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2015年 04月 26日

御在所岳、藤内壁前尾根~中道

ほんとに長年ぶりに御在所へクライミングに行ってきました。
思えば、ここを訪れるのは、バガブーのトレーニング以来です。

恥ずかしながら、裏道がこんなに変わり果てた姿になっていたとは知りませんでした。
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大堰堤

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昔は、しっとりとした木陰のアプローチだったのに。
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同行したSさんも、御在所は3年ぶりぐらい。
ワルテル師の情報で、前尾根は順番待ちを覚悟していたのですが、我々前後には他に2パーティーのみでした。
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前の1パーティーに先行させてもらったら、あとは追いついて来るパーティーもなく、静かなクライミングを楽しめました。

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久しぶりに登るヤグラはちょっと動きにくかった。

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尾根の上部の日陰には残雪がありました。
御在所岳の頂上に行ったことがないというSさんのご希望で、頂上に向かいます。
済州島の観光ポイントみたいな雰囲気です。
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下降は中道を使いました。
なかなか厳しい登山道ですが、裏道より変化があって楽しい。
このロープウェイの支柱は驚きの構造物です。
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面白いオブジェ
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帰りは道を間違えて、桑名まで行ってしまいました。







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by s_space_s | 2015-04-26 23:09 | クライミング | Comments(2)
2015年 04月 19日

この土日はいろんな人に会いました。

10時からコウムラと久しぶりに伊木でクライミングする約束なので、朝の数時間は家のことをしました。
まずは爺ちゃんを眼科に送っていって、その後、かみさんの味噌の仕込みを手伝いました。
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伊木に行くと、団体さんが講習会をしているような感じです。
狭い水路脇のフェンスと岩の隙間を抜けて広場へ行ってみると、お見かけしたことがある顔がちらほら。
岐阜ケルンの皆さんでした。

昔、一緒にインスポンに行ったO田さんやI野さんもみえて、タイムスリップしたみたい。
やる気のあるお若い方たちともお話しできて、楽しかったです。
豚汁やポテトサラダなど、わしらにもおすそ分けしていただき、お腹もいっぱいに。

A藤さんがメインウォールのてっぺんに出る裏道の上部の岩場(キューピー岩の裏側)にボルトを打たれた2ピッチのルートを初登させていただきました。
1ピッチ目は薄かぶりのボルト3本、10m。
大きなムーブで登れる楽しいルートです。10aぐらいかな。(A藤さんは10b評価)
2ピッチ目はキューピー岩の頭に向かってスラブを登るボルト3本、10m。
A藤さんのグレーディングでは10aとされていますが、5.7~8に感じました。
ルート名も無いそうなので、「裏キューピー」とでもしておきましょうか。

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久しぶりの割には結構、本数を登ったので、喉がからからです。
早めに切り上げて、一宮のコウムラの家の近所の「イタリでインド」という美味しい日本酒と焼酎が飲める店に行きました。
元々ピザとカレーの店だったので居酒屋らしくない店の名前です。
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肴は海ぶどうや生シラスなどの刺身。
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ぷは~!
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生大のあとは、藤市酒造の菊鷹 山廃純米吟醸酒の無濾過から美味い酒を次々と…。 

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コウムラの家に戻って、今度はワンカップ(結局酔えれば何でもいいのね)飲みながら、中学時代の女子たちのその後について、噂話に花が咲きました。

朝、目が覚めるともう6時過ぎ。
猫に餌をあげて、裏庭をすこしぶらぶら。
コウムラはあと1時間寝るというので、さいならして家に帰ってパンとコーヒーの朝飯。

午前中は2台の車のタイヤ交換をしてから。
午後は、N山さんに棘なしタラの苗を届けに行きました。
今日は雨だったので、N山さんも家にみえました。

美濃加茂の岩場のトポや岐阜市内の未公開岩場の情報をいただいたり、手作りのフキノトウ味噌をいただいたりして、わらしべ長者気分でした。
おまけに、雨があがったので美濃加茂の岩場を案内していただくスペシャルおまけつき。

岩稜歩きコースのある北尾根
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第3ゲレンデのヤマナカトラバースの前でご本人
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フキノトウ味噌といただいたトポ

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良い休日の過ごし方でした。



















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by s_space_s | 2015-04-19 21:12 | クライミング | Comments(0)
2014年 12月 11日

岐阜周辺の岩場情報

最近、ぼちぼちクライミングを再開しました。
昔から人の見向きもしないような岩場も含め、岐阜市周辺の岩場情報を集めてきました。
今では草に埋もれてしまったような所もあります。
こんな情報でも、なにかの参考にはなるかと思って、最近の情報を追加してみました。
ご笑覧いただければ幸いです。

HP版がおろ亭 クライミング

伊木山キューピー岩 中央ルート5.10a
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by s_space_s | 2014-12-11 18:09 | クライミング | Comments(0)
2014年 11月 26日

近況報告

無線LANの調子がおかしくなり、最近、更新できてません。
この2週間での出来事を簡単にメモしておきます。
ネット環境が回復したら、もう少し詳しいお話をしたいと思います。

しつこく半日沢登り
11月15日(土)
春日村の野原谷の左岸支流を登ってみました。
百山百渓にも紹介されていた谷です。
出合付近は滝が連続しますが、中間部は伐採と植林が迫ってきていて、少し荒れた感じ。
下降は左岸尾根を下降しましたが、末端が非常に急で恐かったです。
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源流まで詰め、894mピークまで登りました。
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Eボート長良川クリーンアップ作戦
11月16日(日)
エヌエスネットの活動で、岐阜市内の長良川をEボートで下りなら、河川敷の清掃を行いました。
大人5人、子供2人の参加で、のんびり川下りを楽しみながら作業しました。
かみさんも初めて参加して、楽しかったと喜んでいました。
良さんの報告

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すごい人にお会いしました
11月22日(土)
揖斐の猿谷左岸尾根から奥谷山を経て古ヶ池へ行ってきました。
奥谷山の手前で、百山百渓を書かれた日比野和美氏に偶然お会いし、その場で2人で座り込んで色んなお話を伺うことができました。
伺ったお話は後日。

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ブナの大木
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古ヶ池
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収穫の秋
11月23日(日)
連休中日は庭のキウイの収穫など家の仕事をしました。
ネットの効果が出たのか、大豊作でした。
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切り干し大根
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干し柿
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干しナメコ
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7年間何やっとったんやろう
11月24日(月)
なんと7年ぶりにコームラと伊木の岩場へ行きました。
ムーブMを登って以来です。
キューピーフェースという新しいエリアが出来ていました。
3ピッチ60mほどのラインが数本あり、なかなかの岩場になっていました。
開拓者のAさんともお話できました。
ytさんの頑張っている姿を見て刺激ももらいました。

キューピーフェース1ピッチ目 ボルト左限定で11a
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キューピーフェース2ピッチ目 10b
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同3ピッチ目 5.7
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11前半なら、まだ登れる感じです。
また登りに行きます。


その他
・ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」を読んでいます。すごく面白いです。
・メル・ギブソン監督作品「アポカリプト」を観ました。
 部族、文明の征服に関する物語で、上記の本を読んでいたので、よけいに興味をもって観ました。
・つげ義春の「リアリズムの宿」という短編マンガ集を購入しました。
 ついでに「ゲンセンカン主人」も読みたくなり、本棚から古い「ねじ式」を引っ張り出してきて酒飲みながら読んでます。
・スポーツ、トレーニング前の静的ストレッチ運動は避けるべきであるという記事を読みました。
 ガイド山行でも準備運動のメニュー見直しが必要です。
・古くなり水が染みてゴザ・テックスなどと命名していた雨具に撥水加工してみました。
 2回の雨中通勤で使いましたが、今のところ非常に快適です。やっぱりメンテは重要。




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by s_space_s | 2014-11-26 13:00 | 日常 | Comments(3)
2014年 09月 22日

剱岳八ッ峰Ⅵ峰Dフェース富山大ルート(1P目左バリエーション)

中学のバレーボール部のメンバーで、お互い中年になってから居酒屋「峠」で再開したコウムラと、長年の約束を果たすことができました。
コウムラは、学生時代から社会人山岳会に所属してクライミングを始めましたが、ある事故がきっかけでクライミングを止めていました。
一緒に飲むようになって、いつかまた劔の岩登りに行きたいといつも言ってました。
けど、わしもクライミングに関しては、ほとんど休止状態で、なかなか実現できずにいました。

今年になって何を思ったのか、コウムラが具体的な計画を提案してきたので、その真剣さにわしも久しぶりに登ってみる気になりました。
わしの技術は一昔前のものですが、コウムラの登っていた時代の技術はもっと古く、ダブルロープのロープワークやプロテクションの設置からトレーニングする必要がありました。

金華山や美濃加茂の岩場で何回も練習して、やっと8月上旬に計画した劔岳クライミングは台風の影響で延期になってしまいました。
今回は3日間晴天の予報が出ていて、気分も上々、余裕のクライミングかと思っていました。
しかし、1日目から雨が降ったり、ボケかけた中年おっさんパーティーのこと、色々ハプニングもあり、かえって印象深い山行となりました。

【山域】立山・劔
【場所】剱岳八ッ峰Ⅵ峰Dフェース
【日時】2014年9月13~15日
【コース】室堂~劔沢~長次郎谷~熊ノ岩BC~八ッ峰Ⅵ峰Dフェース富山大ルート(1ピッチ目左バリエーション)~BC~長次郎~室堂
【メンバー】コウムラ、わし
【天気】1日目:曇り夕方雨、2日目:快晴、3日目:曇り

9月13日(土)
バスに弱いコウムラは、当初、扇沢からの入山を希望したのであるが、時間とアルペンルートの料金を考えると立山駅入山のほうがメリットが大きく、立山駅入山に計画を変更した。
コウムラは酔い止めの薬を飲むと歩けなくなると言っていたとおり、雷鳥沢からの登りでふらふらになってしまった。

別山乗越で、熊ノ岩に行くのは無理だと言うので、今日は真砂沢まで行って寝ることにした。
コウムラは途中で酒を仕入れると言っていたのに、御前小屋でも劔沢でもその気配がない。
ふらふらでも、やはり下りは早く、長次郎の出合にお昼過ぎに着いてしまった。

真砂沢で宴会したそうなコウムラであったが、「ゆっくり歩いていれば夕方には熊ノ岩に着く。」となかば強引に長次郎に入っていった。
このころは、まだ晴れ間も覗き、落石だけ注意すれば、雪渓の状態もよい。
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白い花崗岩と雪渓は、バガブーを彷彿させる美しさである。と言ったら劔に失礼か。
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左岸に岩小屋のあるあたりで、雪渓が切れているところがあり、右岸のスラブに移ったり、左岸に再度渡渉したりするも、特に問題なく熊ノ岩に着いた。
コウムラは復活せず遅れているので、テン場の確保と水場の確認などしながら待つ。
既に10張りほどのテントが張ってある。
到着時にぽつぽつ程度だった雨が本降りになる。
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雨の中、コウムラ到着。
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コウムラが新調したエスパースのテントを張り、転がり込む。
やっぱりコウムラは酒類なしだった。
途中で計画変更したので、しかたないか。
可哀そうなので、担いできた発泡酒とバーボンをわけっこする。

ここで、バスの往復切符を失くしたことに気が付く。
どうも、室堂ターミナルでゴミを捨てた時に一緒に捨ててしまったらしい(涙)。

夜半まで雨が続く。
ツエルトでなくて良かった。
明日は壁が乾くまで待機かな。


9月14日(日)
夜明け前、小便に起きると、夜空に月が輝いていた。
水たまりには氷が張っている。
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壁に日が当たって来るまで、テントでのんびりする。
左の三角のフェースがあるのがDフェース。
富山大ルートは三角の右辺の少し上をたどるライン。
最後は日の当たっているリッジに出る。
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まだ、壁に日が当たっていないが、ぼちぼち出発。
取りつきには雪渓を渡って、ガレ場を登るとすぐ到着。
Cフェースとのガリーを少し入ったあたりにアンカーがあり、そこがスタートだと思ったが、コウムラが長次郎右俣に面したところの残置がスタートで間違いないと言うので、そこをスタートととした。

登り始めると、登山靴、ツエルト、水・食糧など担いでいるとはいえ、非常に難しいフリークライミングである。
手持ちの古いトポにはⅣ級・A0となっているが、最近のネット情報ではⅣ級程度との報告が多い。
トポにも被り気味とあったので疑問に感じなかったが、ずっと傾斜が強く、おまけにピンが古いハーケンのみ。
それも、かなり疎らでルートファインディングが難しい。
カムが決まるクラックがほとんどないのもきつかった。
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それでもなんとかフリーで1ピッチ目を登りきる。

この登攀内容について疑問を持ったため、後日、手元にある資料等で検証してみた。

・1979年山渓発行の「剣岳の岩場」の写真解説に掲載の1ピッチ目の写真が上の写真と全く異なる。
・同ガイドの解説でも富山大ルートのスタートはCフェースとの中間ルンゼに少し入ったところという記述がある。
・同ガイドは登山靴で登る前提で解説されているが、A0したとしても登山靴では極度に難しく、Ⅳ級とは思えず、A0の連続で登れるほどハーケンの残置がない。
・このあたりでガイドをしているワルテル氏に訊いてみると、氏もこのラインと思われるルートに取りついたことがあり、お客をリードして登るにはリスクがありすぎるので、途中から下降し、久留米大ルート方面から富山大に繋げたとのこと。
・ネットの記録でも富山大ルートよりも左手に紛らわしいラインがあり、取りつくも途中で諦めて下降したというものがあった。

結論としては、単なるスタートポイントの間違いで、三角フェース側の傾斜の強い部分を登ってしまったようである。
クライミングとしては非常に面白いラインだと思う。
グレードはよくわからないがⅤ級+ぐらいか。

憶えのルート図(クリックしてね)
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てなこともあり、1ピッチ目をフォローしてきたコウムラは、またもふらふら状態になってしまった。
ツルベで登る予定なので、コウムラにリードを交代したが、2ピッチ目は傾斜はないものの残置が少なく、確実なルートファインディングとクライミングが必要と思われた。
2P目スタート時点で迷いがありそうなコウムラの登りに不安を感じたので、申し訳ないがリードを交代してもらった。
以後、わしが全ピッチリード。

2ピッチ目
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3ピッチ目
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4ピッチ目の快適なリッジ
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4ピッチ目上部
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最終ピッチをフォローするわし。
バックに熊ノ岩のテントサイト。
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Dフェースの頭で大休止のあと、5・6のコル経由で長次郎雪渓に下降する。
まだ、お昼なのでCフェースを登る時間はある。
コウムラはCフェースを登りたがっていたので確認すると、ツルベで登る自信がないので次の機会にしたいとの返事。

Dフェースを振り返る
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熊ノ岩に戻って、残り少ない酒をちびちびやりながらのんびりする。
ここで、コウムラが自分もバスの切符が見つからないと騒ぎ出す。
(幸い、後になって地図の間から出てきた。)

クライマーの天国。Dフェースをバックに。
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八ッ峰Ⅴ峰のニードルとⅥ峰A・Bフェース
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夜、目を覚ますと、コウムラが煙草を吸っていた。
漂ってくる煙の匂い。
コウムラは今、何を考えているのだろうと思ったりするのであった。


9月15日(月)
翌朝、出発の準備をしていたら朝焼けをバックに八ッ峰のシルエット。
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熊ノ岩からテントを飛ばされたパーティーがあった。
テントは雪渓まで落ちてきてきちんと立っていた。
(人物の右上。白いテントなので見にくい。)

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中間部のガレ場
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長次郎雪渓は朝一でカチカチ。
軽アイゼンでは厳しそうだった。
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昨日、少しでも軽量化するためザックのフレームを外した。
それを再度ザックにセットしたのであるが、前後ろを逆にしたらしく、変なところが当たって非常に背負いにくい。
コウムラとは登っているうちに離れてしまい、後は淡々と歩くのみ。

室堂乗越から振り返る劔。
次はCフェースから本峰まで行ってみたい。
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御前小屋から剣山荘方面へ向かうハイマツ帯に大きなツキノワグマが入り込んでいると警備隊のお兄さんが監視していた。
雷鳥沢への下りでコウムラの後ろに付いて歩いていたら、山ガールを追い越したところで何故かスリップ。
(ホントは、邪念をおこしたから。)

室堂に戻ると草紅葉が始まっていた。
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みくりが池温泉でコウムラがビールをおごってくれた。







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by s_space_s | 2014-09-22 22:04 | クライミング | Comments(0)
2014年 07月 15日

大洞谷から笙ヶ岳(ゴルジュとヒルの1日)

いつも拝見しているblog「山へ行きたい!」に近場ですごいゴルジュがある大洞谷が紹介されていました。
Tsutomuさんの記録は5月なので突破が無理というか、する気が起こらなかった滝を登ったら面白いのではないかと思い、まっちゃんといしはらさんを誘って計画しました。
結局、まっちゃんは台風の影響で沢登りどころではなくなって不参加となりました。

大洞谷は情報とおり側壁の発達したすごい地形で、水線通しに遡行するには少し泳いだり、微妙なフリークライミングが必要でした。
雨が降ったり止んだりの天気で、ゴルジュの中で雨が本降りになってきたときはどうしようかと思いました。

天気のせいもあって、ヒルが無数に這い上がってきて、吸い付かれました。
ガスがかかって見通しが悪く、地図とコンパスを駆使して西尾根を辿りました。
少し尾根を間違えると急傾斜の地形で、シカの食害のため手がかりとなるブッシュもなく少し恐ろしかったです。

まず景観が素晴らしく、全ての滝が直登可能で、下降も含め非常に面白い沢登りができるところだと思いました。


【山域】美濃
【場所】養老山地、笙ヶ岳
【日時】2014年7月13日(日)
【コース】大洞谷~笙ヶ岳~西尾根下降
【メンバー】いしはらさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部)
【天気】曇り時々雨
【タイム】林道カーブ地点入渓7:10 林道終点12:00? 笙ヶ岳12:50~13:10 入渓地点15:00 
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取水堰堤を含め4つの堰堤を越える。
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突然現れた凄い廊下。
これが一の門?
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暫く歩いたところで、林道から降りてきた釣り師に遭遇。
朝、入渓の準備をしているときに林道を軽の四駆で登っていった方だった。
この辺りのプールには大物が潜んでいて、釣り師はフィックスを使って急斜面を降りてくるらしい。
釣り師には珍しくガツガツしていない方で、快く先行させていただいた。
暫く、釣っているのを見学してから、遡行再開。

二の門?
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いしはらさんが何か観察していると思ったら・・・
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ナガレヒキガエルの赤ちゃんがいっぱい
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三の門?
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ここの奥には8mほどの弱点がなさそうな滝F1が。
ロープを引いて底の見えない深い淵を泳ぐ。
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ハングしたカンテに取り付いてみる。
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気持ちいかった~!

ちょっと登ると次の二段F2 20m
二段目が、これも一見絶望的。
おまけに雨が本降りになってきた。
まずはカッパを着て、2人で思案する。
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もしかしてだけど、隠れた弱点があるんじゃないの♪
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2段目の上部はツルツルのスラブだが・・・
お?!
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いしはらさんなら登れる。
「ちょっと登ってきてみて~。」
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お願いします!
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実際、よう登ったな~って感じ。
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雨が強くなり、濁りと水滴で水中が見えず、歩きにくい。
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チョックストーンのF3
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ちょっと這い上がるのに苦労した小滝
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三条の美しいF4
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まだまだ廊下は続く
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ブルドーザーが引っかかったチョックストーン滝F5
仕上げに直登するいしはらさん
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林道終点付近は人工物の残骸や工事の爪痕がいっぱいで興ざめ。
笙ヶ岳への登山道と別れると、癒やし渓の雰囲気が漂う。
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原頭部はシカの食害のため毒のあるシダしか残っておらず歩きやすい。

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尾根に出ても、低木はアセビやドウダンツツジしか残っていない。
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頂上で靴を履き替えるのにスパッツを取ったらヒルがいっぱい潜り込んでいた。
チェックするとお腹や背中にもいっぱいくっついている。
ムーミンに出てくるにょろにょろみたいに寄ってくるので、のんびり休憩する気にもなれず、下山する。
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一箇所、隣の急な尾根に迷い込み、いしはらさんのルートファインディングに助けられる。
最後は送電線の巡視路を辿り、林道に降りる。
シカの声を何度も聞く。
車に戻ってもヒルチェックしながらバタバタと着替えして、早々に退散。


1時間ちょっとで家に帰れるので、余裕で夕飯に間に合いました。
かみさんのお誕生週間ということで、パーティー料理を息子が作ってくれました。
白ワインで乾杯。
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近場で充実、大満足の一日でした。






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by s_space_s | 2014-07-15 11:59 | 山登り | Comments(2)
2014年 05月 24日

美濃加茂高木山の岩場(南稜4ピッチルート)

今日も友人のKと美濃加茂の岩場に行ってきました。
今日はKが岩のピッチをすべてリード。
わしはブッシュや繋ぎのピッチをやりました。

右の大スラブ1ピッチ目
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2ピッチ目
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3ピッチ目
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4ピッチ目まで登って、懸垂下降の練習をしながら取付きまで戻りました。
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対岸の三角岩壁も面白そう。
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先週登った左岩稜を登っているパーティーがいました。
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コールしてみると、Right&FastのTさんとIガイドでした。
岩場の下まで行って少し話をしました。
Tさんのマシンガンのようなギャクは変わりなく、すごいクライマーになってしまったIガイドも好青年の雰囲気は変わらず。
懐かしかったです。
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お昼で切り上げて中華料理を食べて帰りました。
家に帰ってメールをチェックしたら、この岩場の整備をしてみえる、Y氏からメールが来ていました。
ご連絡すれば案内していただけるとこのとで、また楽しみが増えました。

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注意!
岩場への踏み跡のスタート地点である車止め(横のスペースから進入可能)された広場は駐車禁止との地元の方からのご意見がありました。広場の奥の道は公園の管理道路になっており、火事など大型車が入る必要があるときに障害となるとのことです。車は牛牧橋を渡った左側の空き地に止めてほしいとのことです。




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by s_space_s | 2014-05-24 16:42 | クライミング | Comments(0)
2014年 05月 17日

美濃加茂高木山の岩場

マルチピッチのトレーニングがしたいという旧友のKに付き合って、美濃加茂健康の森のある高木山の岩場に行ってきました。
取り付くまで半日ががりの岩場でした。

高木山の隣にある富士山。
結局、岩場を探して高木山の山頂までクライミングギアを担いで登ってしまいました。

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展望台のある高木山からは北面に2本の岩稜が望まれます。

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高木山西隣にも大洞穴を持った岩場がありました。
面白そうなので、洞穴の下まで登ってみました。
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洞穴は奥行きはあまりない大ハングでした。
水が浸み出しており、壁は緑の苔に覆われていました。

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今日は、山腹にあるマンガン採掘鉱跡やエイカン穴など穴によく入りました。

やっと見つけた、ここが、高木山の岩場です。
岐阜ケルンの人たちにアプローチを訊いて来ればよかったのですが、こんな岩場探しも面白かったです。
けっこうスケールがあります。
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最初に現れたフェースを登ってみました。
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Kは変な汗をかいていたのか、レンズが曇っています。
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時間がなくて2ピッチ登っただけですが、隣に見えた大スラブも面白そう。
近いうちにまた行こうということになりました。
百々ヶ峰の不動岩と似たような岩質(チャート)ですが、スケールとロケーションはこっちのほうが上のようです。





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by s_space_s | 2014-05-17 22:41 | クライミング | Comments(0)
2014年 04月 21日

奥美濃・夜叉壁中央ルンゼ(仮称)初登(宮城さんの記録)

岳人4月号のクロニクル欄に宮城さんの書かれた夜叉壁の記録が掲載されました。
当然ながら編集部の手が入って面白さが半減しているので、ここにオリジナル版をこそっと掲載させていただきます。
写真はこちら
ところで、岳人って8月号で東京新聞発行が終了するそうですね。
モンベル発行になるとスタッフとか編集方針とか変わるのでしょうか?

【山域】奥美濃
【場所】夜叉壁
【日時】2014年1月18日(土)
【コース】広野ダム~夜叉ヶ池~夜叉壁登攀~夜叉ヶ池~広野ダム
【メンバー】宮城公博 30(right&fast)、石原和宏 42(right&fast、岐阜テレマーク倶楽部)、
      石際淳 53(岐阜テレマーク倶楽部)
【天気】曇りのち雪
【タイム】広野ダム7:10 夜叉ヶ池登山口8:00 夜叉ヶ池11:00 夜叉壁へ出発11:45 夜叉壁登攀終了15:00
     登山口16:40 広野ダム17:50 
 

「奥美濃・夜叉壁中央ルンゼ(仮称)初登」
テレマークスキーとウィンタークライミングの融合

 

週末、予定があいてしまい、誰かパートナーはと探していたら、アイスクライミングのゲレンデに行かれるという石際・石原さん達に混ぜて頂ける事になった。「アイスクライミング?いいですね、僕もお邪魔していいですか?ところで、奥美濃に夜叉壁ってのもあるんですが・・・」と半ば強引に切り出してみた。
 

夜叉壁?どこだそこ?と、思われる方が多いかと思う。夜叉壁は奥美濃・三国岳と三周ヶ岳の稜線直下、 標高1000m付近に存在する岩壁帯だ。隣には夜叉ヶ池と呼ばれる、稜線上にありながら周囲230mの規模で存在する不思議な池がある。神秘的で非常に美しい場所で、夏はトレッカーに大人気となっているそうだ。夜叉ヶ池にはヤシャゲンゴロウという、この池にしか生息しない固有種がおり、レッドリストの絶滅危惧種で、夏期はボランティアの方々をはじめ、多くの人が環境保護に尽力しているそうである。
 

そんな夜叉ヶ池の側にある夜叉壁はスケールこそ大きくないものの、春~秋は極一部のマニアックなクライマーに極まれに登られているらしい。ネットでの記録の少なさから、登攀数はおそらく両手で数えられる程ではないかと思う。少なくとも積雪期の記録は未見である。実はこの課題、私がクライミングを始めて間もない9年以上も昔から温め続けきたのだ。あまりに長期に渡り、温め過ぎて、私自身、ここ数年は忘れてしまっていた程だ。
 

この壁の魅力を語り始めれば、きりがない。岩壁がそのまま稜線に突き上げるロケーションの美しさ、丸い樹林の山が連なる奥美濃という山域の中に有りながら、何故かここにだけ岩壁があるというアンバランスさ、名前の格好よさ、何より好きな漫画の舞台ともなっている事。僕にとって今すぐに行かない理由が無いような壁なのだ。
 

しかし、問題はずっとパートナーだった。長いアプローチに加え、冬にあの壁がどうなっているかは全くの未知数、行ってみて、全く登攀意欲を注がれない泥の斜面だったり、思いの他、傾斜がゆるくてほとんど雪で埋まっている可能性も有りうる。そのような事情から、大きな壁で高難度ミックスクライミングを志しているような、いきりたったクライマー達を、遠方からここ奥美濃に呼びつけるのはちょっと気が引けた。そう、この課題に取り組むには樹林の丸い低山の聖地、奥美濃への愛がないとダメなのだ。


つまり、奥美濃を主戦場とする石原・石際ペアがパートナーと決まった以上、もう夜叉壁しかありえなかった。
 

冒頭に書いた通り、もともとゲレンデアイスの予定だったお二人を、直前にかなり強引な誘い方をしたが、そこは奥美濃を愛するお二人、私の目論見通りすぐに快諾してくれた。流石の振る舞いである。
 

夜叉壁のネックはおそらく登攀そのものよりも、長いアプローチだと考えていた。日帰りの予定だったので、ワカンでは時間的に苦しい距離だが、3人交代のラッセルでなんとかこなすつもりでいた。しかし、テレマークスキーを愛用する二人の提案でテレマークでアプローチする事になった。ちなみに私はテレマークどころか、スキー自体、ゲレンデで数度の経験しかない。
 

当日未明、石際邸で車を乗り合わせ、朝方、広野ダムにつく。思ったより雪はしまっており、アプローチの林道をスキーで快適にとばす。ただの林道歩きでも、小さな葉っぱや、動物の糞、足跡、本当に小さな小さな山の生き物たちの息遣いまで見ている二人のいい山屋っぷりが目立つ。

林道が終わり、夜叉ヶ池の南尾根に取り付いてからは、スキー素人の私はもたもたしてしまっていたが、雪も少なく予定よりずいぶん早く、雪で埋まった夜叉ヶ池に到着することができた。実は時間的に偵察だけになる可能性も視野にいれていたので、これは嬉しい。壁のスケールを考えると、弱点を登れば登攀は2~3時間で済むとの目論見で、登攀を結構する事に決めた。スキーと不要な荷物を夜叉ヶ池にデポし、夏場登山道となっているであろうルンゼを150m程くだり、夜叉壁を見上げた。
 

「カッコいい。」
 

正直、想像の5倍は見栄えがした。小雪がチラつき、壁を白く化粧してくれているのもプラス要因だ。夏の写真では壁の全容はよくわからなかったが、大きな一枚の岩壁というよりは、急峻なリッジがいくつか並んでいるいう感じだ。どこを登ろうか迷ったが、回り込んでみていると、なんと、中央に見栄えのする氷瀑が現れるではないか。
 

1月とはいえ、基本的に温かい山域である奥美濃、それも標高1000mという低さにある壁で、まさか氷瀑が発達しているとは思わなかった。「これは冬ならではのライン、登らざるを得ませんね!」と、アイススクリューを持ち合わせていないにも関わらず、二人を強引に氷のラインへとお誘いした。ちなみに石際さんはアイスアックスを持ってきておらず、ピッケルとサブバイルという氷登りでは大変なスタイルだ。割と無茶な提案にも関わらず、二人とも笑顔で「任せますよ。」とまた快諾してくれた。
 

「まるで鹿島槍の氷のリボンみたいだ。チリ雪崩もでてきて演出にも余念がない。」
 

とは石際さんの言葉。氷瀑下の岩までラッセルし、ビレイ点をつくる。この手の岩場ではよくある事なのだが、ボロい上に、摂理がなくて支点作りに苦労する。私の夜叉壁への情熱を察し、全てリードさせてもらえることになった。持ってきたのが44mロープなので、ルートの長さを考えると氷瀑を抜けたところででビレイ点が作れない可能性がある。その場合、最悪コンテになると告げておいた。
 

まずは氷瀑までの雪壁をラッセル。雪もそこそこ降っていて寒いかと思って上着を着ていたのだが、すぐに汗まみれになる。暑すぎる。こんな気温でよく凍るものだと思っていたのだが、氷瀑に付けば、想像通りすぐ下を水が流れるカキ氷状のスカスカ氷だ。うむ、このスカスカ氷ならスクリューなど持ってきてたとしても使う余地がないので持ってこなくて正解だ。氷爆基部横の岩で支点をとると、あとは氷瀑を抜け口までランナウトで対応した。氷を抜けると雪壁になるが、案の定、ビレイ点が作れず、すぐにロープがいっぱいに伸びてしまいコンテになる。雪壁の途中に苦し紛れにアイスアックスを埋めて支点をつくり、その後は上部リッジ下までロープを伸ばし、カムでセルフをとって肩絡みでビレイ。フォローの二人を迎えた。
 

2p目は傾斜の強いリッジだ。小指ぐらいの藪がちょこちょこ生えており、それを掴んで登ることもできたが、せっかくなので奥美濃に似つかわしくないドライツーリングでガシガシ登っていく。なかなか楽しい!最後は気持ちのいい雪稜に飛び出した。周囲の景観はまるで北アルプスのようだ。フォローの二人を迎えると、二人とも笑顔だ。奥美濃でこんなクライミングができるなんて思っていなかっただけに、最高に嬉しい。
 

しかし、核心は登攀の後にまっていた。柔らかい登山靴でテレマークという変則スタイルなので、うまく滑れない。素人の私は当然として、ベテランスキーヤーの二人も苦労している。私はそうそうに諦めてワカンを履いて下り出し、スキーの調子の悪い石原さんも最後はツボ足で歩いておりる事となった。お楽しみのテレマークスキーとはいかず、苦労の下山となってしまった。ただ、林道はやっぱり早く、スキーの機動力を今更ながらに知らされた。
 

帰り際、「宮城くん、ほんとは山スキー楽しいから。靴さえ違えば楽しいから。」と繰り返す石原さんが印象的であった。
 

テレマークスキーとウィンタークライミングを組み合わせることで、また遊びの可能性が無限に広がった。

 

 

 


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by s_space_s | 2014-04-21 12:03 | 山登り | Comments(0)
2014年 02月 12日

荘川アイスフェース

荘川のOD-FARMにできたアイスフェースで遊んできました。
あまり大きく見えませんが、高さは8mぐらいだそうです。
横から見たのが下の写真。
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裏から見るとこんな感じ。
足場の中の階段を上ってトップロープをセットしに行くのですが、足場の中も氷の洞窟のようになっていてアイゼンがないと登れません。
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一緒に行った友人Kはアイスクライミングが始めてでした。
筋がいいようで上手く登っていました。
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始めはリーシュレスでやってましたが、すぐに腕がパンパンになって登れなくなってしまいました。
こういうツララ状の氷をダイナミックに登るにはフリークライミングをやってないといかんなあと痛感しました。
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11日(祝)はわしらの他、岐阜ケルンのKガイドら4人組、古川の2人組と盛況でした。
皆さんの登りを見せていただき勉強になりました。

昼過ぎまで遊んで、近くの蕎麦正でそばを食べて帰りました。
お手軽過ぎる感じもしますが、結構楽しかったです。















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by s_space_s | 2014-02-12 12:10 | クライミング | Comments(5)