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2007年 11月 08日

マルコ・プレゼリ スライドショー

ロストアロー主催のマルコ・プレゼリ スライドショーに行ってきました。
池袋の豊島区生活産業プラザ 8階の小さな会場は知っているクライマー(ほとんど雑誌ですが)でいっぱい。
ぢゃんぼさんにも久しぶりに会いましたが、元気そうでした。
スライドショーの担当のため忙しそうで、あまり話はできませんでしたが。

スライドショーと言っても、1時間半ほどスライドをバックにマルコ氏本人がクライミングについて語るというもので、このような機会はめったにない貴重なものでした。

いくつか心に残ったフレーズ、話題をメモしておきます。(わしの感じたままです)
・クライミングに対する考え方は部族のような地元の山岳会で養われた。
 最後はまたそこに戻っていくであろう。
・大きな山に行けば出発しない言い訳は数えきれないくらいある(雪が多い、雪が少ない、風が強い・・・)。
 まずは出発する決心をすること。
 コンディションにかかわらずクライミングの成否はクライマーの個々の力にかかっている。
・クライミングの記録とは燃え尽きた後の灰のようなもの。
 (そこに残り火のようにダイアモンドが散らばっているかもしれないと坂下氏がフォロー)
・大きな山でも小さな山でもクライミングの本質は同じ。
 クライミングとは冒険であり、できると分かっていることをやっても意味がない。
・家庭から山に出るのは難しいことではない。難しいのは行く決心をすること。
・We are all going to die.(You are going to dieだったかも)
・どの山行が最も心に残るとか価値があったかとかはコメントできない。
 自分の子供が3人いるとして、どの子がいちばん可愛いと言えないのと同じ。
 (平山氏の質問に対して)

この人はクライミングをスポーツとしては捉えていない。

上映された写真もすばらしく、わしも雪と氷のある大きな壁に行きたくなりました。
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by s_space_s | 2007-11-08 11:02 | 山登り | Trackback | Comments(2)
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Commented by ワルテル at 2007-11-08 22:55 x
うー、東京はいいイベントがあって、住んでいればすぐに行けるところがうらやましーです。
 今となってはすっかり死語となった「スポーツ登山」なんて言葉が、KACに入ったころにはまだいわれていましたが、そのころからわしもクライミング(登山を含めて)をスポーツと言うことにはなじめませんでした。

ねえ、がおろさん、鬼蜘蛛ルートはさあ、ちょびっとあぶみも使ったし、リングボルトも打ったけど、19年も前に5.11のピッチを含む合理的なラインをグランドアップで開いたという点ではなかなかのもんだと思いませんか?レベルからすれば月とスッポンですが、今ぢゃんぼさんたちがやってることと、目指すものというか、ハートは同じだったと思いませんか?
 バガブーでも感じた、「痕跡を残さないクライミング」の魅力が今一番の関心事です。
Commented by がおろ at 2007-11-09 12:58 x
そうっすね。鬼蜘蛛はまさに冒険でした。
KACのメンバーは昔からきちんとクライミングを捉えてきていると思います。
道具と技術が進歩しているだけで、冒険というクライミングの本質は変わらないもんです。


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