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blog版 がおろ亭

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2006年 08月 17日

社会的ひきこもり

1998年発行の新書であるが,ひきこもりについての社会的状況は現在でも変わっていないようだ。
「現代の青年は二十歳ではなく,三十歳で成人する」という精神科臨床医師の共通認識には頷けるものがあった。
わしがこんなことを言うと笑われそうであるが,三十過ぎても子供みたいなことを考えているように感じる人が珍しくないような気がする。

著者である斎藤環の精神分析等に関する著作はなかなか興味深い。
web上でも晶文社のホームページに連載「生き延びるためのラカン」がある。
じっくり読んでみたい。

斎藤環 著
PHP新書

by s_space_s | 2006-08-17 22:40 | 読書 | Comments(0)


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