2014年 01月 27日
最近、山スキーヤーやテレマーカーの間でセッションなる言葉をよく耳にするようになった。 意味は、普段交流がない同じ趣味の愛好者とその場限りの山行をするということだろう。 新しい仲間を増やすということは、自分の世界を広げることにもなり、大変良いことだと思う。 ただ少し気になるのが、見ず知らずの者が集まりリーダーも決めず、計画書もなく、事故があった場合のメンバーの連絡先共有など最低限の危機管理もしていないグループがいるのではないかという点だ。 どんな山でもリスクはあり、バックカントリースキーは登山形態としてはリスクが大きいほうだと思う。 また、雪崩に対する判断においても人数が多くなれば甘い判断に流れる傾向があると言われている。 人数が多くなれば、トラブルが起きる確率は上がるし、行動のスピードは遅くなる。 一緒に「移動」はするけど、基本的には単独もしくは少人数のグループとして判断・行動するというのも一つの考え方だろう。 それでも、もしトラブルが発生したときにそのように割り切れるものだろうか。 集合場所と登るルートだけ決めるだけなら、事前の準備は簡単だ。 グループとしての危機管理も行おうと思ったら、取りまとめる人は時間と労力が求められる。 ひょっとしたら責任の問題が降ってこないとも限らない。 それを誰も引き受けたくないから、こんな山行形態が流行っているとしたら、いかがなものか。 JAZZのセッションだってリハーサルぐらいはやって本番に挑むものだ。 最低限の準備ができているから即興演奏もできるというものである。 (タキさんによれば、即興演奏主体のジャムセッションではリハーサルはやらないそうです。)
by s_space_s
| 2014-01-27 23:56
| テレマーク
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コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ ― 井伏鱒二訳詩「勧酒」原詩(五言絶句)于武陵 ― by gaoro 検索
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