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2018年 05月 13日

高賀三山六社巡りをやってみた。

【山域】美濃
【場所】高賀三山
【日時】2018年5月12日(土)
【コース】金峰神社~瓢ヶ岳~星宮神社~新宮神社~本宮神社~高賀山~高賀山登山口~高賀神社(車)~金峰神社(車)~滝神社(車)
【メンバー】まっちゃん、わし 
【天気】晴れ
【タイム】金峰神社0:50 瓢ヶ岳3:40 星宮神社5:30 新宮神社7:00 本宮神社8:20 高賀山10:20 登山口12:10
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まっちゃんの記録
合計距離: 33km 累積標高(上り): 2821m

分担執筆した山渓の「岐阜県の山」で高賀三山の紹介をしました。
その文章のなかで修験者の荒行として行われていた「高賀六社巡り」について触れました。
実は詳しく調べもせず、1日で六社を周ったら面白いだろう、ぐらいの感覚で書いただけでした。
それをまっちゃんが読んで興味を持ったらしく、計画に際してわしにも声をかけてくれたのでした。

まっちゃんは最初から周回ルートにこだわっているようでした。
しかし、金峰神社が外れたとこにあるため、周回にすると距離がフルマラソン超えになってしまう。
現実的な計画としてわしが提案したのは、星宮神社発で金峰神社ゴールのルートでした。
多分、距離は36kmぐらい、これなら明るいうちにゴールできると思いました。

分担して登山道のない区間の踏査を行い、このラインで実施する準備は整いました。
ところが、4月下旬にまっちゃんから再度連絡があり、やはり周回にしたいとの意向。
また酒を飲みながら相談し、金峰神社を起点・終点の周回コースにすることになりました。
距離はざっと46km、累積標高は4000mになります。

数日前に、またメールが。
六社に加えて板取の白谷観音にも周れないかとの相談でした。
六社巡りが盛んだった江戸時代には、板取の白谷観音も入れて六社一観音として回られていたのです。

ラインにもよりますが、距離で8~12㎞、標高は500~700mプラスになります。
その上、白谷観音への尾根ルートの踏査はしていないので、オンサイトとなる。
このトライについては、よほど高賀山までの行程が上手くいった場合のオプションとしました。

結論からいうと、今回は四社二山という結果に終わりました。
けど、準備から本番を通じ大変楽しく、有意義な山行となりました。



エネルギ―を蓄えておこうと食べ過ぎ、3時間の貴重な睡眠は質の悪いものとなった(意味ね~!)。
深夜0時ごろ、まっちゃんの家に迎えにあがる。

片知渓谷入口にある金峰神社には常夜灯がともっていた。
まずは参拝し、出立のご挨拶をする。
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長く急勾配の林道をバカ話をしながら瓢の登山口へ。
星空がきれい。
ヤマレコのblackさんの噂話などで気を紛らし瓢を目指す。
谷沿いの道は渡渉が数回あり、夜間には道が見つけにくい。
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オレンジ色の三日月が山影の上に低くかかっていた。
麓の街の灯が見えた。
瓢の下降でも谷沿いの道を選択したことを後悔する。
林道に出るころ、やっとヘッドランプを消した。
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瓢の登山口から林道で星宮神社を往復する。
矢納ヶ淵
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星宮神社。名前がロマンチック。
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新宮神社へは車でも越えられる八王子峠経由
新宮神社。社叢が素晴らしい。
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歩きながら、「コンピューターに護られたバビルの塔」の話題で盛り上がる。
本宮神社へは道のない尾根を越える。
コンパスで確認し、ばっちりのラインで林道に出ることができた。
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本宮神社の社叢
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檻で護られた宝印塔
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今回のポイントともいえる高賀山への登り。
下部は植林の作業道があったが、早々に踏み跡がなくなり、急斜面の笹ヤブ登りは苦しいところ。
まっちゃんは絶好調なのか、えろう飛ばすので声を掛けて抑える。
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ヒノキの大木

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高賀山手前の林道法面のクライミング
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12時に着けば上出来だと見積もっていた高賀山に10時半に着いてしまう。
これなら白谷観音も照準に入ってきた。

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尾根コースはリスクが高いので、白谷観音へは車道を往復してこようということなった。
これなら距離は13km、標高差は200mで2時間ほどで済むだろう。

御坂峠で単独の女性と挨拶し、谷道の下降にかかる。
しばらく下ったところで、背後に気配がないので振り返ると、まっちゃんの様子がおかしい。
足をひきずって顔をしかめている。
膝の痛みがひどいらしい。

しばらく様子を見ていたが、歩き方が普通ではないので、関節のトラブルだと思った。
左膝にテーピングすると少しは楽になったようだ。
歩いていると右膝まで痛くなってきたというので、手ぬぐいで仮固定した。
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ストックを使えば、ゆっくり下ることはできそう。
この段階で六社巡りは諦める。
いま考えなければならないのは、金峰神社にデポしてある車の回収だ。

行者岩屋に寄る。
コウモリが住んでいる。
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御坂峠にいた女性が追いつく。
挨拶して足元を見ると、珍しい(特に女性では)ことに地下足袋だ。
まっちゃんとはタビ仲間ということで話がはずんだ。
金峰まで送ってもらえないかと思ったが、若い女性におっさん2人がそんなことお願いしたら迷惑だろう。
ぐっとこらえて(言い出せず)先に行っていただく。

登山口手前で写真を撮っている山旅(足袋)の彼女に追いつく。
(心配して待っててくれたのかも。)
駐車場で話をしながら、まっちゃんが思い切って金峰に送ってもらえないかと切り出す。
快くOKの返事。
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彼女は名古屋のひとで、美濃ICから高速に載る予定だったので、ちょうど良かった。
一緒に高賀神社にお参りして金峰に向かう。
不思議な魅力のある女性で、短い時間だったけど山の話が面白かった。

金峰の駐車場で、山旅(足袋)女子Nさんに関市のパン屋さんペイザンのおいしいパンを進呈するまっちゃん
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Nさんを見送ってから、最後の滝神社にお詣りに行く。
これで一応、六社を巡ったわけだ。
賽銭箱が置いてない神社で、お賽銭は村の子供達で使い切ることになっている。
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まっちゃんを家に送る。
缶ビールやらおみやげに買った山野草やら持たせてくれる。
本人の気持ちもおさまらないのだろうと、ありがたく頂戴する。

家でシャワーを浴び、ビールを飲み始めたら、もはや止めどもなく・・・
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次は三山六社一観音をやってみたい。
今回やってみて、十分できる計画だと思った。
楽しみが残ってよかった。




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by s_space_s | 2018-05-13 14:59 | 山登り | Trackback | Comments(0)
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