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blog版 がおろ亭

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2022年 06月 20日

美濃加茂高木山の岩場(南壁・陽だまりエリア)

少し前にこのエリアでショートルートが集まっている岩尾根の紹介をしました。
今回は、南稜4ピッチルートの頭(南壁の頭)の南面にある岩場をご紹介します。

【南壁】
このエリアも山中さんが全て掃除とルート設定をされています。
現在、4本のラインがあります。
岩尾根に比べ、スケールがあり、ルーズな部分も多く、ワイルドな感じです。
現在、設定されているラインは全てボルトでのプロテクションとなります。

ある程度登れる中級者が、アルパイン・フリーの練習をするのによいゲレンデとなるでしょう。
下の写真が南壁の全景ですが、下部は樹木に隠れて写っていません。

美濃加茂高木山の岩場(南壁・陽だまりエリア)_e0064783_09502179.jpg
現状のトポ(クリックしてね。)
美濃加茂高木山の岩場(南壁・陽だまりエリア)_e0064783_10113140.jpg



CHABO 5.9
2ピッチ目は南壁の中ではよく登られている。
1ピッチ目:ルンゼの側壁のようなフェースを左上して、少し被ったフェースを登りテラスへ。30m
2ピッチ目:ハングを右に回り込み、階段状のフェースを登る。
     核心部は上部にある小ハング。25m

(DDは)CCライダー 5.10ab 30m
出だしはCHABOの1ピッチ目と同じ。
赤い崩壊跡あたりの薄被りのムーブが面白い。
2ピッチ目はCHABOと合流するか右の3級のラインでトップへ。
ルート名はバイク好きの山中さんにちなんで。

ダーリン・ミシン 5.10b 30m
下部はボルトが遠い。核心はスラブ状のところ。ミシンを踏まないように。
2ピッチ目は、階段状の岩場を登り頭へ抜けることができる。

田園 5.10d 5.9 5.8
先ごろ石原夫妻&石際で3ピッチ通しで登ったルート。
1ピッチ目が核心。上部のハングでラインを外れると脆い部分があるので注意。20m
2ピッチ目はルンゼ状を登り大テラスへ。15m
3ピッチ目は気分のよいカンテを登る。20m
変化のある面白いラインである。



【陽だまりエリア】
山中さんが冬でも登れる易しいルートがあるエリアというコンセプトで整備されたエリア。
位置はバットレス基部であるが、エリアとしては南壁と同じと考えてよい。
当初のコンセプトよりも少し難しめになってしまったようだ。
⑤⑦の終了点には右手のFIXのあるルンゼを登って回り込むことができる。
美濃加茂高木山の岩場(南壁・陽だまりエリア)_e0064783_08571683.jpg

煩悶 5.10b 15m
2ピン目上の小ハングを越えるところで煩悶するクライマーが多い。
色々な解決策があるのが面白い。

迷妄 5.10c 10m
3ピン目上が見た目より悪い。
核心部右手に並んでいるガバは制限だそうです。

落陽 5.8~9 20m
出だし左手のピナクルは浮いているので触らないほうがよい。
中間サイズまでのカムがあるとランナウトしなくてよい。
左へ逃げると簡単になる。

モルゲンロート 5.10b 20m
核心は2本目のボルトあたり。
被っていてムーブが見つけにくい。
核心部に入る前にカムのランニングが欲しい。
⑨と同じスタートで登れるが正規ラインは右手のハングかららしい。

先人の脚痕 5.7NP 20m
非常に楽しいクラックライン。
キャメ3#ぐらいまでの1セットでリードできる。
ストッパーが使える所も多い。

マック軍曹 5.10c 10m
エリア右端の三角フェースに最近設定されたライン。
限定は1ピン右横の縦カチスタート、2ピン目上は左カンテに逃げない。
限定なしだと10aぐらい。

伍長 5.10a 8m
ボルト2本のショートルート。
上部はマックと共通。

1ピッチ目:陽だまりエリア左端の階段状の岩場に3本ラインがある。左に行くほど長い。17m 5.5
2ピッチ目:カンテ左の快適なルンゼ状を登る。17m 5.5
3ピッチ目:テラスを少し歩くとルンゼ左のフェースにボルトあり。
最初少し被りぎみ。上部は緩いスラブでバットレスの頭へ。20m 5.6

Cavatina 5.10c 20m
ボルト9本、核心部のボルト間隔がむっちゃ短いので安心してリードできる。
ボルトラインから外れると易しくなる。
右クラック側のフェースは制限で。
伊深方面から岩場を見るとすごく目立つライン。


各ルートの取付きへは、2通りのルートがある。
・川浦側沿いの踏み跡を辿り、南稜マルチピッチの取付きに至る。
 さらに右手の踏み跡を進み、バットレスの基部を経て陽だまりエリアに至る。
・大コルから懸垂(20m)を交えて下降する。

クライミング後に南稜上部に移動するには
・向かって右手のブッシュ帯を登り、古いFIXを経て田園の2ピッチ目終了点のあるバンドに出る。
 さらに松の木が多い岩尾根を上ると南壁の頭に至る。
 下降はちょっと怖い。


近くにこんな岩場もあります。








by s_space_s | 2022-06-20 12:43 | クライミング | Comments(0)


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