blog版 がおろ亭

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2016年 03月 31日

最近読んだ本(移動祝祭日、人間の土地ほか)

最近めっきり読書量が減ってしまいました。
1冊読了するのに1ヶ月以上かかっているしまつ。
読んでいても何故か集中できず、ほかごとを考えてしまうか、寝てしまうことが多いです。

★移動祝祭日
ある集まりで、ヘミングウェイの ”A Moveable Feast” という本の話が出ました。
かなり前に読んだ記憶があったので、読んだことあると言ったら、「移動祝祭日」とは何のことかと訊かれました。
内容もうろ覚えでしたし、英語の集まりだったので、「パリの生活が彼にとって毎日お祭りみたいなものだったのでは。」とか言ってごまかしました。

自分でも気になったので、本棚から探してきて再読してみました。
この作品は小説ではなく、ヘミングウェイが若いころのパリ生活を思い出して書いたエッセーです。
探してみたけど本文の中に「移動祝祭日」という言葉は見つけられませんでした。
しかし、読んでみて、わしの説明は当たらずと謂えども遠からずだと思いました。

興味深かったのは、わしの大好きな「二つの心臓の大きな川」を書き始めるところ。
ヘミングウェイの中にひとつの知悉した世界があり、それを文章にしていく営みが、天才のなせる業のように感じました。

当時パリで活動していた有名な芸術家のエピソードもたくさんあります。
知らない人が多いなかで、パスキンの作品はいくつか観たことがありました。
パスキンが卑猥な言葉で可愛がっていたモデルの姉妹って、こんな感じだったのでしょうか。

「ジナとルネ」
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久しぶりに会った妻と子供の描写はその後の暗い部分と合わせて煌めくよう。

アーネスト・ヘミングウェイ著 高見浩訳 新潮文庫


★人間の土地
ある種の人間にとって、冒険することに人生の意味があるようです。
自分がやりたいことについて、人類の進歩のためとか後付の説明は可能です。
が、そういう人間には新航路を開拓することも戦闘機に乗ることも冒険という点では同じ意味なのかも。

まだ引っかかるところがあるので、現在再読中。

サン・テグジュペリ著 堀口大学訳 新潮文庫


Allen & Mike's Really Cool Backcountry Ski Book
トイレでいつも読んでいる”Allen & Mike's Really Cool Telemark Tips”のコンビが書いたバックカントリースキーとキャンプのハウツー本です。
イラストがアメリカっぽくて楽しい。
まだ、導入部しか読んでませんが、へえ~、へえ~の連発です。
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by s_space_s | 2016-03-31 18:04 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 27日

弓ヶ洞右俣から三方崩山2058.8m

ボーダーのはなえちゃんから弓ヶ洞へ行ってきた話を聞いて、わしもどうしても行ってみたくなりました。
左俣は昔滑ったことがあるので、今回は右俣を狙いました。
遅い時期だと出合いの滝が出ていることが多いらしいのですが、雪が少ない今シーズンは滝が出ているのは確実です。
周りの地形から、たぶん巻けるのではないかと思いました。

雪の状態によってはかなりリスキーな巻きになると思われます。
滝から上の大斜面はデブリも少なく、スキー天国でした。

【山域】白山山系
【場所】三方崩山
【日時】2016年3月27日(日)
【コース】弓ヶ洞右俣~三方崩山
【メンバー】わし(岐阜テレマーク倶楽部)
【天気】晴れ
【タイム】
林道駐車地点7:10 二段滝高巻き終了8:10 稜線10:10 頂上11:50~12:00
滝上13:20 高巻き終了13:50 駐車地点14:15 

はなえちゃん情報どおり、かなり奥まで車で入れました。
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すぐに雪が出てきて、スキーが使えます。
正面の谷の奥には左俣の急斜面が望まれます。

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そして、右に目を移せば右俣源頭の大斜面が。
出合いの滝はここからは見えません。
ドキドキ。

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うわ~!
やっぱ出ていた。6mほどの滝です。
でも、よく見ると巻けそう。

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スキーが邪魔になりましたが、滝の上に這い上がると…。
うわ~うわ~!
もっとでかい両門の滝じゃ~。
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単独なので、つっこむかどうか迷いましたが、右岸の急な雪壁をブッシュ頼りに登り、滝上にトラバースして降りました。

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滝上の斜面は、予想どおり快適な斜面が広がっています。
帰りの巻きが不安ですが、とりあえずスキーを楽しもう。(きりぎりす)

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1850mコルに出てから、せっかくなので三方崩のピークを目指します。
新雪とハードクラスとが交互に出てきて、スピードが出ません。
あとでシールを見ると、雪が団子になって氷りついていました。
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平瀬からの尾根(写真)とのジャンクション手前で痩せ尾根となり、スキーをデポしました。
昔、シッタカ谷から三方崩を登り四ノ又谷を滑ったときにも、板を外したとこだと思います。

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三方崩手前から白水湖が見えました。

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奥三方も懐かしいピークです。

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コルまでの下りはスキーの機動力が活かせました。
雪は重いけど、自家製ロッカー付ヌーニョ(後日報告)はよく回ってくれ、楽しく滑れました。

源頭部

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中間部

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下部
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最後まで不安だった巻きも慎重にこなして、2時間で下降することができました。
巻きにはピッケルがあると安心です。




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by s_space_s | 2016-03-27 22:11 | テレマーク | Trackback | Comments(2)
2016年 03月 19日

何もしない連休

連休初日は石徹白のガイドがキャンセルとなり、朝まで雨が残って釣りにもいけず、気になっていたランチュウ君とメダカちゃんの水替えをした。
ランチュウの水槽はかなり大きいので、バケツで汲み置きした水では足りない。
雨で裏山から湧き出している水を何回か組んできて入れた。

終わってからコーヒーを飲んで、山渓から依頼のあった写真の整理をしていたら、コウムラが牡蠣を届けに寄ってくれた。
植物男子ベランダ―の茂木をまねて「ランチュウはいいよ~。」と誘いをかけてみたが、猫を理由に貰ってくれなかった。
どなたか欲しい方みえませんでしょうか。

最近、庭の畑によく肥えたシマミミズが繁殖するようになった。
毛鉤が効かないこの時期、渓流釣りには良い餌になる。
先日の朝掘り返して少し確保したのに追加しようと、いやにきれいに畝が出来ている庭を剣スコで掘り返すと、何匹か発見できた。
ジャガイモの半分になったのもいくつも出てきた。

家に入ってかみさんに話したら、それはジャガイモの種芋が植えてあったのであった。
彼女のこめかみ辺りがピクピクしていたので、急いで畑に行って芋を埋め戻した。
多分大丈夫だと思う。

三味線のお稽古に出かけるかみさんを送ってから、車のタイヤ交換をして、暫く休んだら、春日井のハルちゃんと柳ヶ瀬に飲みに行く予定である。
今日は行ったことない店を覗いてみよう。

多分、帰宅するのは零時をまわっているだろう。
明日も明後日も出勤だ。

Still, tomorrow's going to be another working day
And I'm trying to get some rest
That's all, I'm trying to get some rest
"American Tune" by PAUL SIMON



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by s_space_s | 2016-03-19 15:12 | 日常 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 14日

第12回川と山ぎふ自然体験の集い

毎年恒例のぎふ自然体験の集いのポスターが完成しました。
わしは26日(土)のNPO法人エヌエスネット企画の「長良川Eボート下り体験ツアー」(船頭か陸上サポートか未定)と両日開催の中部山岳ガイド協会他企画の「岐阜の山歩き相談会」のお手伝いをします。
夜は多分懇親会もありますよ。
皆さん会場でお会いしましょう!


(クリックすると大きくなります。)
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by s_space_s | 2016-03-14 18:16 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 06日

ブナ・ミズメの原生林をテレマークで辿る(赤摩木古山東尾根)

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赤摩木古山って名前が面白いですね。
この山に興味を持ったのは、東に延びる尾根に素晴らしいブナの原生林が広がっているというのを何かで読んだからです。
いつかその大木の間を縫ってテレマークしてみたいと。
大門山から回ってもいいのですが、ラインとして美しくないし、地図を見て空想登山をしていたら良いラインが浮かび上がってきました。

一昨年4月にいしはらさんと行ってみたのですが、赤摩木古谷の二俣まで降りたころに雪が降ってきて、諦めました。
その時は、林道の雪割れが多くてスキーの脱着が20回以上で、非常に疲れました。
今回は夥雪とはいえ1ヶ月早いのでスキーの機動力を活かすことができました。
この尾根の原生林は必見です。
もちろん斜面も素晴らしい。

【山域】白山北方稜線
【場所】赤摩木古山1501m
【日時】2016年3月5日(土)
【天気】曇り時々小雨のち晴れ
【コース】ブナオ林道~赤摩木古谷二俣渡渉~赤摩木古山東尾根(往復)
【メンバー】いしはらさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部)
【タイム】
林道ゲート6:30 赤摩木古谷下降点9:30 同渡渉点9:50 稜線12:20 頂上12:35~13:00 渡渉点14:00
下降点14:50 林道ゲート16:30

ルート図(クリックしてね→)
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今回はゲートから雪がありました。
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雪割れも少ない

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赤摩木古谷への下降点から見上げる稜線
遠いなあ。
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地形図で見るより快適な尾根です。

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二俣は片方ずつ2回渡渉しました。
まずは右俣。
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次は左俣
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渡渉後、対岸を振り返る。
良いラインで降りたもんだ。
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尾根に取り付くと、ブナの大木が点々と
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少し登るとミズメが混じるようになりました。
こんな枝ぶりのミズメ見たことない。

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中間部のブナは少し小さくなります。
上部は疎林となり、稜線の景色が白山山系らしい。
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後半はいしはらさんにずっとラッセルしてもらいました。
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振り返る東尾根


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大門山方面の斜面

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赤摩木古は想像してたより厳しい感じの山でした。
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雪庇と滑落に気を付けながらスキーのままピークを目指します。
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何もないピーク
向こうには大笠山

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わしはシールでジャンクションに戻りました。
いしはらさんはステップソールです。

計画では東尾根を忠実に戻る予定でしたが、北東尾根の白い大斜面を見てしまったら、滑らざるをえまい!
腐れ雪ですが急斜面なので楽しく滑れます。
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タ~ンするたび~に、ロールが転がり♪

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いしはらさんヒューヒュー!


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振り返る大斜面
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中間部はメロウな疎林
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適当に切り上げ、東尾根に戻りました。
東尾根もこんな感じ。
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大満足で渡渉点へ
まずはスキーを対岸に投げてっと。
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さてどうやって這い上がろう。
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林道に戻る登りがきつかった。
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タイヤほどもあるロールケーキ
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何回か雪割れがありましたが、面倒なのでそのまま歩きました。
気分はもうみさお先生。
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ゴールイン。
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by s_space_s | 2016-03-06 12:04 | テレマーク | Trackback | Comments(2)
2016年 03月 03日

どっちの線を切断すべきか?

何年か前からドアミラーを開閉するためのモーターが変な動きをするようになりました。
古い車なので信号待ちのとき手動でアイドリングオフをしているのですが、電源を入れた途端にドアミラーのモーターが動き出し止まらなくなるのです。
そうなると路肩に停車してミラーを叩いてみたり、ひねくり回してみたり暫く大変です。

ドアミラーを電動で折りたたむ機能など必要ないので、ミラーを分解して動かなくすることにしました。
外してみると、分解して修理することなど考えられていなくて、モーターを外すことはできず、隙間から何本かのコードが見えるだけでした。

ミラーを開閉する機能のほかにミラーの角度を上下左右に変える機能もあります。
できればこっちは残したい。
見えている線がどっちの線なのか…
線は6本で2本セットと4本セット。
気分はもうハート・ロッカーのジェームズ軍曹。

わしは2本セットのほうを(ニッパーではなく)料理ばさみで切りました。
電源を入れて動かしてみるとやっぱりミラー開閉のほうだけ切断できました。
シリツ(手術)成功!

なんでこっちを切ったか分かりますよね?





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by s_space_s | 2016-03-03 20:04 | あほばなし | Trackback | Comments(2)