1 2009年 06月 27日
2009年2月22日(日)快晴 6時半起床。今日はタスマニアで最初の国立公園、マウントフィールド国立公園へ行く予定。準備をして7時から朝食バイキング。なかなか豪華。お昼に食うものも少し確保する。7時45分にロビーに降りると、すぐボトムビッツバスのワゴンが迎えに来る。わし、O主任、Aガイド、G隊員参加。ガイドのジェレミーは背の高いいい感じの青年。2年ほど静岡に住んでいたらしい。早速ツアー料金105ドルをそれぞれキャッシュで払う。他にギリシア人姉妹、中国人(オーストラリア在住)の学生3人、ジェレミーの彼女? 楽しいツアーになりそう。 バンはかなり飛ばしてホバートの郊外へ。広大な牧場と広い川が印象的。 ![]() 広大なホップ畑を始めて見た。タスマニアはオーストラリアビールで使う8割のホップを生産しているらしい。 ![]() ビジターセンターに寄ってからウォーキング。 ![]() 大木が倒れてできた洞 ![]() 樹齢?200年の羊歯が不思議な感じ。カモノハシのいるかも知れないポイントには魚が泳いでいた。 ![]() 歩きは散歩程度。ラッセルフォールは棚状の滝で水量は少ないが美しい滝だった。 このあたりで標高200mぐらい。 ![]() 滝の上流までで今日は通行止め。 ![]() センターに戻り車で上流の高原(1000~1200m)へ。植生が次第に変わっていくのが興味深い。 レモンの香りのブッシュを嗅いでみる。 ![]() 知らない花 ![]() ウォンバットの糞は何故か四角い。 ![]() ドブソンレイクを歩いて一周。りんご味の赤い小さな木の実。この池は氷河によってできた。深いところで2mほど。水は非常にきれいでそのまま飲める。 ![]() この湖の裏山にはトーロープ2機のスキー場がある。 ツイステッド・ガム(ユーカリ)とスノー・ガム。 タスマニアに原生林が残っているのは、ここのアボリジニが魚介類を好み海岸で生活し、森で火を使わなかったかららしい。 横に太い枝を張っても折れないよう強度を幹を捻らせて成長したツイステッド・ガム。 ![]() ![]() 非難小屋の外のテーブルでランチ。のんびりお話しながら素敵な時間だった。 ![]() バンでセンター方面に戻る。途中、氷河地形だと思うが、甲斐駒の仙水峠そっくりの場所を見学。 山屋のAガイドとわしだけ大興奮。 ![]() そんでもって次、トールツリートラックでセイタカユーカリの巨木を見る。 測量体験で樹高を図ってみたら・・・。 ![]() 83mもあった。このエリアの最高は105m。硬い樹木(針葉樹意外ということらしい)の中では最も樹高の高い木だそうだ。 ![]() 根元に寄ってみるとその巨大さがよく分かった。 畏怖の念を抱く。 ![]() タスマニアの原生林の現状 ビジターセンターに忘れたサンダルをジェレミーがもらってきてくれた。 次は野生動物センター。タスマニアデビル、ウォンバット、コアラ、オポッサム、カンガルーなどを見た。コアラとウォンバットの赤ちゃんに触らせてもらえた。大人しくてとても可愛い。この2種はとても近い種でよく似た点が多い。女性飼育員の説明が難しくて内容が分からなかったがO主任の解説がありがたかった。 ユーカリの葉には毒がありその解毒のためコアラは長時間寝るんやと。 またバンを飛ばしホバートに戻りその足でウエリントン山へ。頂上まで自動車で登れる。1270mの山頂からはホバートの町からずっと遠くの岬、山並みまで見渡せ見飽きない絶景。天気もよく、ジェレミーもゆっくり時間をとってくれるので、みんなリラックスして景色を堪能した。 ![]() 30分ほどで出発。途中で止まって湧き水をペットボトルに詰めてくれた。 ホテル玄関で降ろしてもらう。6時ごろ。参加者みんなにさよなら言って分かれた。 シャワーを浴びて6時半から夕食。まあ普通の肉と魚料理のホテルバイキング。 Aガイドたちは牡蠣を食いに出たが、わしは部屋で日記書きをしながらビールを飲んで読書して寝た。 ▲
by s_space_s
| 2009-06-27 10:53
| 旅行
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2009年 06月 27日
南極の帰りにタスマニアのホバートに寄りました。 2日ほどしか自由に動ける時間がなかったので、遠くへは行けませんでしたが、タスマニアの自然と美味しい物を少しだけ味わうことができました。 いくつか印象に残ったことをご紹介します。 土曜日だけ開かれるサラマンカ通りのフリーマーケット。 かなりの距離にわたって、いろんな工芸品や食べ物のお店が出ていて、大道芸人なども居たりして楽しい。 ![]() 看板が気になったが結局食べなかったので正体不明 ![]() アービングのペーパーバックを忘れたのに気がついてオーロラオーストラリスに歩いて行ってみた。 本は机の上に置き忘れてあった。 AAのクルー何人かに会い、簡単にお別れの挨拶をして戻る。 ![]() 帰りに港の魚屋兼シーフードテイクアウトのボートで牡蠣を食す。 ![]() レモンを絞って啜り込む。 この大きさ、新鮮さで半ダース6ドル。 ![]() 夜はG隊員と地モピーに大人気というイタリアンレストラン「ダ・アンジェロ・リストランテ」へ行ってみるが、やはり満員、空席待ち状態で諦め、サラマンカ通りのタスマニア牛の専門店「ボール・アンド・チェーン・グリル」でステーキを食べた。 ステーキが旨かったのはもちろんだけど、サラダーバーも嬉しかった。 ![]() ワインも少し飲んで2人で74ドル ![]() G隊員がどうしてもさっきのイタリアンへ行きたいと言うので、また行ってみる。 テイクアウトならピザを焼いてくれるというので、注文して外で待つ。 ホテルへ帰りながら食べたシーフードピザは絶品で、満腹のはずなのに食べれてしまった。 ホテルに戻り家につらい電話を掛ける。 ▲
by s_space_s
| 2009-06-27 10:28
| 旅行
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2009年 06月 26日
先日、職場の定期健康診断がありました。 最近はメタボリックシンドローム対策とやらで、ウエストを測られるようになりました。 「はい、力を抜いて~」 「ボヨ~ン」? 数値を見てびっくり。 前回のデータより6cmアップ! これはやばいと、昨日からジョギングを始めました。 久々に走ったので、今朝は脚だけでなく、腹筋や腰まで筋肉痛が。 今日も走るぞ~。(宣言しとかないと腰が上がらないので・・・) ▲
by s_space_s
| 2009-06-26 08:28
| 日常
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2009年 06月 15日
★プールサイド小景・静物 庄野潤三著、新潮文庫 弘前大学出張の際に読む。2回目。 舞踏 プールサイド小景 相客 五人の男 イタリア風 蟹 静物 夫婦の機微を暗喩を多用して描いている作品が多い。 庄野の描く妻たちは内向的な人間だ。 描かれる夫たちはその苦しみを感じ取ることができないときと、できるときがある。 「舞踏」、「プールサイド小景」は前者、「静物」は後者。 「静物」では日常の情景を切り取って並べてある、その空白の行間に深い悲しみが感じられた。 「相客」「五人の男」「イタリア風」のテーマが何であるか私にははっきり分からない。 ひょっとすると庄野自身にもわからないのではないかと思ったりする。 自分では理解しがたいが、書きとめずにはいられない事柄がある。 ちょうど画家がなにかを描きたい衝動にかられるように。 「蟹」はスケッチの楽しみか。 ★神の子どもたちはみな踊る 村上春樹著、新潮文庫 大阪の全国会議のための出張の際に読む。 UFOが釧路に降りる アイロンのある風景 神の子どもたちはみな踊る タイランド かえるくん、東京を救う 蜂蜜パイ このなかでは「蜂蜜パイ」が村上らしいと思う。 好きなわけではないが・・・。 比較的好きなのはタイランドかな。 息子は「かえるくん・・・」の素直なところがいいと言っていたが、肝心のキャラクターの魅力がいまいちに感じた。 ▲
by s_space_s
| 2009-06-15 13:26
| 読書
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2009年 06月 14日
2009年 06月 07日
NPO法人校舎のない学校が運営している坂内の茅葺の民家「竹姿庵」に行ってきました。 ![]() かみさんの音楽療法NPOの活動をここでもやる予定なので、その下見です。 この家は坂内の集落から揖斐高原スキー場へ向かう途中の諸家という集落の奥にあって、初めてだと少しわかりにくいです。 ホームページの写真などから、山の中の一軒家かと思っていましたが、周りには民家が集まっていて、こぢんまりした感じのいい村のなかにありました。 裏は雑木と竹林。庵の前には田圃と豊富な山の水が流れる用水があります。 用水には試験用の水力発電装置が設置されていました。 京都の大学生さんたちが合宿研修中でした。 近所の管理人の方が、切った竹を樋のように組んで、お昼の流し素麺の準備をされていました。 かみさんと車に積んであった太鼓などの楽器を下ろして、わしは近くの谷に毛ばり釣りに。 2時間ほど竿を出して遊んでから、かみさんを迎えに行くと・・・。 職場のバレーボールクラブや昼休みのバトミントンでよく遊んでもらった女性が校舎のない学校の事務局で働いていらして、話をすると、他にも知っている方の名前がちらほら。 世間は狭いなあと思いました。 こちらに竹姿庵の利用案内があります。 かみさんの仕事も済んだので、少し話をしてから、竹姿庵をあとにしました。 こんなところに住めたらいいなと思いました。 (かみさんは、まんざらでもなさそう。) ちょうどお昼になったので、坂内の道の駅で名物のダチョウを使った、ハンバーグ定食とコロッケ定食を食べて帰りました。 ちょっとした旅行気分の休日でした。 ▲
by s_space_s
| 2009-06-07 18:23
| 日常
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2009年 06月 06日
![]() 昔の記憶を辿って大きな滝を巻き上がると、岩魚の楽園が待っていた 雨が本降りとなり、毛鉤釣りには条件が悪い 毛鉤を沈めてながす 居ると思ったポイントで釣れると気持ちがいい ![]() ![]() ![]() 奥に二つの大岩が被さってできた暗い岩穴のあるプールがあった ほとんど流れのない水面に毛鉤を落とす 何回か誘いをかけると、黒い居つき岩魚がゆらりと岩穴から出てくるのが見えた 少しラインを緩め銜えるのを見届けて合わせると、ぐんと重い感触 抜きあげると24cmのよく肥えた雄の岩魚だった そろそろ引き返さないと、夕飯の準備に間に合わない 久しぶりの谷歩きでもつれる足をかばいながら、急いで谷を下った ▲
by s_space_s
| 2009-06-06 10:56
| 釣り
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![]() コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ ― 井伏鱒二訳詩「勧酒」原詩(五言絶句)于武陵 ― by gaoro タグ
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