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2012年 08月 20日

旧春日村尾西谷支流上岩井谷から国見岳(ナメ天国)

まず、コザエモンさんの記録を見て面白そうな沢だと思いました。
ナメの沢なら不安のある膝でも歩けるかなという希望的観測もありました。
コザエモンさんは半日で廻って、その後、もう一本別の支流を遡行してみえますが、わしには1日この一本がやっとでした。
ナメ滝が延々と続く、素晴らしい谷でした。

尾西の部落に車を置かせてもらい、出発。
堰堤まで道草をしながら登ります。
堰堤を越えてしばらく歩くと最初の8m滝
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この上、二股までは棚状の小滝とナメの連続
堰堤のあたりは杉植林ですが、中流域はブナ、シロモジなどの自然林なのがうれしい。
イワタバコの紫色の花がたくさん咲いていました。
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二股を左にとると、ナメ床がこれでもかと続きます。
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右膝を深く曲げられないので、ちょっとしたムーブに時間がかかりました。
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上から見下ろすナメ、ナメ、ナメ
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ヤブに突入してからが、わしには核心部でした。(脚がつりそう)
登山道に出ると、岩質が花崗岩から石灰岩に変わります。
幸い、ヒルは出ませんでした。

冬にもスキーで登った懐かしい国見岳山頂
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東方面は切り開きがあり、眺めが良い。
谷の向こうに揖斐川町の街が見えました。
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下山の途中、教如上人が石田三成に追われてお隠れになった鉈ヶ岩舎に寄りました。
(お亡くなりになったわけではありません。)
上人は、この岩舎で1ヶ月あまり春日村の信者の世話により隠棲された後、関ヶ原の戦いで石田勢が破れ、京都に帰ることができたということです。
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こんな景色を眺めてみえたのでしょうか。
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今では朽ちかけた小さな祠があるだけです。
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説明の看板
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尾西に戻り、沢の水でミョウガを洗ってみえたおじさんに白山神社の大杉のことなど聞きながら、顔を洗って、さっぱりした気分で村を後にしました。
もう赤とんぼが飛んでいました。

粕川沿いにある教如上人ゆかりの清水に寄っておいしい水をいただいてきました。
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この清水は2008年の土石流で完全に埋まってしまいましたが、新しい東屋が建てられ、綺麗になっていました。
所縁を説明する看板も流されて今はありませんが、当時の案内は下記のURLに掲載されています。
大蛇の伝説も興味深いです。
教如上人御清水潤いの泉

by s_space_s | 2012-08-20 21:49 | 山登り | Comments(2)
Commented by あずうの母です at 2012-08-21 21:27 x
すごい!リハビリの域じゃない。        痛々しいテーピングの写真もありましたが大丈夫ですか  お大事になさってください。    それにしても涼しげなところですね。   ここは揖斐川の上流のようですが、谷汲の近くですか?       
Commented by s_space_s at 2012-08-22 18:30
ご心配いただき,ありがとうございます。
脚は,だましだまし使うしかないようです。

この沢は国見岳スキー場のすぐ隣の沢です。
こんな近くで良い所を見つけると宝物が一つ増えたような気分になります。
こざえもんさんに感謝!


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