blog版 がおろ亭

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2010年 12月 21日

最近観た映画

★レスラー
ミッキー・ローク主演、50代になっても戦い続ける往年の名プロレスラーの悲哀を描いた映画。
ロッキー(初回だけ)が好きな人ならはまると思います。
ハッピーエンドではないけど(たぶん)、これしかなかった男の生き様に魂を揺すぶられる、そんな作品です。

ロバート・デ・ニーロ主演の「レイジング・ブル」で店に出る前にシャドーボクシングして気合を入れる場面があります。
「レスラー」でもスーパーの売り子に出るとき同じような気合の入れ方をしていて面白かった。
「レイジング・ブル」では商売で成功するのに対し、レスラーでは結局、世間には適応できないわけですが。

色男だったミッキー・ロークがかっての面影がないほど変わっていて、その人生も重ねて見えるようで心に残る1本になりました。
助演女優のマリサ・トメイがいい感じでした。
ブルース・スプリングスティーンの曲が流れるエンドロールの文字が読めなかったのは何でだろう。

監督:ダーレン・アロノフスキー、2008年、アメリカ映画
「レスラー」オフィシャル・サイト

★クリーン
最初に観たとき、ドラッグに溺れ、かってなことばかりして、周囲の人に食ってかかるエミリーの表面的なところしか見えなくて、全然共感できない映画だと思いました。
そのときは、酒を飲みながら観ていて、かなり酔っていました。
けど、なにか心に引っかかる部分があり、1週間後にしらふで観てみました。

すると、今度は前に感じることのできなかった、エミリーの悲しみや意思がぐっと胸に沁みこんできて、全く違う印象を持ったのです。
主演のマギー・チャンはあまり好きな女優ではありませんが、この作品は素晴らしい作品だと思います。
昔よく聴いたロキシー・ミュージックのブライアン・イーノの音楽が美しく印象的でした。

「レスラー」でも「クリーン」でも薬を飲まないとやっていけない人間の弱さが描かれています。
酒を飲むのも同じでしょう。
アルコールは思考力や感受性を鈍くし、そのときの気分を良くも悪くも増幅します。
「クリーン」を2回観てよく分かりました。

酒を飲みながら映画を観るのは止めようと思います。

監督:オリヴィエ・アサイヤス、2004年、フランス映画
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by s_space_s | 2010-12-21 13:00 | 映画 | Comments(0)


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