まる宿で、食堂の壁には大物を釣ったお客さんの写真がいっぱい張ってありました。
中には有名人の顔もちらほら。
ご主人は阿部譲二を潮風で締めたらこうなった風のごつい海の男です。

96㎝の真鯛を釣ったら身持ち良いでしょうね。
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今日の客はわしだけ。
一人で夕食をいただきます。
お料理は海の幸中心です。
ビールが美味い!


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後はやることがないので、部屋で寝転がってのんびり。
なんとなくテレビをつけていたらNHKで「55歳からのハローライフ」というドラマをやっていて、観ました。
モーレツ営業マンが早期退職してキャンピングカーで奥さんと旅行したいという夢を持つのですが・・・
かみさんことなど考えているうちに寝てしまいました。

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話が長くなったので、2日目のお話はまた次回。
ごきげんよう。さようなら。





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by s_space_s | 2014-06-21 12:22 | 自転車 | Trackback | Comments(2)
2014年 06月 19日

苦味走った・・・。

昨日、岐阜大学応用生物科学部のM先生から動物の味覚に関するお話を伺いました。
ヒトの味覚には5つの基本味というのがあるそうです。

甘味  → エネルギー(糖)
うま味 → タンパク質(アミノ酸)
塩味  → ミネラル
苦み  → 毒物質
酸味  → 腐敗物

味覚は動物が自分にとって有益な物質を選好(上の3つ)するためや有害な物質を回避(下の2つ)するために発達させた感覚です。
脊椎動物なら、だいたいこの5つの味覚を備えていて、魚でも甘味などを感じているそうです。
M先生は、この味覚が遺伝子で決まるというテーマについて研究してみえます。

味覚は主に舌べろの味蕾にある味覚受容体というところで受け取った刺激が脳に伝わることで感じます。
動物によっては(たぶん)進化の過程で、ある種類の味覚受容体が退化してしまうことがあるみたいです。
例えば、ネコ科の動物は甘味を感じない。→ 完全な肉食だから甘いものを探す必要がないから。
ニホンザルは一部の苦みを感じない。→ 冬場に苦い樹皮などを食べないと生きていけないから。
とかとか。

ヒトでも、PTCと呼ばれる苦味を感じない人が25%ほどいるというお話がありました。
PTCはクレソンやカブなどアブラナ科の植物に含まれる苦み成分です。
この性質は遺伝するそうです。
程度や種類の違いはあると思いますが、苦みを強く感じる子供には野菜嫌いが多い、苦みを感じない女性には肥満が多いなどの調査結果があるようです。

ここまでが前置きです。

お話の後に苦味感覚について試験紙でテストしていただきました。
他の聴講者が「苦っ!」とか言っているのに、わしにはただの紙を舐めているようにしか感じません。
自分が苦味マイノリティであることを、生まれて初めて知った記念日です。

思えば、野菜、山菜大好きだし、コーヒーや濃茶も好きです。
ニホンザルに近いのかもね。


 「これ苦くないね」と君が言ったから
          六月七日は味覚疑念日






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by s_space_s | 2014-06-19 20:36 | あほばなし | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 18日

Picture of the Day

英語を教えていただいているL先生から、素敵な写真を日替わりで観られる2つのWEBサイトを紹介していただきました。

Astronomy Picture of the Day
http://apod.nasa.gov/apod/astropix.html
NASAが提供している星雲や銀河の美しい写真集です。

http://apod.nasa.gov/apod/ap050322.html
これなんか、「ゼロ・グラビティ」のワンシーンみたいです。
映画がこの世界を表現することに成功したと言った方が正確かも。

Earth Science Picture of the Day
http://epod.usra.edu/
やはりこれもNASAのアースサイエンス・ディビジョンが提供しています。
地球の自然現象を美しい写真で紹介するものです。
上記の宇宙の写真よりバラエティに富んでいます。

http://epod.usra.edu/blog/2014/06/iridescent-lenticular-display-over-lethbridge-alberta.html
わしもこれと同じような雲を南極で観ました。




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by s_space_s | 2014-06-18 17:18 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 13日

この土日はサイクリング♪

久しぶりに泊りがけサイクリングに行ってきます。
目指すは日本海。
また、報告します。

ポデローザ3号大丈夫かな?
なに?自分の体を心配したほうがいいですって?





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by s_space_s | 2014-06-13 21:14 | 自転車 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 09日

白山大カンクラ雪渓・転法輪・小カンクラ雪渓テレマーク周遊

今シーズン板納めに白山へ行ってきました。
平瀬道の大倉山を越えたコルから大白水谷へ滑り込み、大カンクラ雪渓を詰めて転法輪谷へ滑り込み、小カンクラ雪渓で御前峰へ登り、最後は大カンクラ雪渓の滑降約850mで締めくくる周遊ルートです。

大倉山までスキーを担いで往復しないといけないので、少々篤志家向けなラインです。
6月に入り大白川の林道が開通になってから狙えるラインとしては結構良いのでは。
石川県側から同時期に登るのと比べると1.5倍ぐらいのアプローチにはなりますが、東面だけに雪は多いです。

総登行高度 約2300m 滑降高度 約1500m

【山域】白山
【場所】大カンクラ雪渓、転法輪谷、小カンクラ雪渓
【日時】2014年6月8日(日)
【コース】大白川ダム~大倉山西のコル~大白水谷~大カンクラ雪渓~転法輪谷滑降~小カンクラ雪渓~御前峰~大カンクラ雪渓滑降~大倉山~大白川ダム
【メンバー】いしはらさん、じゅんぺいくん、わし(岐阜テレマーク倶楽部
【天気】曇り時々雨
【ルート図】
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【タイム】
大白川登山口6:20 大倉山西のコル8:20 転法輪乗越2490m10:20 御前峰・剣ヶ峰コル12:45 御前峰13:30
大倉山西のコル15:10 大白川登山口16:10


大倉山西のコルからちょっとの藪漕ぎで滑降開始ポイントに出る。
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出だしはこんな感じ
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流水溝がまだ固いので、じゅんぺいくんも慎重な滑り
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標高差200mほど滑ると大白水谷へ合流する
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大白水谷上部
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大白水谷の上部は大カンクラ雪渓に続く
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2490mの乗越から転法輪谷へ滑り込む。
非常に快適な斜面である。

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いしはらさんのテレマーク
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じゅんぺいくんもカービングで飛ばす
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2050mあたりで繋がっていそうなラインを探して、小カンクラ雪渓に移動する。
この乗越で復活したと思っていたわしのシールがバカになる。
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小カンクラ雪渓を見上げる。
頂上はガスに隠れてしまった。
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御前峰と剣ヶ峰のコル手前
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剣ヶ峰からの落石が多いので注意
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コルから不安定なガレ場を登り御前峰へ。
奥宮にお詣りしていたら急に雨が強くなる。
しばらく雨宿り。

ガスはまだ掛かっているが小降りになったので出発。
滑降の準備が整ったところで、お祈りが通じたのかガスが上がる。

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大カンクラ雪渓の大斜面


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中間部もメローで快適
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下部は流水溝が多くなるが、この時期贅沢は言えない。
標高差900m弱をあっという間に滑り見覚えのある枝沢の合流点。
わしはシートラーゲンで最後の登りがきつかった。
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登山道に出て靴を変えた後、1時間で下山。

このポイントではいつも立ち止まって眺めてしまう。
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大満足の白山周遊でした。








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by s_space_s | 2014-06-09 23:56 | テレマーク | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 08日

ヒミズの死骸を見ました。

今日は今シーズン最後のテレマークツアーで白山に行ってきました。
登山口にネズミみたいな動物の死骸がありました。
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最初はモグラかと思いました。
前足がそれほど発達していないのと尻尾が長いのが違います。
ヒミズの死体は臭いが強くて他の動物が嫌って食べないと言われますが、鼻の悪いわしには分かりませんでした。


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by s_space_s | 2014-06-08 21:52 | 自然 | Trackback | Comments(2)