blog版 がおろ亭

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2006年 08月 10日

江戸の誘惑

名古屋のボストン美術館で開催されている肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」を見てきました。



約80点の作品が展示されていて、とても1日で鑑賞できる内容ではありませんが、家族と一
緒に行ったので、さらっと流す程度の見方しかできませんでした。

― 葛飾北斎 ー
特に「鏡面美人図」が艶やかですばらしかった。
美人画より獅子、龍、虎、猪、鳳凰などの動物を描いたものが多くて、その眼の描き方が面白い。
にやりと笑った三白眼とでも言うか、動物なのにみんな人間ぽい。

李白が滝を見ている図も楽しみにしていたのですが、こちらは案外、静寂も迫力も感じられず
がっかりしました。

― 美人画の顔 ―
ほとんど全ての顔が斜め45度から見たようなパターン化された様式で描かれている。
その中に微妙なニュアンスの違いがあり面白いことは面白いのですが、100人以上も見てい
るといいかげん飽きてきます。
そんななかで、2人だけ正面から描いた顔があって、妙に近代的な顔に見えて新鮮でした。

― もっと見たい ―
鳥山石燕の「百鬼夜行図巻」に興味があったのですが、巻物なので展示ケースの中で1m
ほどの部分しか見ることができませんでした。
20mぐらいのケースにして欲しい。

― 最も印象に残ったのは ―
渓斎英泉の「芸妓図」です。どんな感じなのかはこちらのブログを御覧になるとなんとなく
わかっていただけると思います。
別に美しいものだけを見たいわけではないので、このような作品の前では足が止まります。


「江戸の誘惑」の後に併設されているアメリカの写真家ウエストンの作品展も見てきました。
モノトーンの静物や風景の写真はもっと時間をかけて見たかった。
オープンギャラリーでやっているので、もう1回行ってもいいなと思いました。
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by s_space_s | 2006-08-10 17:30 | 日常 | Comments(0)


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