1 2014年 03月 28日
御嶽から2週間たって、右膝の腫れは、ほぼ引いて階段も降りられるようになりました。 2年前に半月板と靱帯を痛めてから、ちょっとした無理で膝が痛くなることが何回かありました。 根本的に治すには手術するしかないらしい。 スポーツ選手でもないので、今更、長期のリハビリなどをする気もありません。 だましだまし膝とつき合っているうちに、今回の腫れや痛みがどのぐらいで治ってくるのか分かるようになってきました。 痛くて曲げることもできなかった膝が徐々に動くようになるのを、自分の体ながらある感動をもって観察しています。 風邪や捻挫みたいに命に関わる病気・怪我でないなら、たまに不自由な体になるのは自分の生命力を再認識するには興味深い機会のような気がします。 筋肉の場合なら回復の後の超回復に期待することも出来ます。 膝の怪我では、良くて元の機能に近いところまで、歳をとればだんだん回復する早さは遅くなり、元にも戻らなくなるのでしょう。 ほかにも、一生付き合わないといけない病気を幾つか抱えています。 深刻に考えるたちではないので、病気と怪我にぼちぼち付き合っていこうと、のんきに考えています。 ■
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by s_space_s
| 2014-03-28 17:25
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2014年 03月 17日
【山域】御嶽 【場所】御嶽南面、地獄ノ中尾根 【日時】2014年3月15・16日 【コース】地獄ノ中尾根~継母のコル 【メンバー】いしはらさん、わし(岐阜テレマーク倶楽部) 【天気】1日目:晴れ、2日目:晴れのち吹雪 【タイム】(1日目)御嶽自然湖9:00 尾根末端11:00 H2150テントサイト13:30 (2日目)テントサイト8:00 継母のコル10:30 テントサイト12:00 尾根末端13:00 自然湖14:30 1年前の前回は尾根末端まで林道歩きで辿り着いたものの、全くと言っていいほど雪がなく、偵察に終わってしまいました。 今回は長野県南部が大雪になったこともあり、ライブカメラなどで見る限り、昨年よりは雪がありそうです。 少々の藪漕ぎがあっても、時間的余裕ができるよう、1泊の計画を立てました。 天気予報も土日の晴天を約束しているようです。 計画は完璧に思えたのですが・・・。 前日、職場の歓送迎会があり、正座してお酌などしていたら、痛めていた右膝が痛み始めました。 おまけに、注ぎつ注がれつしていたら、もはや止めどもなく。 翌朝、なんとか寝床から這い出して、いしはらさんとの待ち合わせには間に合いました。 御嶽湖まで来て、予想どおり雪が残っていてちょっと気持ちが上向いてきました。 しかし、自然湖の駐車場ゲートまで入ってみると、が~ん! ご丁寧に林道の除雪がしてあるではありませんか。 またしても、スキーを担いで林道を歩き始めました。 濁川の左岸に渡る橋の手前でようやく除雪が終わり、スキーが使えるようになりました。 このあたりから眺める御嶽が一番格好いいです(これが大事)。 継母と剣ヶ峰のコルから斜め左方向に落ちているのが地獄の中尾根です。 ![]() 林道終点から尾根末端へは1回渡渉がありました。 昨年、笹の藪だった急斜面は辛うじて残雪があり、いしはらさんはスキーで上がって行きました。 わしは1回スキーを外し少し藪漕ぎしました。 台地に上がってしまえば、後はカラマツ、コメツガ、トウヒなどの原生林の緩やかな尾根をのんびり登ります。 素晴らしい雰囲気です。 ![]() テントはBDの底なしメガライトです。 まだ13時半なので、ベースを張っておいて登ってくることもできました。 けど、明日は絶対いい天気だと思っていたし、飲み会明けで体がだるく、膝の調子も良くないので、今日はのんびりすることに決めてしまいました。 ![]() いしはらさんの持ってきてくれたビールがめっちゃうまい。 二人であまり喋ることもありませんが、ウイスキーをちびちびやりながら、贅沢な時間を楽しみました。 夜は次第に風が強くなってきました。 スキーが飛ばされないかと心配になって外へ出てみると、黒い樹影の上に浮かんだほぼ満月。 怖いくらいの月明かりでした。 翌朝、明るくなってからシュラフから出ると、風は強いが青空が広がっています。 ハードクラストした斜面が、滑降の時間にちょうど緩むよう、8時ごろ出発しました。 森林限界のすぐ下までスキーで登り、そこでアイゼンに切り替えました。 雨が降ったのでしょうか、斜面に縦縞が刻まれています。 左右には白川の奥壁と地獄谷の奥壁がそびえ立ち大変アルペン的です。 この景色が見えただけでも来た甲斐があったと思いました。 隣の尾根の上をカモシカが走って逃げていきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 大斜面が、じゃーん! ![]() スリップしたらどこまで滑り落ちるかわからないので、ピッケルを出して慎重に登りました。 左手の岩場にガスが掛かっているなと思っていると、間もなく周囲はガスに包まれてしまいました。 遥か下のほうまで一枚バーンが続き、凄い高度感です。 ![]() 継母のコルのあたりまで登り、ガスが上がるのを待ちました。 風も強く、おまけに地吹雪で何も見えません。 諦めて、スキーを担いだまま下山することにしました。 地図とコンパスで方向を定め、氷化しているところは後ろ向きでじわじわ高度を下げました。 目標物がないので斜度も分からず平衡感覚もおかしくなりそうです。 ![]() ![]() ![]() テントを撤収して、下山開始。 ここからはスキーを使います。 モナカ雪とガリガリ君で痛めている膝が悲鳴を上げそうでした。 それでもスキーは速く、原生林の滑降は楽しい。 1時間ほどで林道まで降りることができました。 除雪終了点までスキーで滑り、後は雪のない林道をボコボコ歩きます。 途中で大きなイノシシ一家に遭遇。 車に着くころには、雪は雨に変わっていました。 あの大斜面が脳裏に焼き付いてしまい、近いうちにまた来るぞと心に誓うのでした。 4月に滑った記録 ■
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by s_space_s
| 2014-03-17 23:35
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2013年 11月 04日
雨上がりの休日、スペイン語の勉強にも飽きた お昼にトマトパスタを作って食べてから 車で揖斐高原へ出かけた 貝月ゲレンデは何年か前に閉鎖になったけど オフシーズンのゲレンデは 雪が降れば営業できそうな雰囲気 ![]() 登山道を途中まで歩いてみるつもりだったけど 時雨に濡れた紅葉のゲレンデが寂しすぎて 膝も痛いし歩く気も起らず車に戻る いったい何をしに来たんだか 紅葉のドライブを楽しむ柄でもねえだろう 追憶のゲレンデ ■
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by s_space_s
| 2013-11-04 22:47
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2012年 11月 26日
11月25日の連休最終日に恒例の立山初滑りに行ってきました。 移動性高気圧に覆われてこの時期貴重な好天のチャンスを掴むことができラッキーでした。 夏の初めに右膝を痛め,スキーをしても大丈夫か不安がありましたが,無理をしなければなんとか滑ることができました。 最後の1本の前に半月板がひっかかって異音がしたので,少し怖かったけど。 翌日も腫れなどはなくて一安心です。 期日:2012年11月25日(日) 山域:立山室堂周辺 メンバー:ながたさん,コザエモンさん,カトマンズさん,わし コース:室堂~一之越~御山谷滑降(2350mぐらいまで)~登り返し~富山大学立山研究室 ~浄土山とのコル~玉殿の岩屋あたりまで滑降~室堂山展望台~室堂 ルート図 ![]() バスの混雑状況が分からないので,かなり早めの朝3時に岐阜を出発,立山駅に6時半に着いた。 窓口には8時20分から切符販売と張り紙がしてあり,既に並んでいる人もいた。 今から並ぶのはちょっときついということで,7時半過ぎまで車で仮眠・朝飯で時間を潰し,それから準備をして並ぶ作戦とした。 わしらが並んで暫くすると,急に登山者が増えてきた。 結果的に1台目のバスに乗れたけど,臨時バスも出るようなのでもう少し遅い到着でもよかったかも。 室堂に着き準備して10:30発。 日焼けしそうなくらいの晴天である。 昨日もかなりスキーヤー・ボーダーが入ったみたいでトレースは100m道路なみの整備状況。 斜面もシュプールだらけ。 ![]() 雄山の雄姿 ![]() 新雪10cm程度の下はずっとしたまで締まり雪。 安全なのはいいけど,ちょっとがっかり。 御山谷へ滑り込んでみると,まあまあ気持ちのいい雪。 こちら側はだれもいないのがうれしい。 ![]() コザエモンさん。ヒューヒュー! ![]() 2350mぐらいまで気持ちよく滑り,登り返す。 地質調査が専門のながたさんによれば、御山谷の雪渓も氷河であるとの調査結果が出ているそうだ。 ![]() 一之越の手前から左の沢に入り浄土山へ向かう。 ![]() 富山大学立山研究室のあるピークの櫓。 エビの尻尾がいっぱい着いていた。 ![]() 浄土山手前のコルから右の沢に滑り込む。 適当に美味しそうなところをボトムまで滑り,室堂へシールで戻る。 4時の終バスまでまだ1時間あったので展望台までそのまま登り,最後の一発。 ![]() 3時半にターミナルに着く。 シーズン始めにしては良い感じで滑れたので,大満足でバスの人となった。 ■
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by s_space_s
| 2012-11-26 13:01
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2012年 08月 14日
今日はリハビリ登山で金華山を登ってきました。 コースは達目洞~東坂~瞑想の小道~百曲~東坂~達目洞。 時おりにわか雨が降る天気でしたが、ダブルストックでゆっくり歩きました。 へんなふうに脚を動かすと右膝がパキっと変な感じがするのが気になります。 何回鳴るかな、などとあほなこと考えながら、歩きました。 長良川の景色がいいねぇ。 ![]() 脚もなんとかもちました。 ![]() ■
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by s_space_s
| 2012-08-14 21:29
| 山登り
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2012年 07月 20日
クライミングもぼちぼち再開したいと思っていたのじゃが,膝に矢を受けてしまってな。 暫く様子見することになってしまってのう。 しょうがない。本でも読むか・・・。 ■
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by s_space_s
| 2012-07-20 19:37
| あほばなし
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![]() コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ ― 井伏鱒二訳詩「勧酒」原詩(五言絶句)于武陵 ― by gaoro タグ
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