blog版 がおろ亭

sspaces.exblog.jp
ブログトップ

タグ:沢登り ( 94 ) タグの人気記事


2018年 10月 10日

乗鞍岳土樋池踏査、大丹生池再訪

まっちゃんが、かねてから温めていた計画にご一緒しました。
純粋にそこに行ってみたい、地形はどうなっているのかという興味から出たものです。
登攀的に価値があるとかいうのではないのが面白い。

目的地は、乗鞍の土樋池です。
上流っぽく見える大丹生池や中間の堰止湖跡にも興味津々。
行ってみて地形がどうなっているかこの目で検証するのが大事だと再認識した山行でした。

e0064783_11333552.jpg
国土地理院の電子地形図にルート等を追記して掲載


地形的には池之俣発電所のある土樋谷川に流れ出るはずの土樋池の水ですが、ほとんどの部分が伏流しており、谷の中は苔むした巨岩のゴーロ歩きが延々と続きます。
中流には炭焼釜跡がありました。
シラビソなど針葉樹の森でどうやって炭焼をしたのか不思議でした。
e0064783_21152819.jpg
H1880mあたりに支流から水が流れ込むところがあり、波板などの人工物ときれいな池がありました。
e0064783_21152822.jpg
土樋池からは水が流れ出していました。
e0064783_21152898.jpg
池にはどこからも水が流れ込むところがありません。
ときおり底から泡が浮き出すので、伏流水が沸いているのかもしれません。
紅葉が素晴らしい。
e0064783_21161923.jpg

e0064783_21373693.jpg
ナラタケ豊作
e0064783_21161912.jpg
樺の皮で焚きつけます。
e0064783_20470038.jpg
e0064783_20470064.jpg
新規投入の丸飯盒デビュー
e0064783_20464803.jpg
火の粉が天に昇り、天の川に白鳥座
e0064783_20470093.jpg
池の水で自炊。
途中で採ったキノコで作った具沢山ラーメンがうまかった。
e0064783_21161899.jpg
まっちゃんの持ってきた、レメディに使うアロマエッセンス?入りのブランデーで静かに夜は更けていきました。
夜中にフクロウが鳴いていました。


朝は濡れた地下足袋が氷っていました。
e0064783_21152914.jpg
湧水のせいか湖面には霧が
e0064783_20471747.jpg

一段上流にある堰止湖跡
水流の跡はありましたが、水がない。
上から眺めると、気分はもうジャングル大帝。
e0064783_21161868.jpg
大丹生池下の急斜面
ほとんど沢型がありません。
e0064783_21374627.jpg

大丹生池には雪のある時に来たことがありました。
e0064783_21374328.jpg
雪がないときのほうが神秘的な感じです。
e0064783_21161845.jpg
上流からかなりの水量の沢が流れ込んでいました。
大丹生池の水は土樋池のほうではなくアザミ平のほうへ抜けているのでしょうか。
e0064783_21161808.jpg
土樋池谷の下降は、まっちゃん流に言うと「不快調」そのものでした。
エノモトさんの記録にあるとおり、落とし穴がそこら中にあり、わしはその一つにやられてしまいました。
その後は、足をひきずり、まっちゃんを待たせながら我慢の下山になりました。

滝登りもナメ床もゴルジュもない沢歩きでしたが、充実した~!と言える山行でした。
大丹生池、土樋池のあたりにはスキーでまた来てみたいと思います。


籏鉾のバス停横にあった石碑が気になりました。
e0064783_21534160.jpg
以下に引用します。

史跡
石碑「無盡秀全 三十六童供養塔」 員数 一基

明治初期、木喰行書「無盡秀全」が乗鞍岳への登山道を開き、沢上集落から乗鞍岳頂上までに、三十六本の石製道標を設置した。
この道標は1本約二百キロで、童子が刻まれている。現在は肩の小屋から頂上までに三体の像が現存している。
丹生川町地内には、この行書が木っ端により書いた掛け軸が多く残っている。

平成十四年七月二十四日 指定
高山市教育委員会

下山後湧いてきたいくつかの疑問について、飛騨山岳会の諸先輩に質問してみました。





[PR]

by s_space_s | 2018-10-10 22:31 | 山登り | Comments(2)
2018年 10月 01日

石徹白の鍋倉平(美濃禅定道)

白山順禮というサイトに、白山中居神社から尾根や谷筋を辿り大杉のある今清水社まで通じていた禅定道を歩いた記録が載っていました。
わしは今まで、中居神社から大杉までは昔も石徹白川沿いに道があったと思いこんでいました。
この古の道に興味が湧いてきました。

上記のサイトの管理人の方は、想像するに修験者ではないかと思います。
昔の禅定道周辺を季節を問わず何回も歩き、礼拝所で念仏をあげられています。
この時も1日で昔の道を往復してみえます。
相当、健脚な方です。
地図を公開されていないので、文面からルートを想像すると、こんな感じになりました。
(クリックしてね)
e0064783_14555112.jpg
この地図を作っていて思い出したのが、6年前、石徹白文化祭を見学したとき、小学校の廊下に掲示してあった絵地図です。
この地図は、聞くところによると、石徹白にみえた先生(役場の方?)が書かれたもの。
かなり以前にはインターネットにも公開されていました。
国土地理院の地形図を基に、美しい手書きで石徹白地区の史跡や地名、湿原、谷、滝などのランドマークが記載されていました。
残念ながら、現在は公開されておらず、ダウンロードしとけば良かったと悔やまれます。
e0064783_20013795.jpg
小学校でこの地図を見たときに、コザエモンさんと何枚かに分けて写真を撮りました。
この地図なら、禅定道のコースも描いてあるかもしれないと思い、外付けのハードディスクに入っていた写真を確認すると、ちゃんと禅定道が描かれていました。ラッキー!

さっそく地形図に写してみました。
女人禁制で女性はここで帰されたという美女下平の美女下社跡。
立山の美女平となにか関係があるのでしょうか。
伝説のある斧石(よきいし)、犬石。
垢離かき場など、興味深いものがいっぱい並んでいます。
e0064783_15475979.jpg
雨模様の休日、やることがないので鍋倉平に行ってみました。
ルートは禅定道ではなくナベクラ谷からの往復です。
ナベクラ谷は、鍋倉平までは非常に傾斜の強い谷で、途中2段10mほどの滝があります。
e0064783_15484098.jpg
鍋倉平は広い平坦地で、不思議なところでした。
よくあることですが、谷は地形図の水線とは違うところを流れています。
絵地図にあった水芭蕉は確認できませんでした。
石徹白の周辺では出作り・焼き畑が昔から行われてきましたが、このあたりも人が住んでいたのかもしれません。
現在は、平らな部分は全て杉の植林となっています。
e0064783_15484419.jpg
上流二俣まで遡行し戻りました。
そのうちに、コザエモンさんを誘って中居神社から大杉まで通しで歩いてみたいと思っています。




[PR]

by s_space_s | 2018-10-01 20:18 | 山登り | Comments(4)
2018年 09月 06日

山越えして岩魚の谷へ —釣れないのは腕のせい?—

白山のちっちゃな谷のそのまた源流へ山越えして行ってみた。
尾根の乗越まで1時間くらい。トチ、ブナ、ミズナラの林床は低い笹で歩きやすい。
e0064783_21402915.jpg
イワウチワの群生する歩きやすい尾根をどんどん下る。
e0064783_21403232.jpg
目的の谷まで2時間かからなかった。
かなり水量もあり、岩盤主体のりっぱな谷である。
ここも先日の豪雨の影響を受けているようだ。
支流からガレが押し出している。
e0064783_21411407.jpg
地形図から想像していたのは、岩魚の楽園のような平流であった。
ところが、しばらく登ると予想に反して谷がゴルゴルしてきた。

e0064783_21412030.jpg
そして、遂に恐れていた滝場。
e0064783_21412334.jpg
廊下状がしばらく続き・・・
最後の滝。5m、2mの2段。
を抜けてほっとする。
e0064783_21413002.jpg
その後はゴーロとなるが、またも支流の伐採斜面から土砂の流出。
e0064783_21403575.jpg
この支流を分けてからは、魚影が走るようになる。
掛かるのは20㎝以上の良い型が多い。
けど、きっちり合わせたはずの魚が、取りこみの最中に外れることが何回もあった。
遊びなので、魚に逃げられても、さいなら~。って感じだが、尺物が水際で外れて、淵に戻っていくのを見送るのは悔しい。
e0064783_21410179.jpg
フッキングした魚が落ちてしまうことは、仕掛けの短い提灯釣りではよくある。
けど、今日は明らかに頻度が高い。
こういう時は、まず毛鉤の針先(ポイント)が鈍っていることが多いので、チェックする。
指の爪に斜めに滑らせ、引っかかればOKで、滑るようならダイヤモンドヤスリで研ぐ。

ポイントはそれほど鈍っていなかったが、念のため左右面と外側を研いだ。
使っている毛鉤は自分で巻いたものだが、研いでいて気になることがあった。
明らかに、ポイントがゲイプ側に巻き込んでいるのだ。

源流の滝

e0064783_21413241.jpg
最源流までイワナは生息していた。
納竿して支流を15分ほどで尾根に着く。
尾根上にはりっぱな道がつけられていた。

e0064783_21414108.jpg
なんと、この道が林道まで繋がっていて、鼻歌気分で車に戻れた。
豪雨の影響が納まったころ、また行ってみたい沢だ。


帰ってから、気になったフックの形状について調べてみた。
ポイントが内側に曲がっている形状のことを「ネムリ」というらしい。
e0064783_15272359.jpg
効用としては、
飲み込まれた鉤が喉の奥に引っ掛かりにくく、口元まで出てきて刺さる。
一旦フッキングすれば外れにくい。
構造的に鉤が折れにくい。
底石などに根がかりしにくい。などなど

マイナス面としては、
すっぽ抜ける確率が高くなる。
口を閉じてないとかからない。
ネムリが組織を切るためバーブが効きにくい。
早合わせに向かない。などなど

ということで、早合わせ勝負的な提灯毛鉤には向かない形状のようだ。
フライフィッシングでは状況によって頻繁に毛鉤を交換するのが普通だ。
テンカラの場合、流し方や誘い方で対応することが多く、面倒くさがりのわしなんか、数回の釣行を同じ毛鉤で通すこともある。
なので、巻くときは耐久性重視のマテリアルを使っている。

今回のことで、おかしいと思ったら面倒がらず、毛鉤を換えてみることが必要だと思った。
機会があれば、ストレートゲイプのネムリのないものと比べてみたいと思う。




[PR]

by s_space_s | 2018-09-06 08:28 | 釣り | Comments(0)
2018年 08月 27日

姉川支流矢谷から1110mピーク尾根下降

【山域】伊吹山地
【場所】姉川支流・矢谷
【日時】2018年8月26日(日)
【コース】甲津原~矢谷~左岸1110ピーク~尾根下降
【メンバー】ヤマダさん(日本山岳会岐阜支部)、わし(岐阜テレマーク倶楽部) 
【天気】曇りのち晴れ
【タイム)矢谷出合6:50 1110mピーク10:45~11:05 矢谷出合13:00

ルート図(クリックしてね)
国土地理院の電子地形図にルート等を追記して掲載
e0064783_11440730.jpg
白山の谷へ行く予定でしたが、台風後もすっきりしない天気との予報にびびって・・・。
ブンゲンにも登らず・・・。
何とか予定コースは踏査できました。

日比野さんの続・百山百渓に矢谷の記録が載っています。
なんと日付が1989年2月26日の雪の日。
それも、ブンゲンまで3時間で遡行してみえます。

動き続けてないと凍えるような日だったのでしょう。
多分、日比野さんも楽しくなかったのだと思います(かってな想像です)。
記録にはナメ床が発達した谷との記述のみで、いいことが書いてない。
なので、これまで遡行の候補にも上がらなかったのでした。

暑い夏の日にシャワークライミングすると気持ちのいい沢です。
わしらはボルダリングのようにラインを設定して楽しんだり、生物を見つけては観察したり。
ゆったりとした時間を楽しみました。
ブンゲンにこだわらなければ左岸尾根を下ると便利です。
適度に難しい分岐もあるので読図の練習にも最適です。

前半はナメ床と大きなプールをもった手ごろな滝が連続します。
両岸が植林なのが惜しい。
e0064783_20115393.jpg
e0064783_20123860.jpg
e0064783_20123851.jpg
岩棚の滝
e0064783_20123886.jpg
棚に這い上がるヤマダさん。
うぉりゃー!

e0064783_20114768.jpg
くの字滝を攻める。
e0064783_20114796.jpg
連瀑帯の大スラブ滝は水量の多い左のチムニーラインから。
スリップしたら滝下までウォータースライダー。

e0064783_20113164.jpg
これは遊べなそうなので、あっさり巻いた。

e0064783_20114798.jpg
920mの二俣
右は滝の上に大岩が乗っかってます。
e0064783_20113850.jpg
少し戻って左岸支流から1110mピークを目指しました。
ほとんど藪漕ぎなしでピークに着きました。
クマが登った爪痕のたくさんあるブナの木の下で昼飯。
e0064783_20113185.jpg
コンパス・地形図を出して、2人でああじゃこうじゃ言いながら尾根を下りました。
廃道になったススキだらけの林道に出ましたが、暑いので谷に降りてクールダウンしながら戻りました。

e0064783_20113860.jpg
甲津原の「奥伊吹ふるさと伝承館」に寄りました。
入口から中を覗いていると、昼寝していた年配の管理人さんのところへ近所のおばあちゃんが訪ねてきました。
お二人が上がりなさいというので、中を見学させてもらいました。

ヤマダさんと熊の剥製を見て話をしていると、管理人さんがこのあたりの熊の話を色々聞かせてくれました。
熊は木から降りるときはどしーんとお尻から落ちてくる、だとか。
正面向いている熊は何もしない。後ろ向きの熊は危ない、だとか。
人間は熊より背が高いで、熊も怖がっている、だとか。
e0064783_20123864.jpg
木に登っているもう1頭の熊が、毛が茶色で何か変なので管理人さんに訊いてみると。
ツキノワグマではなく、何処かから持ってきたものだそうです。(多分、外国の熊)
「こんなもん、置いとったらあかんわ。」と管理人さん。
e0064783_20113198.jpg
江戸時代初期に建てられた民家です。
入母屋の破風に「水」の文字が面白い。
防火のための火伏せのまじないだそうです。
階段の横の湧水で顔と手足を洗わせてもらいました。

岐阜へ帰ると37度。




[PR]

by s_space_s | 2018-08-27 20:16 | 山登り | Comments(4)
2018年 08月 19日

山抜け

続・百山百渓の100番目に紹介されているのが、板取の滝波谷である。
わしもこの記録を参考に1992年5月に谷を遡行し滝波山を登った。
源流は、いわゆる癒し系の自然の残る谷であり、山頂までヤブ漕ぎなしで突き上げていた。

この谷が7月の豪雨で完全に土砂で埋まってしまった。
大滝の落ち口には今も白濁した水が流れ込んでいる。
e0064783_19013691.jpg
谷は土砂で埋まり、溜まっている砂や泥もまだ固まってなくて、泥沼のようである。

e0064783_19012927.jpg
支流には自然の堰止湖が出来ていたりする。
規模は小さいので、本流の土砂の流出とともに消失すると思われる。
e0064783_19012470.jpg
泥のゴルジュを遡行してみる。
何時崩れてくるかわからないのでひやひやものである。
e0064783_19011568.jpg

何本も大木がなぎ倒されている。
この大トチも倒れるのは時間の問題だろう。
写真では分からないが、幹のかなり高いところまで泥が付いていて、川床から10m以上の水位があったことが分かる。
e0064783_19011034.jpg
下の写真は林野庁のヘリ調査の画像である。
左にあるのは林道延長によって行われた伐採・植林斜面で、今回の山腹崩壊は人為的なものではなかったようだ。
この谷の回復に、どれほどの年月がかかるのか想像もつかない。


e0064783_19010243.jpg
滝波谷沿いに上穴馬村に抜ける山道があって、滝波山の東の白木峠を越えていた。
今回大滝右岸に、部分的に抜けているが、明瞭な道が残っているのが確認できた。

延々と続く泥ゴルジュに、滝波山は諦めざるをえなかった。
林道に上がり車まで戻った。
いつもは澄んでいる板取川本流が、雨も降っていないのに白濁し続けているのを見ながら車を走らせた。



[PR]

by s_space_s | 2018-08-19 20:06 | 自然 | Comments(0)
2018年 08月 17日

横谷〜大ダワ〜バイクランド右岸支流

【山域】奥美濃
【場所】坂内 大ダワ1067.5m
【日時】2018年8月15日(水)
【コース】坂内バイクランド~横谷~大ダワ~バイクランド右岸支流~バイクランド
【メンバー】ヤマダさん(日本山岳会岐阜支部)、わし(岐阜テレマーク倶楽部) 
【天気】曇り
【タイム】バイクランド8:30 大ダワ12:50~13:10 バイクランド15:00

ルート図(クリックしてね)
e0064783_20584053.jpg
ほんとうは、そろそろフリーをやろうと思っていたのです。
けど、天気がすっきりしないので、ヤマダさんと相談してお手頃な沢へ行くことにしました。
この沢の源流はtsutomuさんやmasaさんの記録で癒し系のいいところらしい。

昨年2月に大ダワの北面を滑っていて、その素晴らしい斜面がちょうど横谷の源頭でした。
登っていて気が付きました。
季節を変えて、また行ってみたいところです。


坂内川は干上がって水溜りになってました。
奥にあるのが横谷出合いの堰堤。
e0064783_20594441.jpg
最初は藪沢の感じでしたが、そのうち小滝がぽんぽんと出てきて、気持ちがいい。
e0064783_20592643.jpg
6m滝は右壁を登ってみました。

e0064783_21002672.jpg
沢がクランク状に曲がった先に滝が現れる。
e0064783_20592707.jpg
なんとなく登れそうなので、ラインを読んでいると、ヤマダさんが取り付いて・・・。
ハイステップで足を切るというジム的なムーブで登ってしまいました~。
わしにはあんなムーブ無理!
ロープを出してもらい、クラシックなムーブでフォローしました。

e0064783_21000064.jpg
この滝の上は、サワグルミの多い平流で、まさしく癒し渓。
左右の斜面はトチやブナの自然林です。
横谷通して植林は見かけませんでした。

H870mの二俣は、先のお二人は右をとっています。
が、左俣のほうが水量が多いし、10m滝が美味しそう。
三角点を狙うにもほとんど遠回りでないので、歓声を上げてシャワークライムしました。
e0064783_21005922.jpg
Goood!
e0064783_20593592.jpg
源頭の最初の一滴は湧水でした。
e0064783_20593558.jpg
右の中間尾根に乗ってから、コンパス直進で三角点を狙いました。
三角点で収束するので、ときどきコールでお互い位置を確認しながら、それぞれのタクティクスで前進します。
わしはピンポイント狙い、ヤマダさんは左エイミングオフ
地形的には後者が確実だと思いますが、現実は南のエッジに出てから西に進むラインが激藪で、結果的にわしのほうが少し早く着きました。

道標もマーキングもない三角点
e0064783_20593510.jpg
ツノハシバミの実がなっていました。
e0064783_20592766.jpg
下降は最短ルートで、バイクランドに降りている沢としました。
コンパス直進で大ダワの石灰岩大地を横切ります。
地図に表れない大きなドリーネが複数出てきて、惑わされました。

下降に入ってからは恐ろしい急傾斜。
シカの食害が進んでブッシュがなくなったら、とても降りれないところです。
夏毛のノウサギをみました。
アオバトが遠くでオカリナを吹いています。
e0064783_20594494.jpg
古い石組み堰堤がいくつもありました。
一か所、滝場もありました。
地形図にある堰堤に出て、やっと一息。
e0064783_20594430.jpg
バイクランド手前の尾根に見覚えのある十字架
e0064783_21000083.jpg
坂内の道の駅で食べたソフトクリームがバカうま。




[PR]

by s_space_s | 2018-08-17 17:18 | 山登り | Comments(3)
2018年 08月 14日

夏休み源流男キャンプ(北アルプス)

毎年、恒例の源流キャンプですが、いつものメンバーのコザエモンさん、イシハラさんの都合が合いませんでした。
今回は初めて、岐阜登高会のK先生と2人で行ってきました。
北アルプスの山越えした谷の支流です。

林道の入口に着いたら結構雨が降っていて、少しテンション下がり気味。
午後には上がるだろうという楽観的な予測でカッパも着ず歩き始めました。
林道は予定より手前で廃道化していて沢を詰めました。

尾根に上がると、トウヒ、シラビソの原生林でいい感じ。
e0064783_13230548.jpg
下降した沢は、地形図から予想していたのとは違い、ナメが非常に発達した沢で、驚きました。

e0064783_13240951.jpg
上部は凝灰岩や砂岩、下部は礫岩の珍しいナメ滝が連続して、本流まで楽しく下りました。
K先生は世界を股にかける地学の研究者。
面白いものがあるたびに解説していただきました。
e0064783_13175931.jpg
ほぼ、ナメ床とナメ滝の連続と言っても大げさではない。
e0064783_13230542.jpg
中流の魚止滝。お釜には大きな魚影が。
e0064783_13261686.jpg
花崗岩などの詰まった礫岩の滝は、ホールド豊富
e0064783_13121287.jpg
お昼に本流に着き、テンカラを振ってみました。
ノーヒット。


e0064783_13121238.jpg
手取層の植物化石
e0064783_13264737.jpg
目的の沢の出合から竿を出して登りました。

e0064783_13273031.jpg
すぐに様子がおかしいのに気が付きました。
この時期、開きだしに定位するはずの魚影が見られず、たまに岩陰からアタックしてくるイワナの出方がアマゴみたいです。
これを誘い出して、かつ、フッキングするのは少し難しかったかも。

e0064783_13274304.jpg
掛かる岩魚は良い型です。

e0064783_13270134.jpg
中流部まで来て、謎が解けました。
こうなったら、竿を畳んでキャンプ地を探したほうがいい。
少し登ると、山側がなだらかな砂地のあるいいとこを見つけました。

K先生はもう少し釣りたいということで、わしはウイスキーをやりながら、ぼちぼちキャンプの準備にかかります。
暫くしてK先生が良い型のイワナを2匹追加して下ってきました。
本日の釣果は十分すぎる8匹。

フィールドで焚火をしたいので世界の山へ地質調査に入るという先生の、年季の入ったひょっとこ姿。
北極圏から南極圏までいってみえます。
南極観測隊の大先輩でもあります。

e0064783_13254403.jpg
カワネズミがちょろちょろ歩き回っていました。
すぐ上流をカモシカが渡っていきました。
塩焼きがいい感じになってきました。
e0064783_13252669.jpg
本日のお品書き
岩魚の塩焼き、ムニエル、刺身、胃袋のオリーブ焼き、焼きなす、茹でオクラ、オクラのホイル焼き、茹でフランクフルト、ばくだん、飯盒の飯・・・
ビール、ウイスキー、ウオッカ
e0064783_13241082.jpg
キャンプの朝
e0064783_13183310.jpg
茄子と玉ねぎと岩魚の味噌汁、おこげご飯を入れて食べたら美味かった。

e0064783_13184695.jpg
予想どおり、岩魚も少しリセットされ、食いが良い。

e0064783_13121132.jpg
どんどん、魚籠が重くなっていく。

e0064783_13121143.jpg
ポイントが小さくなってきたところで納竿

e0064783_13172455.jpg
岩魚のアパート「みずなら荘」健在

e0064783_13121275.jpg
また、山越えして戻ります。

e0064783_13121200.jpg

心配なのが、せっかく持って帰ったイワナの鮮度。
K先生が急がれるので、付いて行くのが大変でした。
水流があるたびに冷やして車まで戻りました。

e0064783_13180510.jpg
最後に、地図も見ないで沢を下っていて、駐車した所より下りすぎ、タイムロス。
クーラーボックスに谷の水を満タンにして、岩魚を入れて帰路につきました。
東海北陸が2か所で事故渋滞、下道も土砂降りの雷雨で焦りましたが、家まで持ちました。


K先生から送っていただいた写真。岩魚がでかくない?

e0064783_13121101.jpg
何度でも行きたいところです。



[PR]

by s_space_s | 2018-08-14 15:11 | 釣り | Comments(0)
2018年 07月 30日

山越えしてアマゴの谷へ

コザエモンさんとの源流キャンプが中止になったけど、土曜日なら、まだ台風の影響がなさそう。
前から行ってみたかった、郡上の谷へ行ってきました。
この谷は、本谷の出合いまで行く道がないので、稜線から藪尾根を下降して中流部へ降りました。

尾根が複雑で予定の尾根を1本外してしまいました。
途中で気づいてリカバリーできたので、予定の地点には降りれました。
けど悔しい。

降りてみたら案外滝が多くて、中流部はドキドキものでした。
e0064783_06150393.jpg
予想どおりアマゴの谷でした。

e0064783_06142093.jpg
水がちょろちょろになる最源流まで魚がいることがわかったので、読図のリベンジも兼ねてまた行こうと思います。

中流の滝つぼで毛鉤をふっていたら、すぐ横の斜面で物音がしました。
顔を上げると、1mほどのところにある穴から、イタチが顔を出していました。
しばらく、じっと見つめあっていましたが、穴に戻っていきました。
山奥でイタチを観るのは初めて。





[PR]

by s_space_s | 2018-07-30 17:28 | 釣り | Comments(0)
2018年 04月 22日

この土日

暑かったこの土日
雪の遊びと水の遊びをしちゃいました。
(柳ヶ瀬は行ってません)

今年は雪融けが早いようです。
御嶽の草木谷シュートとだるまシュートをイシハラさんと滑りました。
e0064783_17471710.jpg
草木谷シュート
e0064783_17292070.jpg
だるまシュート
e0064783_17292039.jpg

日曜日はインドヒマラヤ遠征の打合せで知合ったヤマダさんと坂内のヨコ谷へ行ってきました。
もうシャワークライミングしてしまいました。
e0064783_17323516.jpg
ヨコ谷大滝20m
e0064783_17342778.jpg
岩くぐり
e0064783_17323545.jpg
ヤマダさんと久しぶりに楽山荘に寄ってハーケン(ピトン)を買いました。
最近はハーケンを打つような山行をする人が少ないのか、一番よく使うクロモリのハーケンが取り寄せでした。

家に帰って、たまらずビールを飲みながらなんかしています。











[PR]

by s_space_s | 2018-04-22 17:39 | Comments(0)
2018年 04月 13日

大平八滝 春日村

揖斐の谷の名前を検索していて、たまたまこんなサイトに当たりました。

-岐阜県揖斐郡春日村 美束 中山 で聞いたこと。-

春日村の地名や伝承、風俗などについて地元の方の貴重な口述や写真とともに紹介されています。
春日村の谷の名前についても細かく記録されており、参考になります。

素晴らしいサイトだと思います。




[PR]

by s_space_s | 2018-04-13 19:56 | 山登り | Comments(0)