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2016年 03月 27日

弓ヶ洞右俣から三方崩山2058.8m

ボーダーのはなえちゃんから弓ヶ洞へ行ってきた話を聞いて、わしもどうしても行ってみたくなりました。
左俣は昔滑ったことがあるので、今回は右俣を狙いました。
遅い時期だと出合いの滝が出ていることが多いらしいのですが、雪が少ない今シーズンは滝が出ているのは確実です。
周りの地形から、たぶん巻けるのではないかと思いました。

雪の状態によってはかなりリスキーな巻きになると思われます。
滝から上の大斜面はデブリも少なく、スキー天国でした。

【山域】白山山系
【場所】三方崩山
【日時】2016年3月27日(日)
【コース】弓ヶ洞右俣~三方崩山
【メンバー】わし(岐阜テレマーク倶楽部)
【天気】晴れ
【タイム】
林道駐車地点7:10 二段滝高巻き終了8:10 稜線10:10 頂上11:50~12:00
滝上13:20 高巻き終了13:50 駐車地点14:15 

はなえちゃん情報どおり、かなり奥まで車で入れました。
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すぐに雪が出てきて、スキーが使えます。
正面の谷の奥には左俣の急斜面が望まれます。

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そして、右に目を移せば右俣源頭の大斜面が。
出合いの滝はここからは見えません。
ドキドキ。

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うわ~!
やっぱ出ていた。6mほどの滝です。
でも、よく見ると巻けそう。

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スキーが邪魔になりましたが、滝の上に這い上がると…。
うわ~うわ~!
もっとでかい両門の滝じゃ~。
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単独なので、つっこむかどうか迷いましたが、右岸の急な雪壁をブッシュ頼りに登り、滝上にトラバースして降りました。

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滝上の斜面は、予想どおり快適な斜面が広がっています。
帰りの巻きが不安ですが、とりあえずスキーを楽しもう。(きりぎりす)

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1850mコルに出てから、せっかくなので三方崩のピークを目指します。
新雪とハードクラスとが交互に出てきて、スピードが出ません。
あとでシールを見ると、雪が団子になって氷りついていました。
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平瀬からの尾根(写真)とのジャンクション手前で痩せ尾根となり、スキーをデポしました。
昔、シッタカ谷から三方崩を登り四ノ又谷を滑ったときにも、板を外したとこだと思います。

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三方崩手前から白水湖が見えました。

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奥三方も懐かしいピークです。

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コルまでの下りはスキーの機動力が活かせました。
雪は重いけど、自家製ロッカー付ヌーニョ(後日報告)はよく回ってくれ、楽しく滑れました。

源頭部

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中間部

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下部
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最後まで不安だった巻きも慎重にこなして、2時間で下降することができました。
巻きにはピッケルがあると安心です。




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by s_space_s | 2016-03-27 22:11 | テレマーク | Trackback | Comments(2)
2015年 08月 13日

「第3回たかすシンポジウム」に行って来ました

昨日、高鷲町民センターで開催された「たかすシンポジウム」に行って来ました。

近くの大洞谷が気になったので、下流を少し覗いてから、遅れて参加しました。
大洞谷は、このシンポの世話役のみずかみさんが大日周辺のエコツアーのフィールドとして注目してみえるところです。
下流は、きれいな滝やナメ床が多いところでしたが、植林と堰堤がせっかくの谷の価値を減じていて残念でした。
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泳げるような淵が多くあり、シャワークライミングにいいかも。
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こんどは上流を覗いてみたい。

「たかすシンポ」は、午前の部半分と午後の三分の二ほど聴かせていただきました。

興味深い話がいくつかありました。

★高鷲村の鷲見氏の由来と鷲ヶ岳の鷲退治(山田幸男氏)
  藤原頼保 → 1221年鷲退治 → 鷲見頼保
  鷲見姓は岐阜県では69位の多さ

★高鷲町児童・生徒の研究発表
 ・高鷲北小3年生「タンポポ探偵団の報告」
   セイヨウタンポポと日本のタンポポの分布の研究
   高鷲村でもセイヨウタンポポが多い → 花の時期が長く、また、種が小さく飛びやすいから
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 ・高鷲小4年生「長良川は本当に清流なのか?」
   ショッキングな結論を予想したのですが、水棲動物の調査から長良川上流はやっぱり清流だそうです。
   下流のほうではちょっと違うと思いますが・・・。

★「ヘラジカの贈り物-北米先住民カスカと動物の人類学」
 岐阜大学地域科学部 山口先生の特別講演
 今回はこれが聴きたくて参加したようなものでした。
 
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 ・ヘラジカを解体する前に目玉を取る → あらゆるヘラジカと繋がっていて猟師のすることを見ているから
 ・脳漿を使った皮なめし → 姫路の脳漿なめし
 ・多様な動物の殺し方
   工業的処理、イスラム、ユダヤのハラル
   スポーツ・ハンティング、害獣駆除
 ・殺さない文化・思想
   ピーター・シンガー(動物の権利)
   キャッチ・アンド・リリース  
 ・ビーバーのしっぽは最高に美味い → アナグマが美味い(高鷲の猟師さん)
 ・生業として動物を殺していると皆似てくる、動物に似てくる、宗教的になってくる。
   カナダの猟師、捕鯨の砲手、西表のイノシシ猟師、高鷲の猟師
   動物のことを知れば知るほどよく捕れる。→ 動物の気持ちが分かる。
   岩魚釣りの場合も上記のことは当てはまると思いますが、わしの場合は意地汚いほうに行ってしまうのが、悲しいところです。

★「白山美濃馬場の寺社群の歴史と白山・大日岳信仰について」(高橋教雄氏)
 これも、是非聴きたかった講演です。
 ・美濃馬場の拠点 長瀧寺の天台宗の考え方を示す構成
 ・長瀧寺の修験の場としての頂上(鳩居峰=白山)は現在の白山頂上ではなく二十八修験道の最奥である神鳩ノ宮であった。
 ・そこまで8の字に「裏指」「表指」という修験の道があった
 ・鎌ヶ峰に千ノ宿という行場(火合の宿)があった
 ・半分枯れた石徹白大杉は現世とあの世の境にあるものの象徴

午後の部も5時前においとましました。
Guns N' Rosesをガンガンにかけて眠気を吹き飛ばしながら、下道を走って帰りました。
…Here I am And you're a Rocket Queen…♪♪

地元の有志の方々でこのような会が毎年開催されているのは素晴らしいことです。




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by s_space_s | 2015-08-13 16:17 | 日常 | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 14日

第3回たかすシンポジウムのご案内

白山行者道調査などでお世話になっている、みずかみさんから、第3回たかすシンポのご案内をいただきましたので、お知らせします。
わしも、長良川源流の滝などの写真展示をさせていただく予定です。
興味深いお話がたくさん聴けそうです。

**************
第3回たかすシンポジウム
**************
主催 「たかす自然文化」保護研究会
協力 ユネスコ白山郡上エコパーク研究会、認定NPO自然環境復元協会、
   ぎふ環境再生医の会、NPO日本未来遺産保護保存継承推進プロジェクト、
   NPO地域ICT研究開発事業共同体、長良川・白山エコツーリズム研究会、
   ぎふ白山自然文化研究会
後援 郡上市、郡上市教育委員会、高鷲町文化財保護協会

下記のように第3回たかすシンポジウムを開催しますので、どなた様もぜひご参加いただけますようお願いいたします。
なお、講演数が多いため、お聞きになりたい講演のみを聞いていただいて結構ですのでぜひご参加下さい。
また、同時に高鷲の自然と文化等に関するパネル・写真等を展示していますのでご覧ください。

日時 平成27年8月9日(日)9:00~17:45

会場 高鷲町民センター(岐阜県郡上市高鷲町大鷲1244)
  (電話0575-72-6321)


9:00開会
開会挨拶 「たかす自然文化」保護研究会会長 山田幸男氏
来賓挨拶 高鷲町振興事務所長 福手 均氏


<午前講演> (講演時間 一般講演20分)

9:10 白山神・菊理姫(ククリヒメ)について
      「たかす自然文化」保護研究会 平井道則氏
9:40 郡上市高鷲町中洞の秋葉神社の役割について
      「たかす自然文化」保護研究会 仲谷常夫氏
10:10 山川新輔先生の高鷲村史作成事業とその思い出
      「たかす自然文化」保護研究会長 山田幸男氏

10:40~10:45 休憩

10:45 郡上市高鷲町における鷲見氏の歴史について(1)
       高鷲町文化財保護協会長 馬渕旻修氏
11:15 郡上市高鷲町「切立」の地名の由来とミズバショウの群生池づくり
       高鷲町切立 長尾 幹氏
11:45 地域資源・資料の保存法について
       NPO日本未来遺産保護保存継承推進プロジェクト理事長 武藤康正氏

12:15~13:10 昼休み


<午後講演> (講演時間 特別講演50分、一般講演20分)

13:10 高鷲町児童・生徒の研究発表 高鷲町小学校・中学校児童生徒
14:15 (特別講演)ヘラジカの贈り物-北米先住民カスカと動物の人類学
        岐阜大学地域科学部教員(文化生態学) 山口未花子氏

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15:15~15:20 休憩
15:20 (特別講演)白山美濃馬場の寺社群の歴史と白山・大日岳信仰について
        郡上市文化財審議会委員長 高橋教雄氏
16:20 (特別講演)「郡上藩凌霜隊140年記念事業」を振り返る
        郡上市高鷲振興事務所長 福手均氏
17:20 地域福祉の役割と活性化の課題について
        郡上市議会議員 森 喜人氏
17:50 閉会挨拶
       「たかす自然文化」保護研究会副会長 仲谷甚作氏


<懇親会> 18:30~20:00
仲谷甚作氏古民家(高鷲町大鷲1091)にて開催


*シンポジウムは参加無料ですのでどなたでもご参加下さい。
 またプログラムは変更することがありますのでご了承下さい。


連絡先 「たかす自然文化」保護研究会事務局 080-6970-2702



高鷲町からみる左から大日ヶ岳(1709m)別山(2399m)白山(2702m)

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高鷲町鮎走白山神社における白山信仰三所仏

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中世白山中宮濃州長瀧寺之圓

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by s_space_s | 2015-07-14 12:04 | 自然 | Trackback | Comments(0)
2015年 05月 31日

白山の岩魚釣り

いしはらさんと白山の谷へ釣りに行ってきました。
当初は、テレマークの予定でしたが、この暑さでテレマークって気分じゃなくなったので。

下流部では毛ばりを追った岩魚でしたが、雪渓が残る上流ではさすがに喰いがしぶかったです。
源流は桃源郷のような原生林。
岩魚も住みやすそうなとこでした。
次の源流キャンプ最有力候補です。


谷とおしは厳しい
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大滝の落ち口から
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滝の上にも岩魚
尺2本、泣き尺数本
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中流にはスノーブリッジ。
白山ではあたりまえ?
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下降は目を付けていた尾根から。
1時間半で戻れた。
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亡くなった叔父さんからもらった熊鈴を、納竿地点に忘れてきてしまいました。
次に行く時まで流されずにあるといいのですが。





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by s_space_s | 2015-05-31 21:48 | 釣り | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 29日

石徹白倉谷川支流カンバタ谷~天の岩鉾跡踏査

今回の計画を思い立ったのは「白山神駈道の風露草」というHPに掲載されていた、「白山の立石(天の岩鉾)」という記事を拝見して、興味を持ったのがきっかけでした。
一昨年から石徹白源流域の踏査をぼちぼちですが続けていて、カンバタ谷は行ってみたいと思っていました。
また、石徹白漁協の斉藤さんに、石徹白原種イワナの情報を提供できるかもしれないということもありました。

上村俊邦氏著「石徹白から別山への道」より
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倉谷川下部は、24年前に通ったことがありますが、倉谷川全体を通じてあまり強い印象が残っていない。
今回、再訪して、カンバタ谷も含め、改めてその美しさに感動しました。
天の岩鉾跡については、現地ではそれらしい場所を発見し、非常に興奮したわけですが、帰宅して再度、当時の写真を確認したところ、岩鉾が立っていたところではなかったと思いました。
古い伐採作業小屋跡ではないかと思われますが、岩鉾に非常に近い場所であることは間違いなく、不思議な感じのするところでした。
kozaemonさんの記録

【山域】石徹白
【場所】倉谷川支流カンバタ谷、天の岩鉾
【日時】2014年10月26日(日)
【コース】倉谷川~カンバタ谷~天の岩鉾跡踏査~カンバタ谷~神鳩避難小屋~倉谷川出合
【メンバー】イシハラさん、コザエモンさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部)
【天気】曇り
【タイム】倉谷川出合7:30 カンバタ谷出合9:30 大滝上10:30~岩鉾跡踏査~12:20 避難小屋13:45~14:15 倉谷川出合13:25  
【遡行図】(クリックしてね)
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ブロック積みの堰堤まで林道跡の踏み跡を辿る。
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ブロック堰堤のところで谷に降りる。
その後も古い堰堤や橋脚跡がいくつか。
支流は大体、側壁から滝となって落ちている。
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下流のポイント、4m滝

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昔、G木田くんがドボンしたのはここだったかな。

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どんどん良くなる法華の太鼓
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左岸にポットホール2個

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穴に興味を示すおっさん

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造形美
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石垣のような自然の岩
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右岸に滝となって合流する支流

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カンバタ谷出合いは注意していないと通り過ぎてしまう。
出合付近はゴーロだが、すぐに小滝が連続するようになる。
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出た~!多段の大滝
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中段まではフリクションで
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ここは無理そうなので、滝の脇をなるべく小さく巻く。
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10m滝上のプール

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最上段の10m
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滝の落ち口を覗いてみる。
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滝場を抜けると赤布があった。H1200m辺り。
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ここから、今回のメインエベント「天の岩鉾」踏査に出発。
かなり急なブナ、ミズナラ、イタヤカエデ、ミズメの大木が林立する斜面をトラバースしていくと、広い緩やかな尾根に出た。
脳裏に残る古い写真のイメージでは岩鉾周辺は明るい無木立の斜面のはず。
(これは落葉の時期で明るい空が見えていたのを、勘違いしただけだった。)

少し標高が高いようなので、尾根を倉谷に向かって降りてみることにした。

「お!」コザエモンサンが声を上げた。
少し下った先に、そこだけ平らなススキの原っぱが。天の岩鉾跡?
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ネマガリタケとブドウ蔓のミックスで、ここに近づくのは容易ではなかった。
最初に発見した、古い一升瓶。
透明だし、現在使われているものよりガラスが厚く、重い。
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何のビンなのか?

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タケノコの缶詰

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収集品

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ここに人が通っていたのは間違いない。
しかし、このワイヤーを見ると、伐採作業の現場だったのかも。
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半分埋まったボンベみたいな物を恐る恐る掘り出すと・・・。
なんじゃ、こりゃ?
30cmぐらいの大きさ。
どなたかご存知の方がみえれば、ご教示ください。
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この辺りで唯一露出している大岩
平たくて、岩鉾が倒れて埋まったら、こんな感じになるのではと思わせる形状。
おまけに、少し上には台座になりそうな大岩もあった。
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このときは、結構、可能性が高い場所を発見したのではと思っていた。
(kozaemonさんはちょっと違ったみたい)
意気揚々とカンバタ谷へ戻る。
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カンバタ谷上流は小滝のみで、坦々と歩く。
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避難小屋の水場に出るので、藪漕ぎゼロ。
今回も、のんびりコーヒータイムを楽しんだ。

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(おまけ)

ナメコ


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オシロイシメジ

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おみやげ

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by s_space_s | 2014-10-29 22:07 | 山登り | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 19日

石徹白川支流母御石谷(母恋し谷)

【山域】白山
【場所】石徹白、母御石谷(ははこいしたに)
【日時】2014年10月18日(土)
【コース】母御石谷~母御石~神鳩避難小屋~登山口
【メンバー】コザエモンさん、ツトムさん、とっちゃん、わし
【天気】快晴
【遡行図】手抜きの簡略版です

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いつも奥美濃の沢や山スキーの記録を参考にさせていただいているツトムさんと初めて沢へご一緒できることになり、石徹白の母御石谷へ行ってきました。
腰の具合が良くなってきたコザエモンさん、ツトムさんの友人のとっちゃん(坊やではありません、女性です。)含め4人パーティーです。

コザエモンさんの記録
ツトムさんの記録

下の写真は大杉の登山道から見た母御石谷の源頭です。
左手ピークの右の肩あたりに伝説の母御石があります。
見るからに癒し系の沢ですね。


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大杉の登山口に7時集合。
ツトムさんととっちゃんは既に着いていて、ハーネスまで装着して出発できるばっかになってました。
顔を合わせてすぐに、とっちゃんから「(わしの)イメージが違う。」とのコメントが。
HP等ではマッチョな雰囲気で統一しているので、初めて会う人に、「もっとゴツい人を想像してた。」とよく言われます。

挨拶もそこそこに、わしらも準備して7時20分出発。

大滝を越えた母御石の橋の上で、わしとコザエモンさんは沢支度。
オシメの着け方が分からず、とっちゃんに手伝ってもらうコザエモンさん。
こういう所が母性本能をくすぐるのかも。

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今朝の石徹白の気温は0度でした。
母御石谷の出合はゴーロで、すぐ上に堰堤があります。


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苔むしたゴーロが多く、沢は安定しているようです。

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2か所短いナメがありました。


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カツラの大株

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オオカメノキ(ムシカリ)の実

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むむっ!なにかありそうな気配が。

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小規模ですが、3m、1mと滝を持ったゴルジュがありました。

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そこを抜けると、4mほどの釜を持った滝が現れました。

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左岸から巻くこともできそうでしたが、せっかくなので水際を登ってみました。

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パンツまで濡れました。

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次は奥にすべり台のような滝のある廊下。
腰まで浸かって突破します。

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滝場を抜けるとまた癒し渓が続きます。
美しい流れに、4人で暫し見とれていました。

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紅葉も素晴らしい。

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神鳩避難小屋への流れを分けて、左俣に入ると6mほどのシャワークライミング滝


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源流はネマガリタケが沢に覆いかぶさり、半分藪漕ぎ状態。

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母御石にダイレクトに出る予定でしたが、結局、母御石のピークの右の肩あたりに出ました。
12時10分にとうちゃこ~。


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コーヒーを淹れたりして、1時間ほど、のんびりお昼休み。
柿の葉寿司おいしゅうございました。

見下ろす母御石谷。全流程が自然林の美しい谷でした。

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「ブナの樹形が好き。」と、とっちゃん。

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大杉は北側半分がコシアブラに乗っ取られていました。
ちょっと心配です。

下りは体育会系ではなく、お散歩気分で歩いて、それでも1時間半ほどで、登山口着。
14時40分でした。





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by s_space_s | 2014-10-19 08:06 | 山登り | Trackback | Comments(2)
2014年 06月 09日

白山大カンクラ雪渓・転法輪・小カンクラ雪渓テレマーク周遊

今シーズン板納めに白山へ行ってきました。
平瀬道の大倉山を越えたコルから大白水谷へ滑り込み、大カンクラ雪渓を詰めて転法輪谷へ滑り込み、小カンクラ雪渓で御前峰へ登り、最後は大カンクラ雪渓の滑降約850mで締めくくる周遊ルートです。

大倉山までスキーを担いで往復しないといけないので、少々篤志家向けなラインです。
6月に入り大白川の林道が開通になってから狙えるラインとしては結構良いのでは。
石川県側から同時期に登るのと比べると1.5倍ぐらいのアプローチにはなりますが、東面だけに雪は多いです。

総登行高度 約2300m 滑降高度 約1500m

【山域】白山
【場所】大カンクラ雪渓、転法輪谷、小カンクラ雪渓
【日時】2014年6月8日(日)
【コース】大白川ダム~大倉山西のコル~大白水谷~大カンクラ雪渓~転法輪谷滑降~小カンクラ雪渓~御前峰~大カンクラ雪渓滑降~大倉山~大白川ダム
【メンバー】いしはらさん、じゅんぺいくん、わし(岐阜テレマーク倶楽部
【天気】曇り時々雨
【ルート図】
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【タイム】
大白川登山口6:20 大倉山西のコル8:20 転法輪乗越2490m10:20 御前峰・剣ヶ峰コル12:45 御前峰13:30
大倉山西のコル15:10 大白川登山口16:10


大倉山西のコルからちょっとの藪漕ぎで滑降開始ポイントに出る。
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出だしはこんな感じ
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流水溝がまだ固いので、じゅんぺいくんも慎重な滑り
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標高差200mほど滑ると大白水谷へ合流する
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大白水谷上部
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大白水谷の上部は大カンクラ雪渓に続く
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2490mの乗越から転法輪谷へ滑り込む。
非常に快適な斜面である。

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いしはらさんのテレマーク
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じゅんぺいくんもカービングで飛ばす
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2050mあたりで繋がっていそうなラインを探して、小カンクラ雪渓に移動する。
この乗越で復活したと思っていたわしのシールがバカになる。
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小カンクラ雪渓を見上げる。
頂上はガスに隠れてしまった。
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御前峰と剣ヶ峰のコル手前
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剣ヶ峰からの落石が多いので注意
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コルから不安定なガレ場を登り御前峰へ。
奥宮にお詣りしていたら急に雨が強くなる。
しばらく雨宿り。

ガスはまだ掛かっているが小降りになったので出発。
滑降の準備が整ったところで、お祈りが通じたのかガスが上がる。

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大カンクラ雪渓の大斜面


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中間部もメローで快適
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下部は流水溝が多くなるが、この時期贅沢は言えない。
標高差900m弱をあっという間に滑り見覚えのある枝沢の合流点。
わしはシートラーゲンで最後の登りがきつかった。
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登山道に出て靴を変えた後、1時間で下山。

このポイントではいつも立ち止まって眺めてしまう。
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大満足の白山周遊でした。








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by s_space_s | 2014-06-09 23:56 | テレマーク | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 08日

ヒミズの死骸を見ました。

今日は今シーズン最後のテレマークツアーで白山に行ってきました。
登山口にネズミみたいな動物の死骸がありました。
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最初はモグラかと思いました。
前足がそれほど発達していないのと尻尾が長いのが違います。
ヒミズの死体は臭いが強くて他の動物が嫌って食べないと言われますが、鼻の悪いわしには分かりませんでした。


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by s_space_s | 2014-06-08 21:52 | 自然 | Trackback | Comments(2)
2013年 10月 07日

俵谷から小白山1609m

【山域】石徹白周辺
【場所】小白山(こはくさん、おじろみやま)
【日時】2013年10月6日(日)
【コース】俵谷林道入口~俵谷~小白山~俵谷~林道入口
【メンバー】いしはらさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部) 
【天気】晴れ

以前から気になっていた石徹白川支流の俵谷から小白山を登りました。
ネット上の情報では林道が崩れて以前より時間がかかるということで、途中敗退のパーティーも多いようです。
実際は林道入口に駐車しても林道歩き自体が往復2時間、全体で9時間ちょっとで往復できるお手頃な沢でした。
ナメが素晴らしく滝も美しい気持ちのいい沢でした。
深いお釜も多いので泳げる時期に行くのがお薦めです。


石徹白経由で5時少し前に林道入口に着いた。
林道入口の路面が荒れ気味で、わしのビッツではその後が心配なので、林道には入らず、ここから歩くことにする。
1時間ちょっとで新しい堰堤の上に出て林道終点。
少し歩くとすぐにきれいな4m滝が出る。
なかなかいい雰囲気の谷である。
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小滝を幾つか越えていくと、両岸が切り立ったスラブとなり、奥になにかありそうな気配がしてくる。
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2段8m滝、滝場の始まり。(写真は下降時)
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すぐに10mスラブ滝
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美しいナメとお釜が続く
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ムーブが面白い2m滝
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前半滝場の最後、20mハング滝
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ナメとお釜の優しい渓相となる。
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泳いでみたりする。
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12m逆くの字滝は右岸から巻く。
次の6mは快適なシャワークライミング。
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その後は変化のないゴーロ歩きが続き、ちょっと飽きたころ紅葉で飾られた堰堤のような8m滝
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詰めは少し左に取り過ぎた。
ナナカマドやヤマウルシの紅葉を楽しみながら藪漕ぎ。
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10時前に頂上に着いてしまった。
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隣の野伏はもちろん、白山まで展望がきく。

同じ谷を下降する。
時間があるので、キノコを探してみたり
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へつりを楽しんでみたり
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岩陰に逃げ込んだ・・・を手づかみしてみたり

下部で2回懸垂下降する。
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2時半に車に着き、復路は九頭竜経由で帰る。
おじい・オズボーンの"NO REST FOR THE WICKED"を聴きながら、快適なドライブ。
道が良くなったのでこっちのほうが早いかも。

タイム 林道入口5:10 林道終点(堰堤上)6:20 小白山9:50~10:10 堰堤上13:30
    林道入口14:30









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by s_space_s | 2013-10-07 09:14 | 山登り | Trackback | Comments(2)
2013年 07月 01日

白山転法輪岩窟踏査

以前から気になっていた白山御前峰直下にある転法輪の岩窟を見にいってきました。
2年ほど前の雪のない時期に降り口を覗いたことがありました。
そのときは、登山の経験のないメンバーと一緒だったため、急な草付きの下降が危険と判断し戻りました。
今回は、大カンクラ雪渓を詰めて確実に岩窟を目指しました。
予想より右に回り込んだ、転法輪谷の源頭に岩窟はありました。

【山域】白山
【場所】大倉尾根、カンクラ雪渓
【日時】2013年6月30日(日)
【コース】大白川登山口~大倉尾根~カンクラ雪渓~転法輪岩窟~御前峰~室堂~大白川
【メンバー】こざえもんさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部) 
【天気】はれ、ときどき霧
【ルート図】
オレンジが登ったライン(今回はこの写真よりブッシュが出ていた)
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向きを変えて見ると
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登山口でNSネットの良さんに合う。
大白川野営場開きとウォーキング大会で、顔なじみの方たちがけっこう来ているらしい。
白山の残雪を見てスキーを持ってくればよかったと残念しきりの良さんであった。

大倉尾根は花盛り。
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室堂へ向かう登山道と別れ大カンクラ雪渓に降りる。
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御前峰正面はかなりの傾斜に見える(実際は40度ぐらい)。
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途中でアイゼン、ピッケルを出し、高度感のある斜面を登っていく。
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ピエ・トロワジェーム!
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登山道から観察して検討をつけていたバンドらしきところが見当たらず、上部で右手のブッシュ帯に入ってみる。
ここで、かなり後方を登っているこざえもんさんにその旨コールする。
かすかな踏み跡らしきものがあり、辿っていくとさらに右の雪渓に出る。
対岸が岩場になっており、回り込んだところに岩窟がありそうな雰囲気が漂っていた。
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雪渓をトラバースして岩場を回り込み雪の斜面を少し登ると、ありました!
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参考にした記録のときより更に崩壊が進んでいるようだ。
転法輪窟(その3) 白山神駈道風露草
現在は岩窟と呼べるような穴は残っておらず、大きな岩の庇が雨をしのぐ程度。
お地蔵様とお供えのワンカップが3本、歴史的な痕跡は見当たらない。
(詳細に調査したわけではありません。)
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石のうえに座ってこざえもんさんを待ちながら、のんびりする。
岩場のうえではイワウメの花が満開で、花びらが落ちてくる。
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30分ほど待つが来ないので、カンクラ雪渓まで戻ってみることにする。
岩場を回り込んだところでこざえもんさん登場。
コールが聞き取れずまっすぐ登ってしまったとのこと。
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もう一度岩窟に戻り記念撮影の後、中間の雪渓から頂上に向かう。
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お花を踏まないよう気をつけて登る。
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奥宮でお参りして登山者で一杯の御前峰を早々に退散。
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(追記)

「加賀白山伝記之事」に泰澄の白山開山に関する以下の記述があります。

同年(717年)六月白山の絶頂に登り、転法輪の岩室に入り緑の池に向ひて観念したまへは、池の中より九頭の龍王出現せり。大師これを御覧して、それは方便の示現なり。本地の真身にあらすと深く祈念したまへは、十一面観世音大慈大悲の玉体速にあらわれたまふ。

残念ながら、岩窟から翠ヶ池を見ることができるかを検証するのを忘れました。
方角的には厳しいのではないかと考えていますが、感得したということならば、実際に見えているかどうかは重要ではないのかも知れません。
次はここで一泊しがてら、確認したいと思います。

登山口6:50 避難小屋8:50 岩窟11:00~11:50 御前峰12:20 室堂12:40 登山口15:20 
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by s_space_s | 2013-07-01 20:42 | 山登り | Trackback | Comments(6)