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2018年 09月 04日

この木なんの木?かぶれの木?

千鳥橋のたもとあたりに、ウルシの木に似た変な木があります。
この木なんの木?かぶれの木?_e0064783_11183889.jpg
ヤマハゼの葉っぱにそっくりで、道端にたくさん枝を出しているので、うるしにかぶれる体質のわしには、怖い存在でした。
けど、同じ葉っぱでかなり大きくなった木があって、幹の感じからするとヤマハゼではないような気がしてきました。
この木なんの木?かぶれの木?_e0064783_11183824.jpg
樹皮の色は違いますが、センダンに樹形が似ています。
どうも日本の木ではないような、違和感のある雰囲気を持っています。
写真を撮っていって、家の図鑑「葉っぱでおぼえる樹木」で調べると、ニワウルシという中国原産の木でした。

幸いなことに、ウルシ科ではなく、かぶれないようです。
葉を(恐る恐る)もむと、クサギに似た独特の匂いがあります。
葉の基部に一つだけある鋸歯が特徴です。

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、岐阜県にはまだ侵入していないことになっています。
セイダカアワダチソウのように他の植物を排除する物質を出すようで、かぶれないといっても厄介な植物です。
別名はシンジュ(神樹)で庭木や街路樹にもされるそうですが、あまり好きになれない木です。






by s_space_s | 2018-09-04 12:09 | 自然 | Comments(0)


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