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2010年 06月 19日

松山・伯方島・尾道、鈍行と船の旅(その1)

松山で仕事の関係の全国会議があったので、終了後、せっかくなので1泊宿を取り、のんびりすることにした。



【松山の巻】
道後温泉のホテルが会議の会場であった。
初日の夕方、懇親会まで時間があったので、湯築城跡と伊佐爾波神社を見て廻った。
1667年建立のこの神社。一緒に会議に出席したN先生によると、なかなかのオーラを発しているらしい。
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道後温泉を見下ろす
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石段の途中にあった推定樹齢500年の楠
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N先生とは普段あまり話をしたことがなかったが、専門の西洋美術だけでなく日本の美術についても授業のため情報収集していること、そのため神社・仏閣を見て回ることも多く、四国のお遍路さんにも興味を持っていること、俳句をひねること、白山登山を予定していることなど、意外な一面を拝見して、面白かった。

湯築城跡の端にある正岡子規記念館は5時に閉館で明日の楽しみにする。
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会議の懇親会の後、同行した先生3人と松山市内(お城の北の麓)のホテルに入ってから近くの居酒屋で2次会。

次の朝は例によって5時前に目が覚めフロントで地図をもらって松山城の城山へ散歩に行く。
この城山は俳句甲子園に参加した高校生を描いた青春映画「恋は五七五」の舞台になった場所。
裏のカシ、クスノキなどの大木が生い茂る登山道から登り天守閣へは裏門から入る。
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表に廻ると、場違いのマスコット武者が少々興ざめだった。
ともあれ、地元の方々と挨拶を交わしながらの朝の散歩は気持ちがよい。
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松山市内が一望できる。いい眺め。
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りっぱな石垣に映画のシーンが思い出される。
俳句部のメンバーの1人(名前忘れた)があの石垣の上でだだをこねてたんだねぇ。
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表道をロープウェイ駅方面へ下山。
ホテルへ戻って1時間弱の散歩だった。
一風呂浴びてから、朝飯をお代わりして食べ、電車で再び会議の会場へ。

きょうもN先生から俳句の話を聴く。
虚子が言うには、俳句の作り方はただふたつ。
ひとつは写生。見たものをとことん突き詰めていくことらしい。
ひとつは配合。全く違う2つのことを組み合わせることらしい。
勉強になります。

 ・ ・ ・ 

会議はお昼で終了。
先生方からお預かりした会議資料を宅急便で送ってから、まず正岡子規記念館へ向かう。
実は、偶然にも最近、小西甚一著「俳句の世界 ―発生から現代まで―」を読んでいる。
そのころ、ちょうど芭蕉が終わり、江戸中興の蕪村のあたりを読んでいたのである。

子規の俳句研究についてはこの記念館で初めて知った。
特別展「なじみ集」を興味深く観る。
この句集は、子規が周囲の人々の俳句を収集し、1冊にまとめた選句集。
「俳句の世界」で子規前後に出てくる俳人がいくつも紹介されていて、この幸運を喜んだ。
漱石がすばらしい俳句を作っていることも初めて知った。

もっとゆっくりしたかったが、船の時間もあるので2時で切り上げて出る。
路面電車150円で松山駅へ。
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普通列車に乗り今治へ向かう。

【伯方島へ】
今治駅。
広く整備されているが、人影少なく殺風景な通りを歩き今治港へ。
どこで連絡船に乗るのか分からず、港の関係者らしきおじさんに木浦行きの船の乗り場を訊く。
(木浦は「きのうら」でモッポではありません。)
埠頭に向かうと、船が出るところ。
キップを買う時間もなく、あわてて乗り込んだ。
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80人ほどの定員に10数名の乗客。
サイクリングのグループも乗っていた。
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通学の女子高生も。
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灰色の空、灰色の海、遠くに霞む島々
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木浦港に入る。
漁港ではなく、造船の港のようだ。
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皆さんさようなら
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小さな漁船たち
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地図をたよりに宿を目指して歩き出す。

by s_space_s | 2010-06-19 12:59 | 旅行 | Comments(0)


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