blog版 がおろ亭

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2006年 12月 20日

樹影譚

丸谷才一の短編が3つ収められている短編集。
表題作のほか「鈍感な青年」「夢を買ひます」
どの作品も素晴らしい。

特に表題作の「樹影譚」。
べつに夢の世界のことを描いているわけではないのだけれど、夢を見ているような気分になる。
1歳かそこらで見た、思い出せない記憶の話。
あらすじはこちら
この短編については,少し前に読んだ,村上春樹の「若い読者のための短編小説案内」にするどい分析が載っている。

「鈍感な青年」はちょっと奇妙な読後感がある作品。
青年24歳と娘20歳の初体験の失敗談。
若者らしい心の動きを面白く描いている。
わしらもこういう時があったような・・・。
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by s_space_s | 2006-12-20 18:39 | 読書 | Comments(0)


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