blog版 がおろ亭

sspaces.exblog.jp
ブログトップ
2007年 11月 24日

ムーブM

伊木の岩場でMさんといって思い浮かぶクライマーは2人であろう。

お一人は,趣味が高じてクライミングジムまで開店してしまったG4さん。
伊木のラインの設定とボルトの整備はこの方とその仲間によって行われた。
あとお一人は,10年ほど前,伊木のフリークライミングエリアとしての可能性を追求し,求道的ともいえる活動をしてみえたM下さん。
わしより年配で笑うとコント55号の二郎さんにそっくり。
当時たまに伊木に行くと,いつもみえて,新しいルートについて色々教えてもらったものだ。

数年前からお見かけしなくなったが,左の逆層のハングに設定されたライン「ムーブM」5.11cのMは,M下さんにちなんだものである。
トップロープ課題だった頃はハングを越えてから右のカンテに出ていく設定だった。
スポーツルートの経験がほとんどなかったわしは,まずこの傾斜にびっくりした。
初めて登れたときはうれしかったなぁ。

その後リードルートとして整備されたラインは,ハングを越えてから左上し,一見つるつるに見えるスラブに這い上がるものでいっそうフィンガーパワーのいる課題になっている。
1本目は,岩質の関係か,割と難しいムーブをこなした上にあるので通常プリクリップの設定らしい。

今,南極へ行く前に休暇をもらって岐阜に帰ってきている。
このルートは春にR&Fのカジタニさんと触りに来ていて,可能性を感じていたので,出発する前に是非登っておきたかった。
幸い岐阜高専のM代先生が付き合ってくださるというので,南極へ送った後の残り物のクライミングギアをかき集めて伊木に向った。

何本かやさしいところでアップして,午後一で「ムーブM」に取り付く。
やってみたら,全然問題なくて,ちょっと拍子抜け。
それでも,宿題がひとつ片付いた気分で,気持ちよく帰ることができた。
今夜は旨い酒が飲めそうだ。

緊張の一瞬
e0064783_13421147.jpg

核心部を抜けて
e0064783_1346515.jpg

[PR]

by s_space_s | 2007-11-24 16:30 | 山登り | Comments(1)
Commented by カジタニ at 2007-11-28 22:58 x
RPおめでとうございます。
これでスッキリ?して南極にいけますね。


<< 風邪ひいた      忘れ物 >>