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2018年 10月 01日

石徹白の鍋倉平(美濃禅定道)

白山順禮というサイトに、白山中居神社から尾根や谷筋を辿り大杉のある今清水社まで通じていた禅定道を歩いた記録が載っていました。
わしは今まで、中居神社から大杉までは昔も石徹白川沿いに道があったと思いこんでいました。
この古の道に興味が湧いてきました。

上記のサイトの管理人の方は、想像するに修験者ではないかと思います。
昔の禅定道周辺を季節を問わず何回も歩き、礼拝所で念仏をあげられています。
この時も1日で昔の道を往復してみえます。
相当、健脚な方です。
地図を公開されていないので、文面からルートを想像すると、こんな感じになりました。
(クリックしてね)
e0064783_14555112.jpg
この地図を作っていて思い出したのが、6年前、石徹白文化祭を見学したとき、小学校の廊下に掲示してあった絵地図です。
この地図は、聞くところによると、石徹白にみえた先生(役場の方?)が書かれたもの。
かなり以前にはインターネットにも公開されていました。
国土地理院の地形図を基に、美しい手書きで石徹白地区の史跡や地名、湿原、谷、滝などのランドマークが記載されていました。
残念ながら、現在は公開されておらず、ダウンロードしとけば良かったと悔やまれます。
e0064783_20013795.jpg
小学校でこの地図を見たときに、コザエモンさんと何枚かに分けて写真を撮りました。
この地図なら、禅定道のコースも描いてあるかもしれないと思い、外付けのハードディスクに入っていた写真を確認すると、ちゃんと禅定道が描かれていました。ラッキー!

さっそく地形図に写してみました。
女人禁制で女性はここで帰されたという美女下平の美女下社跡。
立山の美女平となにか関係があるのでしょうか。
伝説のある斧石(よきいし)、犬石。
垢離かき場など、興味深いものがいっぱい並んでいます。
e0064783_15475979.jpg
雨模様の休日、やることがないので鍋倉平に行ってみました。
ルートは禅定道ではなくナベクラ谷からの往復です。
ナベクラ谷は、鍋倉平までは非常に傾斜の強い谷で、途中2段10mほどの滝があります。
e0064783_15484098.jpg
鍋倉平は広い平坦地で、不思議なところでした。
よくあることですが、谷は地形図の水線とは違うところを流れています。
絵地図にあった水芭蕉は確認できませんでした。
石徹白の周辺では出作り・焼き畑が昔から行われてきましたが、このあたりも人が住んでいたのかもしれません。
現在は、平らな部分は全て杉の植林となっています。
e0064783_15484419.jpg
上流二俣まで遡行し戻りました。
そのうちに、コザエモンさんを誘って中居神社から大杉まで通しで歩いてみたいと思っています。




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by s_space_s | 2018-10-01 20:18 | 山登り | Comments(4)
Commented by まっちゃん at 2018-10-03 19:10 x
これは興味を惹く案件ですね。あ、同行したいという意味ではなくて、、、。
Commented at 2018-10-05 20:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by s_space_s at 2018-10-06 14:08
貴重なデータありがとうございました。
活用させていただきます。
Commented by team_kozaemon at 2018-10-09 19:44
お誘いお待ちしております。
確か絵地図は「風の宿」という名前のHPに載っていたもので
一宮の方だった覚えがあります。
笠羽谷の右岸側、カサバ大滝の右にこちらも確か大平原というのがあって
スキーで行けたらと思った覚えがあります。
なつかしいです。


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