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blog版 がおろ亭

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2010年 07月 12日

俳句の世界

国文学者 小西甚一によって昭和27年に初版が刊行され昭和56年に改版されたもの。
俳句の発生から現代俳句までを「雅」と「俗」、「第二芸術論」などの視点から鑑賞・考察していく。
ユーモアを交えた講義風の文体が面白く、どんどん読み進めることができた。

裏表紙には「俳句史はこの一冊で十分と絶賛された不朽の書」とあるが、昭和27年初版ということから現代俳句については、さらに最近書かれたものを読むべきだろう。

無季、自由律などの俳句もいくつか紹介され考察されている。
山頭火も出てくるかと期待したが、自由律はあくまで亜流であり、放哉のが一句小さく鬼子のように紹介されているのみであった。

各時代の代表的な俳句を、自身も俳人である筆者の解説で鑑賞するだけでも十分楽しめた。
松山への旅行に持参し、宿で茶を啜りながら読む本書で、旅がさらに印象深いものとなった。
ちなみに、本書では、正岡子規については研究者、活動家としての功績のほうが高く評価されている。


講談社学術文庫

by s_space_s | 2010-07-12 12:25 | 読書 | Comments(2)
Commented by ワルテル at 2010-07-12 21:35 x
山頭火と聞くと、その俳句よりも先に、山口に出張したときに飲んだ日本酒を思い出してしまいます。駅のキオスクでも買えるワンカップから4合で5000円くらいするものまでのラインナップでした。わしは当時、めったに日本酒を飲まなかったのですが、酒屋へいっしょに行った仕事仲間に釣られて、たしか上から3番目くらいの吟醸原酒だったか、けっこう高いのを買いました。ホテルに帰って飲んでみたらこれがバカうまで、毎晩ひとりできゅーっと一杯のんでは首を傾げて目をぎゅっとつむり、「くーっ!!」とかいいながら酒浸りの出張になってしまいました。それからしばらくは、地方に行く度に地酒が気になり、よく飲む時は一週間の出張中、毎晩3合くらいのんで、後半は朝から疲れ気味で仕事したなんてこともありました。
 今はすっかり熱も冷め、家に酒がなくなっていても気付かないほどです。
 はい、山頭火らしく、わけいってもわけいっても、だからナニ?な情報でした。
 悪しからず。
Commented by s_space_s at 2010-07-14 08:25
3合飲むとやはり次の日なんとなくだるいですね。
わしの場合の問題は、3合飲んでしまうと、もはや止めどもなくなるこってす。


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