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2017年 04月 17日

長野で「にいやん」に再会すること(十石山敗退、針ノ木雪渓)

二週連続の長野です。
南極観測隊つながりで、K先生(第26次)が安曇野にいるAガイド(第49、53、54、57次)のお宅へお邪魔して山スキーを楽しむ計画を立ててくださいました。
Aガイドとは49次越冬隊で、越冬期間はもちろん、板橋の極地研究所で半年ほど隊員室にいたときもよく遊んでもらいました。
同じ趣味(山と酒と○好き)ということで。

49次ではみんなから「にいやん」と呼ばれていました。
わしと違って仕事にも人付合いにも誠実さがあふれる人柄で、それが連続の観測隊参加に繋がっているのかなと思います。
当時、板橋から神風号に乗って荻窪のクライミングジムB-PUMPに通って、帰りに一杯やるのが楽しみでした。
よく行ったのがモンゴル居酒屋。
Aガイドがいない「一人モンゴル」は寂しかった。
隊員室の山好きで何回か行った東京近郊の沢登りもよい思い出です。

土曜日は雨の予報が出ていましたが、Aガイドに会いに行くのが主目的なので、予定決行となりました。
今回は岐阜登高会の若手のホープ、Tさんも参加で遠征がより楽しいものとなりました。

1日目は岐阜を4時に出て白骨温泉から十石山。
Tさんにはもちろんですが、最近登高会に入ったK先生がすごくパワーアップしていて、付いていけませんでした。
登山口からなんとかスキーが使えました。
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樹林も適度な密度
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晴れた日にまた来てみたい
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天気は途中から小雨が降り出し、頂上直下では吹雪。
舐めてアイゼンも持っていかなかったので、アイスバーンに敢無く敗退しました。
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沢渡で温泉に入り、濡れたギアを整理してから松本に向かいました。
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駅前の蕎麦屋で普通盛りも大盛りも値段がいっしょという面白い蕎麦屋に入りました。
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K先生とAガイドが知り合ったのは南極ではなく、奥美濃の地質調査だったそうです。
お仲間の研究者がAガイドにサポートを依頼し、数日間、山の中でキャンプしたのだとか。

K先生の車のナビでAガイドの家の近くまで来ました。
K先生のイメージしている古民家や山小屋的な家は見当たりません。
見覚えのあるKガイドの車がとまっていたのはモダンなお家でした。
出てきたA隊員は10年まえと全然変わってなかった。

Aガイドが作ってくれた手料理とキノコ鍋で酒もすすみます。
彼は今、キノコ博士を目指していて、きのこ検定1級にも合格したのだそうです。
天然エノキ、ヌメリスギタケ、ハナイグチ、ムキタケ・・・種類が多いと鍋の味も良くなるのだとか。
夜になったら素敵な奥様も帰ってみえて、さらに盛り上がり、4人(主に飲んだのは2人?)で2升いってしまいました~!

翌朝、3:15にかけた目覚ましでシュラフから出たわしは後悔しきり。
むりやりアンパン半分を缶コーヒーで流し込み、今日の針ノ木の準備をしました。
皆さんさすが、あんだけ飲んだのに4時前には予定どおり出発しました。

4月中旬なので駐車場からスキーが使えました。
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赤沢から昨日のものと思われるすごいデブリが出ていました。
まるで巨大な重機で削り取ったよう。
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赤沢岳頂上直下の斜面に面発生表層雪崩の破断面が観察できました。
こんなルンゼです。 → 赤沢岳直登ルンゼ

最初のうちは酒が残っていてきつかったけど、徐々に調子が出てきました(2人とも)。
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今回はヤマクボ沢のコルまでとしました。
目のいいAガイドがロープウェイが動いているのを発見
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山スキーは経験が少ないという事前の牽制があったAガイドの滑り。
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「舐めんな、このやろぅ。」
安曇野の人だもの。
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上部では薄っすら新雪、下部ではザラメを楽しめました。
Kリーダーも快調。
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今日もお昼で終了。
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扇沢は本日がアルペンルートの開通ということで賑わっていました。

大町温泉郷で温泉に入って、駐車場でAガイドとお別れ。
こういうとき、わし「是非、また行きましょう。」とか言うのがためらわれます。
また会えるかどうか誰にも分からないから。
彼はまた遠いところへ行くらしいし。


そのあと、3人でまた蕎麦を食べたいという話になり、街道沿いの蕎麦屋「しみず」の駐車場に入りました。
隣にとまった車を見ると…。
「にいやん」の日焼けした笑顔が。




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by s_space_s | 2017-04-17 20:46 | テレマーク | Trackback | Comments(0)
2011年 08月 08日

忙しい一週間

なぜか、イベント、会議、飲み会などが集中したこの1週間でした。

月曜日:職場の重要会議

火曜日:8月1日異動の方の歓送迎会(幹事)

水曜日:外国語担当非常勤講師を招いた会議終了後の情報交換会
     外国人講師の方々といろいろお話しできて、個人的にも面白かった。

木曜日:大学の近くのお寺で子供たちに南極のお話
     お寺の本堂で布団に寝ころびながら子供と親御さんにお話をする。
     南極氷の音と冷たさも感じてもらった。
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金曜日:講演会の講師を囲んでまたまた情報交換会
     長良橋通りの「うお惣」で鮎をいただく。
     その後、一人二次会で「ねじ式」吸い込まれる。

土曜日:ODSSのシャワークライミングのアシスタントでひるがのへ。
     午前の部、前谷コース(増水のため中退)
     午後の部、ひるがのコース(叺谷)
     夕方、雷雨。ODSSのゲストハウス泊。ケイチャンをいただく。
     高山のIガイドと久々の対面。遅くまで話をする。
     1つ歳をとる。
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日曜日:引き続きひるがの
     午前の部:荘川コース
     午後の部:前谷コース(増水のためまたまた中退)
     夕方、雷雨。

ウエットスーツとPFDを着けて積極的にゴルジュを泳いだり滝壺に跳び込んだりするプログラムで、普段の沢登りと視点が違う遊びができ、面白かったです。
夏休みの土日でゲストが多く、器材の準備と片付けが大変でした。
不安定な天候から、天気図と雨雲レーダーとのにらめっこで臨機応変な判断を要求される北さんたちスタッフを見て、プロの仕事は厳しいと思いました。

今週は少しのんびりします。
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by s_space_s | 2011-08-08 17:52 | 日常 | Trackback | Comments(0)
2010年 09月 07日

南極写真集

ホームページ版のがおろ亭に南極で撮ったり、いただいたりした写真のページを設けました。

こちらです。

比較的大きなファイルを160枚ぐらいアップしたので、ホームページのファイルの上限に達してしまい、幾つかの写真が未掲載になっていますが、ご了承ください。
枚数が多いので、お暇なときに、のんびりお楽しみいただけると幸いです。
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by s_space_s | 2010-09-07 20:17 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 01日

49次隊心理テストフィードバック

普通列車を乗り継いでJR京都駅に降り立った。
目指すは西京極にある京都光華女子大学人間科学部。
今日は、南極へ出発する直前から帰路まで8回にわたって受けた心理テストのフィードバックを受けるのだ。
午後1時から担当の鳴岩先生に面談する約束なのだが、朝早く岐阜を出たのでまだ時間がある。

地図も持って来なかったけど、京都は碁盤状に道路が走っているので、西京極まで地下鉄と電車道沿いに歩くことにする。
何キロあるかも分からないので、時間がなくなったら電車かバスに乗るつもり。
駅から北に少し歩くと浄土真宗東本願寺。
せっかくなので阿弥陀様、親鸞様にご挨拶していくことにする。
恥ずかしながら、こちらにお参りするのは初めてで、お堂の大きさに驚く。
世界最大の木造建築なのだそうだ。
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現在のお堂の建立は明治時代で、それほど古くはない。
雪国から大木を運ぶ途中、雪崩で多くの犠牲者を出したときに使われていた橇など、興味深く拝観する。
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お寺を出て、まずは四条まで北上し、そこから西に向かい阪急電鉄に沿って歩く。
いい天気で気持ちが良い。
途中250円弁当なるものの店があった。
朝日新聞の連載記事で読んみ興味があったので、店に入り買ってみる。
チキンカツとキンピラごぼうのおかずは割りとおいしそう。
ここで働く人は低賃金で大変だろうし、こういう店ばかり流行っては昔からの味を良心的に守ってきた店が困ることになると思うと複雑な気分である。

昔から贅沢することはいけないことだと教えられ、我慢することが身に染みているわしなどは、不況の経済社会にとっては回復の妨げということになるのであろう。
その分酒の消費量では挽回しているつもりだけど・・・。

本当に目的地に向かっているか不安なので、ときおり地元の方に道を尋ねながら歩く。
7kmほど歩いて、結果的にかなり遠回りして光華女子大学に着く。
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ちょうどお昼前。
春休みで一般の学生はおらず、食堂には就職関係のイベントに参加したリクルートスーツ姿の女子大生がちらほら。
おもむろに件の弁当を広げる。
飯もおいしくて腹も膨れ悪くない。
時間まで持ってきた本「落下傘学長奮闘記」を読んで暇を潰す。

1時少し前に研究室を訪ねると鳴岩先生が部屋で待っていた。
最初に49次隊全般の傾向について説明を受ける。
出発前と帰路においてポジティブな感情が低く、出発前と越冬後期にネガティブな感情が高まっていたというお話に、みんな大変だったんだなと思った。
45次~47次隊についての研究報告

わし自身の調査結果の説明については、ほぼ予想の範囲内であった。
ひとつ、出発前はうきうき気分だったようなイメージを持っていたが、やはりその時期にポジティブな値が低くなっていたのは意外であった。
COPEテストでは、ストレスには行動的、計画的に処理することで対応するタイプ。
(人にものを頼むのが苦手なんだなぁ。)
TSPS-IIテストでは、よく言えばバランスが取れている性格、悪く言えば優柔不断といったところ。

心理の投影法の一つであるバウムテスト(2種類の木の絵を描くやつ)では、少し落ち込んでいた時期に明らかに絵に変化が見られ面白かった。

今回のフィードバックは帰国後の継続調査の意味もあるので、テストの結果をきっかけにして鳴岩先生からいろいろな質問を受けた。
「貴方にとっての南極はどういう意味がありましたか。」という質問に、明確ではないが、いい意味で変わった実感があると答えることができたのは、良かったと思う。

予定の時間を大幅に延長して終ったのが3時過ぎ。
バス停で通学の小学生達とバスを待っていると、向こうから見たことのある顔が歩いてきた。
よく見るとGUCCIIさんではないか!
彼もこれからフィードバックを受けるらしい。
ちょっと立ち話をして分かれる。
飄々とした感じが全然変わってないように見えた。
見かけではどこが変わったのか分からないのだ。

四条烏丸までバスで戻り、京都駅までまた歩く。
今日はよく歩いたなぁ。
そして少し疲れた。
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by s_space_s | 2010-03-01 23:15 | 南極 | Trackback | Comments(6)
2009年 12月 10日

エコカフェ

昨日、岐阜大学工学部のものづくり技術教育支援センターのSD(スタッフ・ディベロップメント)研修の講師で南極地域観測隊の活動報告を行いました。
この企画のお世話をしていただいたセンターの水上さんとは、昔から学内のバレーボール大会で顔なじみ。
水上さんはキャンパス内の人工池にビオトープを作ったり、淡水魚を飼ったり、面白い活動をされています。
今回の研修のお話も池で作業している水上さんを見かけて、様子を見に立ち寄ったときに出た企画でした。

ものづくり技術教育支援センターでは、エコツーリズムの進展に関する調査・研究も精力的に行っておられ、白山流域と長良川流域の自然と文化について調査し、将来的にはエコツアーのモデル企画の立案を目指す取組みをされています。
その一環として長良川エコカフェ、白川エコカフェというミーティングも開催されています。
エコカフェ

「川と山のぎふ自然体験活動の集い」でもエコツアーについてはよく話題になり、NSネットの身内みたいなODSSでもエコツーリズム事業部ができたりして、いま熱い分野なんですね。
《ODSS》エコツアーで岐阜を元気にする!

あまり聞かなくなったロハスみたいにお高くとまったお題目ではなくて、地域の人たちが元気になる面白い企画をどんどん出していってほしいと思います。
わしにもできることがあれば手伝わせてください。
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by s_space_s | 2009-12-10 08:30 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2009年 12月 04日

Telmark skiing around Syowa Station 2

Telmark skiing around Syowa Station 1


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South of ‘East Ongul Island’ is a small island called ‘Pollhorumen’.

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by s_space_s | 2009-12-04 22:29 | 南極 | Trackback | Comments(2)
2009年 11月 28日

Telemark skiing around Syowa Station 1

Telmark skiing around Syowa Station 2

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On the JARE 49 winter party there were four people who could ‘Telmark-ski’.
During ‘Telmark-ski’only one point at the toe is fixed to the ski.
You can walk uphill and then ski down again on these skis.

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by s_space_s | 2009-11-28 22:26 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 26日

Bouldering on the Ongul Islands

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On ‘Ongul Island’ there are no big rock walls, but there are many and varied large boulders.
If you have imagination and a little strength, you can enjoy ‘bouldering’!
Every boulder is enjoyable.
We do not need ropes when bouldering, but for safety though we use a mat.
We use special rubber-soled shoes when bouldering.
We also use chalk on our hands. [I will show the chalk we use.like a gymnast]

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by s_space_s | 2009-11-26 22:57 | 南極
2009年 11月 26日

南極のお話

かみさんが音楽療法などで仕事をしている岐阜県揖斐郡池田町の在宅介護支援センターサンビレッジ新生苑で講演会を企画していただきました。
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関連施設の利用者のお年寄りやかみさんが音楽療法を教えている学生さんなども聴きにきてくれて、広いアクトルームがほぼいっぱいになりました。
車椅子の方も大勢いらっしゃいました。
地域の小学生も来てくれるということで、楽しみにしていましたが、インフルエンザの影響で数人の参加があっただけで残念でした。

講演では、スライドと動画を中心に南極昭和基地の生活、FAの仕事、ペンギンセンサスなどについて説明しました。
お年寄りには日常と違う新鮮な話で楽しんでいただけたようです。
氷山氷も割って水に入れ気泡の弾ける音を聞いていただきました。
講演会が終ってからも、個々に質問をされる方や、ご自分の経験を話される方など、楽しくお話ししてから帰りました。

かみさんから、
「ふだん元気のない方でもなんか違う感じだった。
特に男性の方は、男のロマンが蘇ったのか、熱心に聴いてたみたい。」
と聞いてうれしかったです。

ご依頼があれば、またやらせていただきます。
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by s_space_s | 2009-11-26 18:36 | 南極 | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 24日

The mountains around Syowa Station 3

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This is ‘Mount Suribati’.
During last summer’s helicopter operations I climbed this mountain.

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by s_space_s | 2009-11-24 09:25 | 南極 | Trackback | Comments(0)