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2006年 12月 11日

歩荷トレーニング

日曜日に金華山で少しだけ歩荷トレーニングをしました。

大きなザックにロープなどを適当に突っ込んで、足りない分はダンベルのウエイトを入れて、30kgにしました。
このザックは、すでに25年ほど使っているので、全体的に劣化していて下手なところを持って持ち上げると、ビリっといきそうでヒヤヒヤものです。

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スタートは日野の達目洞(だちもくぼら)。西山尾根を経て金華山頂上、瞑想の小道を下り馬の背を登って2回目の頂上、東坂を下って峠から達目洞に戻りました。
これでざっと標高差600mです。2時間半ほどかかりました。

実際の冬山では1日にもっと登るのですが、トレーニングとしてはこのぐらいやっておけばいいというのが実感です。
逆に、1日にこれ以上やると根性はつくと思いますが、わしの年齢になると故障する可能性が高くなる。

大学山岳部みたいに毎週、歩荷できるなら、時間と負荷を徐々に増やして、素晴らしい歩荷力を付けることができると思います。
そんな時間のとれない社会人の山屋が冬山前にこのトレーニングをやる意味は別の目的だとわしは考えます。
たった数回のトレーニングで筋力がアップするするとは考えられないからです。

冬山へ入る前に数回ボッカトレーニングをする目的
1.体を重荷に慣らし、歩き方、筋肉の協調機能を向上させること。
2.遅発性筋肉痛の予防。
3.根性を付ける。

1については,ウエイトトレーニングをやったことがある人なら経験があると思いますが,トレーニング開始の初期の段階で筋繊維の肥大の前に最大筋力がぐんとアップすることがあります。
これが,筋肉の協調機能の向上で,要するに神経による命令刺激がうまく伝わるようになることです。これは数回のトレーニングで効果が期待できます。

2については、筋肉痛の原因はトレーニングによる筋繊維の破壊により発生し、特に伸張性の負荷(例:下り坂での大腿筋への負荷)で程度がひどくなると言われています。
また一度、遅発性筋肉痛になった筋肉は4週間後ぐらいまでは、同じ負荷であれば筋肉痛が起きにくくなるらしい。
重荷を背負って下ることにより、効果的?に筋繊維を痛めつけることができます。
そうすると、その後4週間以内に冬山に入り、かなりハードな登下降を行っても筋肉痛が起きにくいということです。

このように、冬山に入る1ヶ月ぐらい前に数回、歩荷をやっておくことは、実際の冬山でのパフォーマンスの向上に役立つものと思われます。
昔から先輩たちが経験的にやってきて,冬山前の歩荷が山岳会のノルマになっていたりするのも,あながち理由のないことではなかったのです。
もちろん、精神力を鍛える意味も大きいしね。


こんなすごいトレーニングをしている友人もいます
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by s_space_s | 2006-12-11 18:14 | 山登り | Comments(2)
Commented by タロー at 2006-12-15 10:22 x
久々に私も昨日、鈴鹿にボッカしに行ってきました。
年末はNaoto君と穂高の予定なんで少しは鍛えとかんと彼に出し抜かれますからね(笑)
体力的にはそれほど問題なかったですが最近、洗い物と娘の抱っこで腰痛が再発(泣)
年末までに治るか…心配です。
Commented by すー at 2006-12-15 19:46 x
わしも腰痛があるので,体を使うのもだましだましの感じです。
相棒殿は気合がはいっているみたいですので,沢山荷物を持ってもらってはどうですか?


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