blog版 がおろ亭

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2015年 01月 22日

銃・病原菌・鉄

e0064783_12383211.jpge0064783_12384399.jpg久々に読書関係の記事です。
実は、この本、正月前後に読み終わっていたのですが、あまりの内容にショックを受けた・・・というのは言い過ぎとしても、自分の中で整理が出来ず、ついつい先延ばしになっていました。
まあ、家に帰って酒を飲んでしまうことも書けない原因のひとつですが。

文庫本になっても、おおっと思わせる分量です。(上巻416ページ、下巻432ページ)
その割に、内容が面白いのでどんどん読み進むことができました。
ジャレド・ダイアモンドの名前は、恥ずかしながら、ガイド協会の登山ガイドマニュアルのある章に出て来て始めて知りました。
こんな面白い本もありました

1万3千年前ぐらいから始まる、持てる者と持たざる者に別れてきた人類の歴史を、食料生産に関する地理的、生態的環境に着目して説明しようとする内容です。
例えば、インカ帝国はなぜ少数のスペイン人に征服されてしまったのか。
なぜ、インカ帝国がヨーロッパに侵攻するような歴史にならなかったのか。

ダイアモンドは、優れた指導者が出たからとか、ある特定の画期的な発明があったからとか、民族が優れた能力を持っていたからとかではなく、環境的な因子で決定されたものだと結論しています。
仮にコロンブスが歴史上いなくたって、いずれアメリカ大陸は「発見」され、原住民の帝国はヨーロッパ人に駆逐される。
大枠は変わらないと言うことみたいです。

現在、世界の人口の1%にあたる人達が、全世界の富の50%を所有しているそうです。
こういった現状は、ダイアモンドならどう説明するのか訊いてみたいと思いました。

ジャレド・ダイアモンド著 草思社文庫



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by s_space_s | 2015-01-22 18:06 | 読書 | Comments(0)


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